衛生面や見た目にこだわる!タイプ別、手作りマスクケース
マスクケースは、型紙を用意する必要もなく、愛用しているマスクが1枚手元にあれば、布の裁断も簡単です。
おすすめのマスクケースを作るのに必要な材料と作り方をご紹介します。
材料と作り方
表面と裏面で異なる生地を使うなど、 デザインも楽しみながら 材料を用意していきましょう。
筒タイプのマスクケース
【材料】
【生地】
- 本体の生地 使用しているマスクの縦幅と横幅の寸法に、60mmずつ足したものを2枚
- 留め具を付ける部分の生地 120mm×60mmを2枚
【留め具】
- スナップボタン1組またはマジックテープ50mm
(マジックテープは幅20mmのものがおすすめです。)
【作り方】
まず、留め具を付ける部分の生地の表面と表面を重ね合わせて、縫い代を10mm作ってコの字に縫います。
縫い終わったら、裏面から表面に返しておきましょう。
次に、本体生地の裏面と裏面を重ね合わせて、留め具を付ける部分の生地を内側に入れ、マチ針でとめておきます。
返し口3cmを残して、縫い代を10mm作り、本体を縫い合わせます。
縫い終わったら、裏面から表面に返しておきましょう。
返し口から、留め具を付ける部分の生地を引くようにすると、返しやすくなります。
返し口は、忘れずに処理しましょう。
留め具をつけていきます。今回はマジックテープを使いました。
留め具の内側と、本体の外側に縫い付けて完成です。
袋タイプのマスクケース
材料
【生地】
- 本体 使用しているマスクの、縦幅×2+120mm、横幅+60mmのものを2枚
- 内ポケット 使用しているマスクの、縦幅+2cm、横幅+60mmのものを2枚
【留め具】
- スナップボタン 2組
【台紙】
- クリアファイル 使用しているマスクと同じ寸法のものを2枚
【その他】
- 本体の片側につける目印になるもの(レースやボタンなど。なければ刺繍で代用しましょう。)
作り方
まず、本体生地の裏面と裏面を重ね合わせて、両端2cmを残し、中央に線を引くように縫います。
縫った線を目印にして、クリアファイルを両側に入れ、それぞれを固定するように、中心線と平行に縫います。
このときも、 両端2cmは残してください 。
内ポケットの生地の表面と表面を重ね合わせて、返し口を30mm残し、縫っていきます。
縫い終わったら返し口から表面に返し、返し口も忘れずに処理しましょう。
本体の生地に内ポケットを縫いつけます。縫い代は10mm残してください。
本体の左右と上下をそれぞれ10mmを内側に折り込み、アイロンをかけて折り目をつけ、縫い代5mmで縫っていきます。
縫い終えたら、袋状になるように端と端をコの字縫いで縫い合わせましょう。
上下部にスナップボタンと、本体の片側に目印になるものをつけて完成です。
今回は、レースを使用してみました。
折り畳みタイプのマスクケース
材料
【生地】
-
本体の生地
使用しているマスクの縦幅×2+60mm+両側に半円40mm(直径は90mm)、横幅+60mmを2枚
【留め具】
- スナップボタン 1組
作り方
まず、本体の生地の裏面と裏面を重ね合わせ、返し口を30mm残し、縫い代10mmで縫っていきます。
裏面から表面に返したら、 角や半円部分の形をしっかりと整え 、返し口を処理します。
両端の半円部に留め具を付けて完成です。
返し口の処理は、縫い代を内側に折り込み、「 コの字縫い 」で閉じます。
作り方の「 コの字に縫っていく 」とは別の縫い方なので、注意してくださいね。
「コの字縫い」は、折り込んだ生地の袋になっている部分に、針を通しながら縫い合わせるイメージです。
自分好みのマスクケースを
今回紹介した3つのタイプのマスクケースは、早ければ半日で作ることができます。
特に、折り畳みタイプのマスクケースは、製作手順も少ないため、裁縫初心者の方におすすめです。
また、バイアステープで端部分を補強すると、より形も美しく仕上がります。
自分なりのアレンジを加えながら、製作過程も楽しんでくださいね。
やってみよっか?