【2月26日はハンドメイドの日】簡単楽しい!くるくるロールペンケースの作り方
新生活に新しい学校や職場での生活がスタートする人も多いはず。
ペンケースを買い替えようと思っている人は、手作りに挑戦してみましょう。
2月26日はハンドメイドの日です。今回は新生活が始まる春にぴったり、ハギレとリボンで簡単にできるロールペンケースを紹介します。
ハンドメイドの日とは
2023年の ハンドメイドの日は2月26日 。
この日付は毎年変わり、2月と10月の第4日曜日と制定されています。ハンドメイドを作る2つの手と10本の指から来ている数字です。
そして、Sunday for craft(クラフトのための日曜日)のforを数字の4(four)に見立てて第4日曜日に。
手作り・クラフトの総合情報サイト「手作り市場 あ~てぃすと」を運営する静岡県の会社アドバンスネクストが制定。一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
ロールペンケースとは
リボンを外してくるくると巻かれた布を広げるとペンケース が登場。ペンだけでなく、消しゴムやものさしももちろん入ります。ポケットのサイズを変えるとはさみもすっぽり。
手作りのペンケースは布も好きなものを選ぶことができます。作り方が分かれば自分のよく使う文房具に合わせてサイズを変えるとオンリーワンの作品に。
ハギレでも作ることができるので、材料をそろえるのも難しくありません。ハギレがなければ100均で色んなデザインを見つけることができます。
私は普段縫い物をしませんが、今回は手縫いで挑戦してみました。 縫い物が苦手な人もすぐに始められる簡単レシピでご紹介 します。
ロールペンケースの作り方
今回は 手縫い で挑戦。少し時間はかかりますが、 ミシンがないおうちでもできるレシピ です。
直線縫いのシンプルな作り方なので、ミシン初心者の方でも作れます。
手縫いでもミシンでも使いやすい方法で作ってみましょう。
材料と道具
- 外布(好きな柄で作りましょう)
- 内布(外布に合う色でシンプルなものがおすすめ)
- リボン70cmくらい
- 針と糸など裁縫道具
- はさみ
- ものさし
外布は27×20cm、内布は67×60cm 以上のサイズ が必要です。ハギレでも作れます。
手縫いの場合は厚みが出ると縫いにくくなってしまうので注意。デニムなどを外布にする場合はミシンを使いましょう。
外布に 接着芯 を貼るとさらに丈夫になります。お好みで材料に加えてください。リボンがなければ、ひもでも作れます。
アイロンがあると折り目をしっかり付けられるので、さらに縫いやすくなります。
外布と内布をカット
外布は 27cm×20cm にカット。
内布は 27cm×20cm を1枚。そして、ポケット用に 26cm×20cm を1枚と 14cm×20cm を1枚用意します。
接着芯を貼る場合は外布と同じサイズにカットして、外布の裏地にアイロンで貼ります。
ポケットとなる生地を縫う
ポケット用の生地2枚を 半分に折ります 。それぞれ袋になった部分の 上から1cmのところを縫いましょう 。
内布にポケットを縫い合わせる
内布にポケットとなる生地を重ねます。大きい方、小さい方の順で3枚がすべて見えるようにしましょう。
左右から7cmのところを縦に2か所縫います 。ポケット部分だけを縫い合わせていますが、上までステッチを入れてもおしゃれです。
外布と内布を縫い合わせる
リボンを大きい方のポケットの縫い目に合わせておきます 。その上から外布をかぶせましょう。
返し口を残して まわりを縫い合わせます。大体0.5cm内側を縫いしろに。
1cm内側を縫って後でカットしてそろえることもできます。リボンを一緒に縫ってしまわないように注意。
縫い終わったら四隅を斜めにカット。
ひっくり返して返し口を閉じる
返し口から中の布を引っ張って 全体をひっくり返します 。
四隅はペンなので返し口からつついて端まで出してあげましょう。ここでアイロンをかけるとさらにきれいに仕上がります。
最後に返し口を縫いましょう。 コの字閉じ を使うと縫い目が目立たずきれいに仕上がります。
コの字閉じは布の内側に針を通し、表に出たらもう一枚の布の同じ場所に針を通します。また布の中に糸を通し、出たところと同じ場所で元の布に針を通します。
これで完成です。
ロールペンケースの巻き方
実際にペンを入れて使ってみましょう。
ペンや消しゴムを好きなポケットに入れます。上半分を折ってかぶせましょう。
リボンの反対側からくるくると巻きます。巻けたらリボンを2回くらい巻きつけます。もう少し巻けますが、 2回くらいがかわいく見えるのでおすすめ。
リボンの輪を作り、下から後ろを通り上から出るようにリボンの端を通しましょう。ほどけないように結んでリボンの端を引っ張ると完成。
リボンが長すぎると思ったら、切って調節してください。
ロールペンケースの使い方
ロールペンケースという名前ですが、中に入れるものはアレンジできます。おすすめの中身は3つ。
- 文房具
- カトラリー
- お菓子やスティックコーヒー
文房具
文房具も様々。普段使いにボールペンやシャーペン消しゴムはもちろんのこと、 はさみやものさしホッチキスもすっぽり入ります 。
ホッチキスは針とセットで持ち歩けるので便利。くるくる巻くとかさばらず、カバンや引き出しの中もすっきり。
おすすめは色鉛筆 。ペンケースに入っていることが多いですが、サイズが決まっているので、ぴったり片付けにくいことがあります。ロールペンケースに入れるとコンパクトに収納。
広げるとカラフルで見た目もかわいいですよ。
カトラリー
おはしやスプーン、フォーク入れにもなります。
ランチタイムにおはしはあるけど、デザートやスープ用のスプーンやフォークがあるともっと便利な時も。
かさばらずに持ち運べるので、セットでいつも入れておいても気になりません。
小さなポケットは、お薬や飴などの入れ物にもぴったり。
お菓子やスティックコーヒー
個包装のお菓子を入れるのにもぴったり。細長いスティックコーヒーも入ります。スティックシュガーと分けてしまうこともできますね。
たっぷり持ち運べないので食べ過ぎ防止にも。パッと見てどれくらいお菓子を持っているのか分かるので、ダイエットにも役立ちそう。
スティックコーヒーだけを種類ごとに分けて入れてもおしゃれですね。ピクニックやアウトドアにもぴったり。
便利でかわいい自分だけのアイテム
自分で作るロールペンケース。今回は手縫いで1時間くらいかかりました。ミシンで作るともう少し早く出来上がります。
作ってみると思ったよりも シンプルで簡単 。仕上がりもかわいく、なんでも入るのでびっくりです。
普段は縫い物をしませんが、楽しくて何枚も作りたくなってしまいました。一番お気に入りの生地で作ったので、使うたびに気持ちが華やかになりそうです。
大きさや長さを変えれば使いたいものをなんでも入れることができます。慣れてきたら自分だけのオリジナルサイズにも挑戦してみましょう。ポケットの数も縫う場所を増やせばたくさん作れます。
生地もこだわってみると楽しいですね。デニムや革素材を使えば大人っぽい場所でも気兼ねなく持っていけます。100均でも似た素材を手に入れることができるので探してみましょう。
春からの新生活に、自分のお気に入りになるアイテムを一つ入れてみましょう。新しいスタートにぴったりです。
出典・参考
やってみよっか?