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【夏休み】2024年は韓国へ!海外初心者にオススメの航空会社6選|ポイントや違いを徹底解説

2024年は韓国旅行の当たり年。韓国が国をあげて観光客誘致の政策を打ち出しているので、2024年12月31日までは面倒な書類の提出がなく、パスポートさえあれば渡韓できるんです。

とはいえ、初めて韓国へ行く場合は、「どの航空会社を選べばいいのか…」まず、そこが分かりませんよね。

そこで今回は、あまり旅慣れていない方へ向けて、オススメの航空会社6選をご紹介いたします。

パスポートだけあれば渡韓できる理由

通常、観光目的で韓国へビザなしで行くには、電子渡航認証(K-ETA)を取得する必要があります。これが 2024年12月31日までは免除 となっているため、今は「パスポートだけ用意すれば」行けるんです!

ツアー?個人手配?どちらにしても航空会社を決める必要がある!

日本から一番近い国、韓国。はじめての海外旅行先として人気ですよね。でも、 旅行会社のパンフレットやガイドブックに、観光スポットやお店やホテルの紹介は載っていても、航空会社の選び方は書いていません。

「どんな観光プランにするか?」の前に、航空会社選びが重要!添乗員同行で観光込みのツアーを予約するにしても、航空会社が違うと値段が違います。

「安ければ良い!」という考え方もあるけれど、海外慣れしていない場合はちょっと待って!! 格安ツアーや航空券には安いだけの理由がちゃんと存在するんです。

そして、盲点なのが言葉の問題。 日本の会社であれば、機内の説明が日本語で行われますが、外国籍の会社だと韓国語や英語でのアナウンスになります。 飛行機に乗る機会が少ない方は特に、説明をちゃんと聞いておいたほうが良いので、日本の会社がオススメです。

LCCのコストカット!具体的には?

ちなみに、この10年で増えているLCCとは、ローコストキャリア。「格安航空会社」の略称で、JALやANAのような手厚いサービスを売りにする老舗の航空会社は、レガシーキャリアまたはFSC・フルサービスキャリアといいます。LCCのローコスト、安い理由は主に以下の4つです。

  1. 機内サービスの有料化とカット
  2. 座席数の最大化
  3. 受託手荷物や機内持ち込み荷物の制限
  4. 座席の選択も有料化

1: ソフトドリンクや軽食、機内食の無料提供をやめ、有料の機内食もメニューを絞って効率化 しています。またブランケットや機内エンターテインメント(映画や音楽番組)などのサービスを減らして、客室乗務員の数を最小限に。

2:大きなジャンボ機であれば、前の方に、ファーストクラスやビジネスクラスがあって、後ろにエコノミークラスというパターンが多いですが、 LCCの場合、すべてエコノミーにして、座席の間隔も狭めに設定 し、一機当たりの座席数を最大化する傾向にあります。

3: 貨物室に預ける受託手荷物は有料の会社がほとんど で、航空券と同時に申し込む場合、あとからWEBで申し込む場合、空港で申し込む場合で値段が異なるケースも。なので、 LCCで受託手荷物無料の枠がある会社は初心者向き といえます。機内持ち込みも、FSCなら「10kg以内」のところ、「7kg以内」の会社もあるので要注意。

4:「景色を見たいから窓側」「トイレに行きやすいように通路側」など 座席の希望がある時も、オプション料金 の場合があります。

オススメの航空会社6選

やっぱり安心 ANA(全日空)とJAL(日本航空)

自分の話で恐縮ですが、高校生の時にイギリスでホームステイをした際に載ったのがANAでした。日本語が通じるのが本当に心強くて、入国のための書類もガイドブックを見ながら書いて、CAさんにチェックして頂いて、無事に記入できました。

韓国へ行く場合も、救命胴衣や酸素マスクの説明を日本語で聞けるのが何より安心。 そして、のどが渇いた時にソフトドリンクをもらったり、寒かったらブランケットを借りたり、快適に過ごすことができます。CAさんに穴場の観光スポットやお店を聞いてみるのもいいですね。料金はLCCに比べれば高いですが、 受託手荷物の無料枠が大きく、お土産をたくさん買う方にもオススメ です。

また、航空会社のステータスが高かったり、クレジットカード会社の特典で ラウンジが利用できる場合は、ANAやJALを選ぶ理由になる と思います。

  • 安心ポイント:日本語が通じる。フルサービス。座席指定可。予約変更可(手数料あり)
  • 受託手荷物:1個あたり23kg×2個まで無料[エコノミーの場合]
  • 機内持ち込み:合計10kgまで
  • 成田と羽田、両方の発着便がある

仁川国際空港で第二ターミナル使用 大韓航空とジンエアー

首都ソウルに行く場合、金浦(キンポ)国際空港または仁川(インチョン)国際空港のどちらかを利用します。金浦のほうがソウル市内に近く、仁川はアジア最大級のハブ空港で就航している航空会社が多いのが特徴。

仁川では、利用者増加にともない、2018年に第二ターミナルが誕生しました。第一は巨大なので、ゲートから入国審査エリアまで歩くのも一苦労ですが、 第二は比較的コンパクト にまとまっているのと、 使用している航空会社が少ないので、出入国の手続きであまり並ばずに済みます。

  • 注意ポイント:機内のアナウンスは韓国語。チェックイン時は日本語可
  • 機内食:[大韓航空]あり[ジンエアー]有料。(要・事前申し込み)
  • 受託手荷物:1個のみ無料。[大韓航空]23kgまで[ジンエアー]15kgまで
  • 機内持ち込み:合計10kgまで

【実際に利用してみた感想】

2024年2月にジンエアーで仁川国際空港に着いた際は、出発時の遅延もなく、 「着陸→荷物の引き取り→出口」が約30分 というスムーズさでした。ソウル市内に行くための空港鉄道 A'REXも第二ターミナルが始発なので、慌てずに乗車できるのも推しポイントです。ちなみに、ジンエアーはLCCですが、大韓航空の子会社なので、地上・機内ともにスタッフの対応も良かったです。

一方、マイナス点としては、 第二ターミナルは免税店の数が少ない です。出国手続きをしてから、空港でいろいろお土産やブランド品を買いたい場合は、第一を使用する会社を選んだ方がいいでしょう。もっとも、 地下一階にオリーブヤングが入っている ので、最後の買い足しには便利です。

チェジュ航空

チェジュ航空は韓国のLCCで、 日本から韓国行の便は、成田、大阪、名古屋、札幌、福岡、那覇、広島、静岡、大分、松山の10都市から 飛んでいます。人気の秘密はそのチケット代の安さで、なんと片道5,800円から!運賃クラスは3種類あって、受託手荷物や機内食の有無の違いがあります。サービスは最小限ですが、地方在住であれば、わざわざ成田や羽田に出る必要がなく近くの空港から出発できるので、とても便利だと思います。

  • FLY(エコノミー):無料受託手荷物なし。機内食有料(要・事前申し込み)
  • FLYBAG(エコノミー):受託手荷物1個15kgまで。機内食有料(要・事前申し込み)
  • BIZ LITE(ビジネス):受託手荷物1個30kgまで。機内食あり。優先搭乗・優先チェックイン
  • 機内持ち込み:3クラス共通で合計10kgまで

エアー・ジャパン

2024年2月に就航したばかりの中距離国際線で、ANAの子会社です。 全席エコノミークラスで、シート前の広さはFSCのエコノミークラスと同等の約81cm。 LCC並みの低価格設定で、有料オプションを購入するとFSCのようなサービスを受けられるというイメージ のようです。現在の就航路線は、成田⇒ソウル、成田⇒バンコクの2路線で、4月からシンガポール便が始まるとのこと。

  • 安心ポイント:日本語が通じる
  • 機内食:有料。事前予約メニューと機内注文メニューが違う
  • 機内エンターテインメント:Wi-Fiで繋ぐとスマホやタブレットで視聴できる
  • 機内持ち込み:合計7kgまで
  • 受託手荷物:無料枠なし。1個23kgまで。利用料は航空券購入時3,000円、後日WEB購入3,500円、空港購入8,500円〈ソウル便の場合〉

【実際に利用してみた感想】

2024年5月に利用。成田での搭乗口が一番遠い場所だったのと、仁川での離発着も第一ターミナルのコンコースにある搭乗口(モノレールで向かう)で、 とにかく空港内での移動に時間がかかります 。足の悪い方やお子さんと一緒の際は少し大変かもしれません。

到着日は平日だったので入国審査は空いていたのですが、それでも出国ロビーに出るまで1時間。韓国から乗る際も、チェックインカウンターで「移動だけで40分かかる」と案内されました。到着時は特に時間が読めないので、A'REXやリムジンバスは事前予約をしないほうが良さそうです。

プラス点は、 就航したばかりで機内全体が新しいのと座席の間隔が広くてゆったり座れる こと。体の大きな男性にはLCCの座席はかなり窮屈なので、エアー・ジャパンの広さはオススメです。また、 全席にUSBポートがあってスマホの充電ができ 、食事用のテーブルとは別に スマホ・タブレット用のスタンドがついていて機内で映画が楽しめた のも、最新の飛行機という感じでした。

賢く選んで良い旅のスタートを!

日本初のLCCピーチ航空は、韓国行きの深夜便があったりして便利は便利なのですが、初海外が空港泊というのもハードルが高いので、今回は無理なく搭乗できる会社に絞ってご紹介しました。

また、LCCの中には遅延率が高い会社もあり、限られた旅行期間を快適に過ごすためには、信頼のおける会社を選ぶのも大切です。「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、自分にあった航空会社を探してみてください。

出典・参考

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