自分好みの香りで楽しむ、手作りアロマ手順紹介
忙しい毎日でストレスを感じること、ありませんか。
色々な発散方法がありますが、好きな香りをかぎながらゆったりした時間を過ごすというのもひとつの方法です。植物の香り成分を抽出したアロマの精油は心身を落ち着かせたり、また抗菌作用があったりとぜひ生活に取り入れてほしいアイテム。
今回はアロマの精油を使ったマッサージオイルとルームスプレーの作り方をご紹介します。
どちらも10分もかからず簡単にできてしまうので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
リラックスしてキレイになる・アロマのマッサージオイルを作ろう
好きな香りでリラックスしながらキレイになれるマッサージオイルの作り方からご紹介。
マッサージオイル作りに必要な材料
- キャリアオイル
- 精油
あると便利
- ビーカー
- ガラス棒(または竹串など)
キャリアオイルとは簡単にいうと植物オイルのことで、精油を希釈し肌になじみやすくしてれます。具体的には、ホホバオイル、スイートアーモンドオイル、グレープシードオイルなどがあります。アロマグッズを扱うお店などで手に入りますが、もっと手軽に作りたい!という方はスーパーで売っている太白ごま油が便利。酸化しにくく香りもほとんどありません。
※料理で使う茶色の香ばしい焙煎したごま油ではなく、生のごまを絞って作られた無色透明のごま油なので注意してくださいね。
今回は太白ごま油で作ってみます。
マッサージオイルに使う精油の選び方
次にキャリアオイルに混ぜる精油を決めます。基本的には好きな香りのものを選べばよいのですが、目的別にオススメの精油をご紹介します。
甘い香りで心も体もリラックスしたい
- ラベンダー(緊張をやわらげ眠りを促す)
- イランライン(オリエンタルで甘い香り)
- ベルガモット(紅茶アールグレイの香りづけで有名)
- サンダルウッド(和名は白檀で、心をおだやかにする)
爽快感のある香りでリフレッシュ
- グレープフルーツ(甘酸っぱく爽やか)
- ペパーミント(メントールのスーッとした香り)
- ユーカリ(ミントのような清涼感があり頭がスッキリ)
- ジェニパーベリー(松ヤニのようなシャープな香り)
華やかな香りをまとって幸福感を味わいたい
- ゼラニウム(フローラル系の優しい香りで気分を明るくしてくれる)
- ネロリ(柑橘とフローラルの良さを併せ持つ)
- ジャスミン(エキゾチックで甘美、ホルモンバランスを整える)
ダイエットをサポートしてほしい
- グレープフルーツ(体内脂肪の燃焼を促す)
- ローズマリー(たるみやむくみによい)
- サイプレス(むくみを改善)
いくつかブレンドして自分に合った香りを探してみるのも面白いですよ。
マッサージオイルの作り方
ブレンドする精油が決まったら、自分専用のマッサージオイルを作ってみましょう。作り方は本当に簡単で、キャリアオイルに精油を混ぜるだけです。
1点注意しなければいけないのが精油の濃度。1%以下になるように調節します。一般的なアロマオイルはボトルを振ってでた1滴は0.05ml。30mlのキャリアオイルなら精油は6滴以内にしましょう。ブレンドする場合は合計で6滴以内です。
容器に入れて保存することもできますが、できるだけ早めに使いましょう。その都度使い切る分の量を作るのがオススメです。
お気に入りの香りでお部屋を快適に・ルームスプレーの作り方
続いて、ルームスプレーを作ってみましょう。
ルームスプレーの材料
- 精製水(ミネラルウォーターでも可) 40ml
- 消毒用エタノール 10ml
- スプレー容器
ルームスプレーの作り方
スプレー容器に消毒用エタノールを10mlいれます。
次に好きな精油を10滴程度入れます。複数の精油を入れる場合は合計で10滴になるようにしましょう。
最後に精製水を40ml加えます。
よく振って混ぜたらできあがり。とても簡単ですね。
防腐剤などは入っていないので、2週間程度で使い切るようにしましょう。
ルームスプレーにオススメの精油
どんな精油で作ってもいいのですが、ルームスプレーなので、こんな精油はいかがでしょうか。
じっくり眠りたい時
緊張やストレス、ネガティブな感情をほぐして心地よい眠りに促す精油を
- ラベンダー
- ローズ
- カモミール
抗菌・風邪予防に良いとされる精油
- ユーカリ
- ハッカ
- レモングラス
香りがあるだけで生活が豊かになるのを感じていただけるはずです。ぜひアロマを生活に取り入れてみてくださいね。
アロマを使う際の注意点
最後に、精油を使う際の注意点をご案内します。精油は天然成分なので肌に合わないこともあります。マッサージオイルを使う際には、まず二の腕の裏側や内ももなどに少量をつけて赤くなったりヒリヒリしたりしないかパッチテストをしてから使ってください。肌に合わない場合は無理に使わないようにしてくださいね。
また精油によっては妊娠中の女性やペットなどには向かないものもあります。精油を購入する際にご確認ください。
特集・連載
やってみよっか?