神奈川にある無料動物園のポテンシャルが凄すぎた ~のげやまどうぶつえん~
昔から動物が好きで、動物園や水族館にはしょっちゅう出かけていたのですが、子どもができてから都内はもちろんのこと、関東近郊の動物園や水族館にも精力的に訪れています。
そんな中、たまたま見つけたのが神奈川県にある「のげやまどうぶつえん」です。無料で入園できるこじんまりとした動物園なのですが、そのポテンシャルはなかなかのものでした。
のげやまどうぶつえんとは?
のげやまどうぶつえんは、神奈川県横浜市西区老松町にあります。みなとみらい地区を見下ろせる高台にあり、70年の歴史があるということです。
都心から行く場合、高速道路を利用した場合は1時間程度で、下道を通っても1時間半から2時間ほどで到着します。なんといっても嬉しいのが入園料無料という点です。その分、食事やお土産に回すことができますよ。
心臓破りの坂を上ります
この日は車ではなく、電車でのげやまどうぶつえんを目指します。渋谷からJR京浜東北線、もしくは横浜市営地下鉄の「桜木町」駅で下車します。
駅を出ると右方向に商店街が見えるので、商店街を通り抜けて動物園に向かいます。途中に何ヶ所か案内板があるので、方向音痴の筆者でも迷うことはありませんでした。
ただ、さすが「みなとみらい地区を見下ろせる高台」というだけあり、急な上り坂が続きます。駅から15分ということでしたが、小さいお子さんを連れているともう少しかかるかもしれません。
のげやまどうぶつえんに到着!
駅から歩くこと20分、快晴の空に浮かぶお日様に照らされ、汗だくになってのげやまどうぶつえんへ到着しました。お子さん連れの方は、着替えを忘れないようにしてくださいね。
レッサーパンダがお出迎え
入口でパンフレットをもらい、何をみようか子どもと相談。とりあえず順路がかかれていたので、その通りに進むことにしました。最初にレッサーパンダがお出迎えしてくれましたよ。
シロクマがいない!?
動物園に入り、右手に向かうと階段があります。階段を降りるとシロクマの家があるのですが、「現在、ホッキョクグマは飼育していません」と書かれています。
シロクマの人形(?)と一緒に写真を撮れるのでパチリ。
鳥がたくさんいます
のげやまどうぶつえんには100種類以上の動物が展示されていますが、鳥の仲間がたくさんいました。目についたものをいくつかご紹介しますね。
幸運を呼ぶ白いクジャク!?
シロクマの家を通り過ぎ、しばらく歩くと鳥小屋が見えてきました。「なんだか白くて大きな鳥がいるな」と思ったら、世にも珍しい(?)白いクジャクでした。
どうやらインドクジャクの変種らしいのですが、アルビノ(色素を失った個体)というわけではなく、ホワイトタイガーなどと同じく、白変種だということです。幸運を呼び寄せてくれるよう拝んでおきました。
ふらふらフラミンゴ
なんだかそんな歌詞の歌が一時期流行りましたが、園内には美しい色をしたフラミンゴもいます。ちなみに、フラミンゴが片足で立っているのは、単純に寒いからだそうです。
鬼は外!
鳥小屋には雉もいました。ちなみに、桃太郎のお供が犬・猿・鳥だったことにちゃんと理由があったことをご存知でしょうか。
昔は北東が鬼門とされており、北東には王城を守護する建物や施設が置かれました。干支でいうと丑寅の方角が鬼門にあたるわけです。
そして、それと対極に位置しているのが申・酉・戌というわけです。普通に考えたら、犬猿の中と言われる犬と猿を連れていったら、鬼退治なんてできそうにないですものね。
ふれあいコーナーが楽しすぎた
動物園の中には、飼育している動物と触れ合えるところがありますが、のげやまどうぶつえんにもふれあいコーナーがありました。ここでは、意外な動物(?)と触れ合うことができましたよ。
オーソドックスにモルモット
都内では井の頭自然文化園や多摩動物公園などでモルモットと触れ合えますが、のげやまどうぶつえんでもモルモットと触れ合うことができます。
鶏を捕まえてみよう
こちらの動物園では、ふれあいコーナーの中で鶏が放し飼いになっています。モルモットと触れ合っていると、鶏が足元にやってくることもあります。
そして、この動物園では鶏と触れ合うこともできるのです。子どもたちに追い掛け回され、やや鶏が気の毒になりましたが。
【閲覧注意】苦手な方はスルーしてください!
のげやまどうぶつえんのふれあいコーナーでは、運が良ければアオダイショウと触れ合うこともできます。子どもたちはおっかなびっくり、アオダイショウに触れていました。この日は珍しいアオダイショウの卵にも触らせてくれました。
のげやまどうぶつえんは魅力たくさんです
今回はのげやまどうぶつえんについてご紹介しましたが、まだまだここでは書き尽くせないほどの魅力に満ちた動物園です。
こちらの動物園では亀をはじめとしたたくさんの両生類、爬虫類も展示しており、あまりの可愛さに2往復してしまいました。
都心からのアクセスも抜群ですし、上り坂がしんどい方にはバスもあります。何度行っても楽しいのげやまどうぶつえん、また訪れたいと思います。
やってみよっか?