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【ドイツ】ミュンヘン市内観光~王道おすすめスポット10選~

南ドイツの最大都市であるミュンヘンは、大都市でありながら伝統的な建造物が多く残り、ドイツらしい素朴な雰囲気が感じられます。ご当地グルメも多く人気観光地先です。

今回はミュンヘン市内観光王道おすすめスポット10選をご紹介します。

こんにちは!ライターMiruです。

皆さんはミュンヘンというドイツの都市をご存じでしょうか。ミュンヘンは南ドイツの最大都市でありながら、街はコンパクトにまとまっていて観光に人気の街です。ドイツらしい町並みや、自動車やビールなどの独文化を堪能できることでも有名です。

今回はミュンヘン市内観光王道おすすめスポット10選を、実際に訪れた筆者が紹介します。

おすすめシーズンや日数

ミュンヘンの観光名所は沢山あるものの、市内中心部に集まっているので 市内のみであれば1日~1泊2日で観光可能 です。郊外の有名観光名所である ノイシュヴァンシュタイン城を訪れる場合は2泊3~4日 あると良いでしょう。

おすすめシーズンとしては 日が長く暖かい春夏が快適でおすすめ ですが、毎年9月半ば~10月上旬にビールの醸造シーズン幕開けを祝う世界最大級のビールの祭典「 オクトーバーフェスト 」が開催されます。ビール好きの方に持ってこいですが観光客で混雑するので、興味がない方はこの時期に被らないようにすると良いでしょう。また、冬にはドイツ名物の クリスマスマーケット もあるので結論ミュンヘンは年中楽しめます。

では、おすすめスポット紹介に移りましょう。

中心広場周辺

マリエン広場(Marienplatz)

マリエン広場は、ミュンヘン観光の中心となる場所で周りには新旧市庁舎が立ち並び、広場ではイベントがよくおこなわれます。冬にはクリスマスマーケットが開かれることで有名です。

新市庁舎(Neues Rathaus)

マリエン広場の前に建っているのがミュンヘン新市庁舎です。19世紀末から20世紀初頭につくられたネオゴシック様式の豪華な建築物は圧巻の美しさです。屋上へはエレベーターで登ることができます。鐘楼の中には「グロッケンシュピール」というからくり時計があり、 32体の人形による劇が毎日午前11時、午前12時、午後5時のみ 見ることができるのでお見逃し無く!

ホーフブロイハウス(Hofbräuhaus am Platzl)

ミュンヘンで最も有名なレストランの一つである「ホーフブロイハウス」が、マリエン広場から近くにあります。16世紀に王立のビール醸造所として創業して以来ミュンヘンで長らく愛され続けてきた老舗レストランです。 ビールや白ソーセージ など、ミュンヘン名物グルメを本場で召し上がってみてください。

ノイハウザー通り(Neuhauser Street)

ノイハウザー通りは、カールス広場からマリエン広場までをつなぐミュンヘンど真ん中の歩行者天国大通りです。デパートやレストラン、土産物屋さんが並び、有名観光スポットもこの通り沿いにいくつかあり、歩いているだけでも楽しいミュンヘンのメインストリートです。

宮殿

レジデンツ(Residenz Museum)

バイエルン王国の一家が暮らしていたレジデンツは、建立に400年をかけたという壮大な宮殿で、ルネサンス、ロココ、バロックなど様々な様式が混在した珍しい建物となっています。豪華な部屋が130室並ぶ内装は必見です。

レジデンツ最大の見所は「アンティクヴァリウム(考古館)」 で、ドーム型の壁と天井に見事なフレスコ画が一面に描かれています。また、 「祖先画ギャラリー」 と呼ばれる出入り口付近の廊下には、ヴィッテルスバッハ家の王とその一族の肖像画が100枚以上も金の額縁に収められて展示されていて、とても煌びやかです。とても広いので、疲れたら緑あふれる庭園で一休みしましょう。

ニンフェルンブルク城(Schloss Nymphenburg)

ヴィッテルスバッハ王家の夏の離宮である「ニンフェルンブルク城」は、現在もバイエルン選帝侯の末裔の所有物で一部は住居として使われていますが、 一般公開されています 。宮殿も魅力的ですが、何よりとにかく 広大な庭が見どころ で、すべて周ると2時間ほどかかるため見学の際には時間に余裕を持って行きましょう。

ちなみに、更に1日観光時間の余裕がある方は是非「 ノイシュバンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein) 」訪問も検討してみてください。ミュンヘンから列車で2時間ほどかかりますが、王の悲劇的な死によって内部は未完のままである幻想的な城が見られます。 城内部は2024年まで改修工事が行われる予定 ですので事前に最新情報をチェックしてください。

教会・聖堂

聖ペーター協会(St. Peterskirche)

聖ペーター教会は、13世紀に起源を持つミュンヘン市内最古の教会です。 内部は無料で見学可能 で、頂上には展望台があり、有名な観光名所になっています。約300段の階段を上がった先にある展望台からは、フラウエン教会や新市庁舎など、ミュンヘンの美しい街を360度見渡せ人気です。現在も地元の方でミサが行われていて、 ミサの最中は写真撮影が禁止 ですので気を付けましょう。

聖母教会(Frauenkirche)

20年もの歳月をかけて建てられたこちらの聖母教会は「フラウエン教会」とも呼ばれ、タマネギのような丸い形をした二つの塔が特徴です。ミュンヘン市内中心部では100m以上の高さの建物の建築は禁止されているため、109mの塔があるフラウエン教会が一番高い建築物のようです。

2022年まで長い間改修工事が行われていましたが、現在再び見学可能となったばかりですので是非入ってみましょう。内部は無料で見学可能で、有名な見どころ 「悪魔の足跡」 以外にも、 美しいステンドグラスや祭壇画の「マリアの昇天」なども必見 です。

美術館

アルテ・ピナコテーク(Alte Pinakothek)

世界6大美術館のひとつ に数えられるアルテ・ピナコテークは1836年に創建された国立美術館です。王家が収集した14世紀~18世紀にヨーロッパ絵画や、イタリア・ルネサンス絵画などを中心に約7000点を展示しています。 ルーベンスの「最後の審判」 が見どころです。

ノイエ・ピナコテーク(Neue Pinakothek)

ノイエ・ピナコテークは、19世紀以降のヨーロッパ絵画や彫刻を展示している美術館です。アルテ・ピナコテークが古絵画であるに対し、ノイエ・ピナコテークは「ノイエ」という名前の通り新しい絵画を扱っています。日本でも名が知れている芸術家であるゴッホやルノワール、モネなどドイツ近代絵画やフランス印象派の作品が約5000点収蔵されています。 ゴッホの「ひまわり」 は特に見逃せません。

ミュンヘンを満喫しよう

いかがでしたか?歴史的建造物や名物グルメにアートも盛りだくさんなミュンヘンは、コンパクトでありながら観光名所は沢山あるので、できるだけ多く訪れたい場合は計画的に効率よく回ってみてくださいね。

やってみよっか?

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