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【東京】ジューンブライドの季節に訪れたい|神前結婚式のできる都内の神社8選

「ジューンブライド・June bride」が人気なのは、ヨーロッパに伝わる言い伝えで、「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」とされるから。日本は梅雨の時期ですが、それでも、6月の結婚式に憧れる女性は多いですよね?

そこで今回は、神前式のできる都内の神社を8か所をピックアップ。「縁結び神社」や「子育て・安産の守り神」もご紹介しますので、参考にして頂ければ嬉しいです。

東京大神宮

今回の記事で、東京大神宮をトップバッターにあげた理由は三つあります。

  1. 「東京のお伊勢さま」と呼ばれ、縁結びだけでなく沢山のご利益がある
  2. 日本で初めて神前結婚式を行った場所
  3. 美容運や健康運アップの効果も

江戸時代、一生に一度は行きたいと言われた「お伊勢参り」。明治に入ってから、東京における伊勢神宮の遥拝殿(ようはいでん:場所が遠くて行けない人のために建てられたもの)として創建されたのが東京大神宮です。令和6年の今も、初詣には女性を中心に大勢の参拝客が訪れます。

東京大神宮の神前式

神職と巫女だけでなく、雅楽を演奏する楽人たちも含めて、総勢13人が執り行う伝統的な神前結婚式 です。なかでも、巫女による祝いの舞、「豊栄舞(とよさかのまい)」と「豊寿舞(とよほぎのまい)」が行われるのが特徴的。隣接する東京大神宮マツヤサロンで披露宴を行えるので移動もありません。

恋愛運アップには?

【開運スポット】

“猪(い)の目”というハート型に見える文様 があるのですが、これが東京大神宮には、数百か所以上あると言われています。いのししの目をかたどった魔除けの印で、これをスマホの待ち受けにすると、恋愛運がアップするという噂も。

【お守り・おみくじ】

縁結びのお守りや恋みくじなど、恋愛に関する縁起物が沢山あります。 一番人気は、縁結び鈴蘭守。 「幸福が訪れる」という花言葉にちなみ、鈴蘭の純白の花をかたどったお守りで、好評過ぎて参拝のタイミングによっては欠品している場合もあるそうです。

基本情報

  • 住所:東京都千代田区富士見2-4-1
  • 電話番号:03-3262-3566
  • アクセス:JR/地下鉄「飯田橋駅」より徒歩約5分

明治神宮

日本一初詣の参拝者が多いので有名ですね。 ご祭神は第122代・明治天皇と昭憲皇太后 です。

東京ドーム15個ぶんの広さがあり、都内で一番の面積を誇ります。自然林のような力強さを持つ森は、「代々木の杜(もり)」と親しまれ、 創建時に、全国から約10万本が奉献されて造営 されました。

明治神宮の神前式

明治神宮での結婚式は、 神職を先頭に、巫女、朱傘を差しかけられた新郎新婦、親族が一列になって進む「参進」で始まり、「奉賽殿(ほうさいでん)」で行われます。
披露宴は、隣接する明治記念館で行ったり、近隣の会場を利用したり、さまざまなケースがあるようですが、明治記念館にある儀式殿では、洋装による神前式もできるそうです。 明治記念館の本館は、国内外の賓客をもてなすために建てられた「日本初の迎賓館」 なので、ゲストをもてなす場としては最上級の場所ですね。

恋愛運アップには?

【開運スポット】

  • 夫婦楠(めおとくす) :本殿の脇にある樹齢100年を超える2本のクスノキ。明治神宮創建時に献上されたもので、明治天皇と昭憲皇太后の仲が良かったことから、「夫婦円満」や「家内安全」の象徴となっています。
  • 清正(きよまさ)の井戸 :江戸時代、この地に下屋敷を構えていた熊本藩主・加藤清正が掘ったと言われる井戸。一時期スマホの待ち受けにするのがめちゃくちゃ流行り、大行列ができたほどのパワースポット。風水で、富士山と皇居を結ぶ「龍脈」の上にあるとされ、気の吹き出す「龍穴」になっているそうです。

【お守り・おみくじ】

明治神宮で頂くお守りには、菊のご紋がデザイン されています。創建当時からあるのが錦守で、現在は花柄の刺繍が施された縁結守もあります。また、 おみくじは「大御心(おおみごころ)」と呼ばれ、吉凶ではなく、明治天皇と昭憲皇太后の和歌が記されていることが特徴。 お二方の詠まれた歌の中からそれぞれ15首ずつ、人生の指針となる教訓的な作品が選ばれています。

基本情報

  • 住所:東京都渋谷区代々木神園町1-1
  • 電話:03-3379-5511
  • アクセス:入り口が3か所あり、それぞれ最寄り駅が違います。
  1. 代々木口→JR「代々木駅」より徒歩5分、東京メトロ「北参道駅」より徒歩5分
  2. 参宮橋口→小田急「参宮橋駅」より徒歩3分
  3. 原宿口→JR「原宿駅」より徒歩1分、東京メトロ「明治神宮前駅」より徒歩1分

大宮八幡宮

子育て・安産に特に御利益があるとされる神社。

東京都のほぼ中央に位置することから「東京のへそ」と呼ばれ、かつては「多摩の大宮」と称されていた時代も。境内は約1万5000坪もあり、明治神宮、靖国神社に次いで都内で3番目の広さで、まさに「多摩地方の鎮守の森」という趣です。

ご祭神は

  • 応神天皇(第15代)
  • 仲哀天皇(応神天皇の父君、第14代)
  • 神功皇后(応神天皇の母君)

の親子三神で、縁結び・安産の神として、地元では「子育て厄除八幡さま」と親しまれています。

大宮八幡宮の神前式

生演奏の雅楽が流れ、巫女による「豊栄舞」が披露される正統派の神前式です。 「両親が式を挙げた場所だから」という理由で、こちらを選ばれる方が多いのも特徴。 近くに住んで毎年初詣に来ていると、ここで結婚式をあげるのが自然な流れなのかもしれませんね。

もうひとつの特徴が、拝殿の広さ。神社での挙式と言うと収容人数が限られがちですが、ここは総檜流造りの社殿の中に、一般の参拝をする向拝と、奥まった場所に一段高い拝殿があります。

  • 内拝殿:40人程度<親族>
  • 外拝殿:130人程度<親族以外>

と来て頂いた方皆さんに参列して頂くことが叶いますし、敷地内に清涼殿という結婚式場があるので、披露宴も行えます。

恋愛運アップには?

【開運スポット】

  • 夫婦銀杏(めおといちょう) :神門の両側に立っている夫婦和合のご神木。参道から神門をくぐる時は見過ごしてしまいがちですが、帰りには必ず目に入る大木です。
  • 生(ともいき)の木 :かやの木に犬桜が寄生している状態で、2つの異なる木が1本の幹で結ばれています。
  • 幸福(しあわせ)撫でがえる石 :清涼殿の右手にある石。大人の背丈ほどもある石で、撫でると幸せになると言われています。

【お守り・おみくじ】

ふたつがセットになった「子授御守」(夫婦でひとつずつ持つ)や「恋むすび御守」(カップルでひとつずつ持つ)が大宮八幡宮ならではのもの。 「安産御守」だけでなく「子育て御守」「ランドセルお守」もあります。

基本情報

  • 住所:東京都杉並区大宮2-3-1
  • 電話:03-3311-0105
  • アクセス:京王・井の頭線「西永福駅」より徒歩7分

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乃木神社

ご祭神は、陸軍大将・乃木希典とその妻静子夫人です。明治45年に明治天皇が崩御した際、先帝への忠誠心から自ら自害したお二人。 軍人として教育者として功績のあった乃木将軍は「文武両道の神」として、内助の功を尽くした静子夫人は「夫婦和合の神」として祀られています。

亡くなるその日まで共に生きられた乃木夫妻は、人々から愛され、葬儀と同時に、”幽霊坂”と呼ばれていた坂の名前が”乃木坂”となったそうです。

☆結婚式場・乃木会館が併設

神田明神

東京の下町の神社の代表格。 江戸時代には幕府の庇護のもと、「江戸総鎮守」として篤く信仰され、現在も、神田だけでなく日本橋・秋葉原・丸の内など近隣にある108町会の氏神様となっています。

ご祭神は大己貴命(だいこく様)・少彦名命(えびす様)・平将門命(平将門公)の三柱で、縁結び、商売繁昌、厄除け、家庭円満などにご利益があるとされます。

☆結婚式場・明神会館が併設

湯島天満宮

「湯島天神」の名で知られる、梅の名所。学問の神様・菅原道真公を祀っています。 受験の季節には合格祈願に訪れる参拝者が多いですが、勝運を授ける神様でもあり、就職・商売繁盛・スポーツ・縁結びなどのご利益を願う方も少なくありません。

神前式は総檜造りの新社殿で行われ、雅楽の演奏と巫女による「豊栄舞」が華を添える伝統的なスタイルです。

赤坂氷川神社

厄除・縁結びの信仰が篤いのが「赤坂・氷川神社」。白金や元麻布にも「氷川神社」があるので、地名をつけて呼ばれています。 951年に東国遊行していた僧が夢の中でご祭神のお告げを受けたことが始まりで、現在の社殿は徳川吉宗の建立によるもの。江戸に多かったという火事や関東大震災・戦災を免れ、建立当時の姿をとどめています。

縁結びを司る素盞嗚尊(すさのおのみこと)・奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)・大己貴命(おおなむぢのみこと)の3柱がご祭神で、毎月一回「縁結び参り」という神事を行っています<予約制>。神前式も人気で、江戸の雰囲気を感じられる本殿(東京都・有形文化財)で挙式ができます。

日枝神社

江戸三大祭のひとつ・山王祭が行われることで有名で、「山王さん」の名で親しまれています。 江戸城の裏鬼門をまもる鎮守として徳川幕府・歴代将軍の崇敬を受け、大山咋神(おおやまくいのかみ)を主祭神とし、相殿に国常立神(くにのとこたちのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)、足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)を祀っています。

神話では、伊弉諾(いざなぎ)と伊奘冉(いざなみ)が”天の御柱”を廻って結婚したと伝わっていて、伊弉冉神を祀る神社で行える結婚式というのはとても貴重。『日枝あかさか』で、格式高く華やかな神前式が行えます。

出典・参考

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