【ハンドメイドへの第一歩】編み物を始めるのに必要な道具と知っておきたいポイント
編み物は、一目一目を丁寧に編みすすめ、形を作り上げていきます。
自分用におしゃれな毛糸でアイテムを作ったり、大切な人を思いながら作ったり、編み物をしている時間は、どこか優しい気持ちになれるのです。
編み物を始めるにあたり、知っておきたいポイントをご紹介します。
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毛糸選びのポイント
毛糸選びのポイントは、
- 仕上がったときの アイテムとしての使いやすさ
- 色
- デザイン
の3つです。
「毛糸は洗濯機で洗うと縮んでしまう」というイメージが強くありますが、 洗える毛糸 も販売されています。
おすすめの洗える毛糸:洗える合太
ウール100%素材で、防縮加工が施されています。
お子様向けのアイテム作りにもおすすめです。
また、マフラーやセーターなど肌に直接触れるアイテムを作るときは、 糸のやわらかさも重要です。
使う編み針や、編む力を調節することで、触感を変えることもできますが、毛糸そのものが固いと、「チクチクする」といった違和感につながります。
反対に、バッグなどのある程度の丈夫さが求められるアイテムを作るときは、固めの毛糸を選ぶようにしましょう。
グラデーションカラーの毛糸を使えば、1種類の毛糸でカラフルなアイテムが作れます。
おすすめのグラデーションカラーの毛糸:Abbey(アビー)
Abbey(アビー)#NEW [毛100% 極太 40g玉巻(約60m) 全4色]
シンプルに編むだけで広がるグラデーション。
パープルからブルー、ブルーからグリーンにと、色が流れるように緩やかに変化していきます。
1玉に3色から5色の色が入っています。
本来、毛糸の色を変える場合は、毛糸も変えなければならないため、初心者の方は抵抗があるかもしれませんが、グラデーションカラーの毛糸ならその心配もありません。
毛糸は「編み直し」ができる
毛糸は、「去年作ったマフラーを、今年は帽子に作り直してみよう」など、糸をほどいて編み直すことができます。
つまり、 気に入った毛糸に出会えたら、形を変えて長く使うことができるのです。
また、編み進んでいくうちに、目数などの編み間違いに気付いた場合も、ほどいて編み直すことができるため、扱いやすさも特徴の一つです。
編み直す場合は、毛糸にスチームアイロンを当てたり、素材によってはお湯で煮たりすれば、毛糸についた「編みグセ」を伸ばすことができます。
用意するもの
作りたいもので道具は異なる
編み物は、帽子やマフラー、コースターなど、作りたいものによって必要になる道具が異なります。
- 毛糸
- はさみ
- 編み針
編み針の号数(太さ)は、毛糸に表示されているものを参考に用意してください。
編み針の種類
玉付き棒針
針のお尻に球がついていることで、毛糸が糸をすり抜けてしまうのを防ぎます。
おすすめの玉付き棒針:マミー 硬質玉付2本針 35cm
輪針
帽子や靴下を編むときに使います。
おすすめの輪針:Seeknit Umber 輪針 G 80cm
かぎ針
レース編みや、編みはじめに使います。
おすすめのかぎ針:ETIMO エティモ 柄付かぎ針
その他あると便利なもの
なわ網針
模様を作るときに使います。
段数リング
目印として使用し、目数を数える手間を省きます。
とじ針
作品を作り終えたときに、糸の処理に使います。
編み物は、作るものによって道具を使い分けなければなりません。
まずは玉付き棒針から挑戦すると、針の扱い方が少しずつ分かってきますよ。
材料が手元にそろったら
毛糸、編み針が手元にそろったら、まずは 10cm×10cm角で試し縫いをしましょう。
このとき、「何目で何cmになるか」「どのくらいの力加減で、好きなやわらかさになるか」などを確認してください。
網目の大きさを調節したい場合や、編みづらさを感じたときは、力加減を調整してみてください。
たくさん編み進んだ後に「やっぱり違うな」とやり直すことにならないよう、この確認作業は必ず行いましょう。
左:ゆるめに編んだとき、右:きつめに編んだときです。
同じ糸、同じ棒針で編んでも、力加減一つでこんなにも差が生じてしまいます。
スタートは試し編みから
編み物を始めるときには、まず「何を作りたいか」と明確にしましょう。
次に、使いたい毛糸を選んだら、毛糸に合った編み針などをそろえ、10cm×10cm角の試し編みをして、目数と力加減を決めていきます。
「まずは実験」という心積もりで、いろいろな毛糸や編み針を手に取ってみてくださいね。
やってみよっか?