【2024年版】ヨルダン旅行、何が必要?物価や治安など基本情報を徹底解説! image

【2024年版】ヨルダン旅行、何が必要?物価や治安など基本情報を徹底解説!

中東の中で治安が良く人気旅行先であるヨルダンは、死海やペトラ遺跡など名前をよく聞く有名な観光スポットがたくさん。

今回は、ヨルダン旅行に行く前に抑えておきたいヨルダンの基本情報について、実際に現地を訪れた筆者が紹介します。

ヨルダン旅行を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

こんにちは!ライターMiruです。

ヨルダンといえば、ペトラ遺跡や死海といった、名前を聞いたことがある名所をご存じの方も多いのではないでしょうか。しかし、日本人の旅行先としては、日本から距離も遠く発展途上国でもあり、ヨーロッパやアジアに比べるとまだまだマイナーな国です。情報も少なく、旅行にあたってどんな国なのか不安もつきまといますよね。

そんなヨルダンについて、この記事では、「いくら必要?」「何が必要?」など、旅行の際に抑えておきたい基本情報を、実際に2023年にヨルダンを旅行した筆者が経験を元に紹介したいと思います。

ヨルダンってどんな国?入国は?

ヨルダンは中東に位置するイスラム国家で、共通言語はアラビア語ですが、首都や観光地では英語も多少伝わります。日本からの飛行機の直行便は現在出ておらず、1回乗り換えで片道トータル15~20時間ほどです。

通貨はヨルダン・ディナール(JD)ですが、外国人の場合観光地では米ドルが使用できるので、現金は米ドルを持っていき両替すると良いでしょう。

日本人の観光目的での入国は、 入国時に空港で観光VISAを無料で取得 できます。

*パスポートは残存有効期間が6か月以上必要ですので事前に確認しましょう。

*コロナウイルスによる入国制限はありませんが、QRコード付ワクチン接種証明書を持っている場合は一応保持しておくことをおすすめします。

*パレスチナ側のキングフセインブリッジから陸路入国する場合はその場でVISA取得ができないため、隣国からの陸路入国を検討している方は事前にVISAを取得するよう要注意です。

治安について

ヨルダンはシリア、イラク、サウジアラビア、イスラエル・パレスチナが隣国にあり、紛争している国が多いため心配になりますが、実はヨルダンは安定した情勢で、首都や観光名所など、 国境を除けば治安は問題ありません

しかし宗教・文化の違いもあり、日本とは常識が異なる部分も多いです。女性は服装の露出をできるだけ減らし、夜間の一人移動はできるだけ避けた方がベターです。また、スリや強盗などの被害はあまり聞きませんが、外国人は狙われる可能性も高くなるため周りに注意しましょう。また、何かの支払いの際には平気で嘘をついて多額請求してくることが多いです。支払いの際には相場を事前に調べておきましょう。

気候とベストシーズン

ヨルダンは地域によって気候が若干異なりますが、観光客が訪れる首都アンマンやペトラは高原地帯と砂漠地帯で、 基本的に乾燥していて朝晩の温度差が激しい です。夏は40度近い猛暑になり、冬は降水量が増え積雪するくらいの寒さになります。

そのため、旅行するには気候が比較的安定して過ごしやすい 春と秋がベストシーズン と言われています。しかし春や秋でも日中はあたたかくても夜は冷え込むことも多いです。また、 建物内は冷房が強いので、さっと羽織ることができる上着を持っているといいでしょう。死海やペトラは日差しが強いため、サングラスや日焼け止め、帽子、ストールなど 紫外線対策グッズを持参することをおすすめ します。

ネット環境について

街中にはフリーWi-Fiは少なく、ホテルのWi-Fiもイマイチでしたので、現地でSIMカードを購入することをおすすめします。空港の到着ゲートを出ると、SIMカードが買える通信会社のお店が並んでおり、ヨーロッパで多いOrange、サウジアラビアのZain、ヨルダンのUmniahなどがあります。中でも Umniah が10日間30GBで10JD(約2,000円/2023年12月7日現在)と、一番コストパフォーマンスが良く観光客におすすめです。

現地での費用の目安

総合的な物価は、中東国の中では安すぎず高すぎず、平均的な印象があります。

交通費

現地での移動方法は、基本的にタクシー、Uberなどの配車アプリ、バスがあります。バスは最安交通手段ですが、旅行者には使い方が難しく 基本的にはUberをおすすめします 。タクシーの場合は、旅行者はぼったくりに合うことが多いので、 きちんとメーターが動いているか確認 してから乗りましょう。

しかし、タクシーや配車アプリの価格は日本と物価は変わらず安くはないので、効率よく楽に移動したい場合には現地ツアーに申し込むことをお勧めします。

空港から市内までは車で1時間ほどの距離があり、タクシーに乗ると約5,000円と高額 になるので、空港から市内まで直通で出ているバスを利用すると3JD(約600円/2023年12月7日現在)とグンと費用を抑えられます。バスは空港を出てすぐのところにチケット売り場があります。早朝から深夜まで出ています。

ペトラや死海など遠出する場合には 長距離バス「jett」の利用がおすすめ です。

食費

レストランやカフェはローカルのものか高級店か、アルコールの有無などで値段が変わってきますが、 一人一食につき500~3,000円ほどで十分お腹を満たすことができます。

ちなみにチップの文化はありますがあまり強くはなく、必ず払う必要はありません。レストランではサービス料が既に含まれていることが多いので確認しましょう。

宿泊費

こちらもゲストハウスから高級ホテルまで、宿により大きく値段が変わってきますが、 中心部のアパートメントの1室や3つ星ホテルレベルは一泊2名1室約5,000円ほど 高級5つ星ホテル で一泊2名1室数万円ほど です。宿泊費をできるだけ節制したい方はゲストハウスやAirbnbを活用すると、観光中心部でも費用を抑えることが可能です。

観光費

観光人気国ヨルダンでは、基本的に観光名所の入場料が国民料金と外国人料金で分かれていて、感覚としては値段は少し高めです。 ペトラ遺跡は特に、世界一入場料が高い世界遺産 とも言われ、日本円にすると 1万円を超えます

観光費用は多めにかかる と念頭に置いておくと良いでしょう。モスクや市場は無料ですので、思う存分楽しみましょう。

ヨルダン旅行を楽しもう!

いかがでしたか?今回はヨルダンの基本情報についてお話しました。

費用は、事前に旅の計画を入念にして賢く回ればかなりリーズナブルに旅行することが可能です。

しかし危険やトラブルに巻き込まれないよう、自身で回る場合は事前にしっかり情報を集めることをおすすめします。不安要素が多い方や旅慣れしていない方は、ツアーに申し込むことをおすすめします。

自分に合うヨルダン旅行になるよう計画を立て、楽しい旅にしてくださいね!

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