【韓国】仁川空港vs金浦空港 どちらがおすすめ？それぞれの特徴と最新スポットも紹介
日本のお隣の国、韓国。
日本からも直行便で約2時間半の距離にありアクセスが良いので、短期観光に人気の国です。
首都ソウルでのショッピングやグルメが人気の理由でもありますが、近年は韓国ブームの影響もあり、ますます日本からの観光客も多くなってきています。
この記事ではソウルへ行く際に役立つ、ソウルの空港や空港近辺の最新情報についてまとめました。
20,000円超
事前準備(難度) ■
経験(難度) ■【比較してみよう】仁川か？金浦か？
ソウル行きの航空券を調べると、 ソウルには仁川（インチョン）と金浦（キンポ）2つの空港がある ことが分かります。
当初は、都心からですと「羽田 - 金浦」、「成田 - 仁川」の路線が一般的でしたが、近年は「羽田 - 仁川」の路線も就航が増えて、アクセスのバリエーションが増えてきています。
それぞれの空港からソウル市内への移動距離で考えると、金浦空港の方が近く、仁川空港の方が少し距離があります。
仁川空港はハブ空港 でもあるため、 空港内が広く、免税店などの施設が充実している のが特徴！また、 航空券代は金浦空港利用時に比べると比較的安く抑える ことができます。
金浦空港は市内へのアクセスが良く、 仁川空港に比べて 国際線の乗り入れが少ないため、入国審査での待ち時間が短い といった特徴があります。
成田空港と羽田空港をイメージすると分かりやすい
日本での場合、成田空港から都内へ行く場合が「仁川」、羽田空港から都内へ行く場合が「金浦」といった感じで距離感を捉えるとイメージが沸きやすいかもしれません。
また、空港の施設の充実度も高い成田空港が「仁川」、コンパクトで機能的な羽田空港が「金浦」といった感じで、なんとなく空港の雰囲気も似ています。
世界のハブ空港【仁川空港】
仁川空港は国際線からの乗り継ぎ便が最も充実している ハブ空港機能のランキングの第8位 ！
韓国の中でも1番大きな空港で、世界中の人々に利用されている空港です。
ハブ空港とは、各地からの航空路線が集中し、乗客や貨物を目的地となる他の空港に中継する機能を備えた地域の拠点となる空港のことです。
首都・ソウル特別市の西47kmに位置しており、大韓航空、アシアナ航空、チェジュ航空などが拠点仁川空港を拠点としています。
ソウル駅までの所要時間は空港鉄道(A’REX)利用で約40分 。
ターミナルは第1ターミナルと第2ターミナルに分かれており、第1ターミナルと第2ターミナルは、無料シャトルバスで移動できます。
免税店が充実
仁川第1ターミナル の免税店の総面積は約10,877㎡を占める規模の大きな免税店で、およそ230ものブランドが揃っています。
第1ターミナルにはANAやJAL、LCCが主に乗り入れをしています。
仁川第2ターミナル の免税店の総面積は約4,300㎡に170程のブランドが揃っています。第1ターミナルに比べると少ないですが、高級感のある店舗造りになっているのがポイント！
第2ターミナルには主にスカイチームに所属する航空会社が乗り入れています。
乗り継ぎツアーに参加
長い乗り継ぎ時間の際にあると嬉しいサービスのひとつが、空港が主催する観光ツアー。
仁川空港では、 乗り継ぎのための滞在時間が24時間以下である場合、仁川空港乗り継ぎツアーへの参加が可能 です。
空港施設内で楽しめる韓服体験やハングル工芸体験、仁川空港へ行く飛行機を近くで見ながら楽しめるゴルフツアーや、景福宮、仁寺洞などのソウルの観光地やショッピング街へのツアーなど種類も様々です。
無料のツアーも多いのが嬉しいポイント！乗り継ぎで仁川空港を訪れる際にはこのようなサービスを利用するのもおすすめです。なお、細かい条件等はホームページでご確認下さい。
仁川空港周辺のおすすめスポット
パラダイスシティー
パラダイスシティーは5つ星の高級ホテル「アートパラディソ」や、様々な飲食店を含むショッピングモールのほか、3,000点にもおよぶアート作品が展示される芸術の展示空間「パラダイスアートスペース」などを有する 複合エンターテインメント施設 です。
2017年に仁川・永宗島（ヨンジョンド）に開業し、総面積約33万㎡！東京ドーム7個分の広さを誇り、韓国最大規模の「外国人専用カジノ」やプール、チムジルバンまで充実したプレミアムスパ「シメール」などの施設が充実！
また、屋内型ファミリー向けエンタテイメント施設「ワンダーボックス」では様々なアトラクションのほか、夢のような世界が広がるショーも開催しているので家族連れにも人気です。
パラダイスシティーに宿泊しなくても、利用できる施設が多い のが嬉しいポイントです。仁川国際空港の各ターミナルから無料シャトルバスが運行していますのでアクセスも楽々！
ヨーロッパと韓国の雰囲気が融合した、仁川でホットなスポットです。
インスパイア・エンターテインメント・リゾート
インスパイア・エンターテインメント・リゾートは2024年3月にグランドオープン！ 韓国最大規模 、総面積約461,661万㎡、 東京ドーム約10個分に匹敵する広大な敷地を有する複合エンターテインメント施設 です。
こちらも仁川・永宗島に位置し、仁川空港からの無料シャトルバスが利用できるのでアクセスも抜群！
最上級のホスピタリティを提供する韓国最新のリゾートとして、2023年11月末にソフトオープンして以来話題のスポットです。
巨大な敷地内には、それぞれ異なるコンセプトの3棟の高級ホテルタワーでは1,275もの客室を有し、大規模なプールやアトラクション施設、ショッピング・ダイニング・エンターテインメントなど融合させた商業施設が充実！
「インスパイア・カジノ」は、韓国最大の外国人専用カジノで150台のゲームテーブル、約390台のスロットマシーン、160席の最新型ETG（電子テーブルゲーム）スタジアムを2つの階に備えた充実ぶり。
全長150mの没入型デジタル・エンターテインメント・ストリート「オーロラ」では超高画質のLEDスクリーンが壁から天井まで覆う広大な空間で、デジタルアートを投影し神秘的な世界を体験できるスポットです。
室内ウォーターパーク「スプラッシュベイ」ではトロピカルな装飾とガラスドームの天井で1年中暖かく楽しめます。
韓国最新！アジアの新世代エンターテインメントリゾートはぜひ訪れてみたいですね。
日本からの観光客に人気【金浦空港】
仁川空港とともに、ソウルの空の玄関口である金浦空港。
国際線と国内線の2つのターミナルがあり、 韓国の国内線の運航が主体ですが、日本や中国、台湾などの近隣諸国へは国際線も就航 しています。
金浦空港の一番の魅力はソウル市内までの近さ 。空港鉄道A’REX利用で、ソウル中心部まで約20分！東大門までは約45分とアクセスが良いのが特徴で、日本や東アジアからの旅行者にも人気の空港です。
今後は国際線ネットワークを拡大予定
現在、国際線は日本をはじめ東アジアへの就航がメインの金浦空港ですが、今後名称を「ソウル金浦国際空港」に変更予定！さらに 東アジア路線のネットワークを拡大 する計画があることでますます便利になりそうです。
金浦空港周辺スポット
金浦空港の周辺にはK-POPコンサート会場としても使用されている韓国初ドーム球場の 高尺スカイドーム や韓国サッカーKリーグ「FCソウル」のホームスタジアム、 ソウルワールドカップ競技場 などがあります。
また、ノスタルジックな写真が撮れる写真スポットとして人気なのが 航洞廃線道 。ソウルの都会の雰囲気から一変、思わず写真に収めたくなる風景に出会える場所です。
ロッテモール 金浦空港
金浦空港は韓国最大級の複合型ショッピング施設「ロッテモール」に隣接しています！
ロッテモール金浦空港店は、百貨店、ショッピングモール、大型マート、映画館、ホテル、文化ホールなど 多様な7つの施設が集まった韓国最大規模の複合型ショッピングモール です。
金浦空港や地下鉄駅からも直結 しており、アクセス抜群！スーツケースを預けることもできるので、荷物をどうしようかと気にする事なく、 日本への帰国前でも気軽に立ち寄れることで人気 です。
ロッテモールには大きなショッピングモールやグルメモールがあり、飲食店や化粧品、ファッションと様々なジャンルのショップが入店しています。
そのほかにも、電化製品を取り揃えている「デジタルパーク」、おもちゃ専門店「トイザらス ロッテマート金浦空港店」、食料品、化粧品コーナーや韓国土産を取りそろえる「ロッテマート 金浦空港店」や、「ロッテ百貨店 金浦空港店」などの施設もあり、とにかくショッピング施設が充実！
ホテルのチェックアウト後、フライトまで時間がある際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。
もう迷わない！仁川と金浦の空港のまとめ
アクセス重視で移動を楽に済ませたい方、ソウル市内での時間を多く過ごしたい方には金浦空港！
空港周辺のエンターテインメントに溢れる最新施設を楽しみたい方や、免税店をじっくりと見たい方は仁川空港をおすすめします。
みなさんはどちらの空港に興味がありますか？ぜひ、ソウルを訪れる際の参考にしてみて下さい。
出典・参考
やってみよっか？
