型紙を購入しなくても大丈夫!手作りスタイがおすすめな理由と作り方
スタイは手縫いで作ることができるため、ミシンを持っていない方でも挑戦しやすく、裁縫初心者の方の一歩としてもおすすめです。
さらに、スタイの型紙は、家にあるもので簡単に作ることができます。
手作りスタイをおすすめしたい理由と作り方をご紹介します。
手作りスタイのおすすめポイント
スタイは、ベビー用品店以外にも至るところで購入できるので、「わざわざ作らなくても買えばいいや」と思う方も多いのではないでしょうか。
そこで、手作りスタイならではの魅力をご紹介します。
持っている洋服と合わせやすい
市販のスタイだと、シンプルすぎたり、反対に主張が強すぎたり、欲しいデザインのものがなかなか見つからないことがあります。
手作りスタイなら使う生地を自由に選べるので、 持っている洋服に合うスタイを作ることができます。
生地選びもスタイ作りの醍醐味のひとつです。
リバーシブルで制作できる
市販のものは、表と裏が決まっているデザインのものが多くありますが、手作りのスタイなら、リバーシブルで作ることができます。
濃い色の柄物と薄い色の単色を組み合わせると、どうしても単色側が裏地のイメージが強くなってしまうので、 薄い色の柄物と、濃い色の単色の組み合わせがおすすめ です。
さらに、 単色側の生地をタオル素材などの存在感があるものを選ぶ と、よりリバーシブルとして自然な仕上がりになります。
持っている洋服との組み合わせも、楽しんでみてくださいね。
裁断が簡単
基本的なドーナツ型、バンダナ型、もくもく型、6型などのスタイは、2枚の布を縫い合わせて作ります。
そのため、用意する2枚の布はまったく同じ寸法になるため、 布を重ねて裁断すれば、一度の裁断で済むので簡単です。
新生児用のロンパースで作れる
着られなくなってしまった新生児用のロンパースは、スタイの生地として再利用できます。
新生児用のロンパースは、 肌にやさしい素材でできている ため、スタイの生地として最適です。
さらに、着られる期間が短く、 きれいな状態でサイズアウトすることが多い ので、リメイクとは思えない仕上がりになります。
作り方
A4用紙を折り畳んで作った、ドーナツ型スタイの型紙の作り方をご紹介します。
用意するものは、 A4の用紙 と 印を付けるペン の2点のみです。
スタイは、早ければ半日で完成します。
型紙を作る
まずA4の用紙を四つ折りにします。
広げてから、左右・上下を三つ折りにします。
用紙を広げ、写真と同様に●印をつけていきます。
付けた印を、図のように結びます。
線の通りに切れば、ドーナツ型スタイの型紙の完成です。
裁断する
型紙は、二つ折りにして使用します。
2枚の布を二つ折りにして重ね、 輪になっている部分を中心に裁断します。
重ねた布がずれないように、注意して下さいね。
縫い合わせる
裁断した2枚の布の裏面と裏面を合わせて、10mmの縫い代を作りながら、波縫いで縫い合わせます。
このとき、40mm程度の返し口を作っておいてください。
裏返す
返し口から生地を裏返します。
返し口を縫う
返し口は、コの字縫いで閉じていきます。
留め具をつける
留め具をつけて完成です。
今回は、レースの紐を使用しました。
レースの紐の留め具は、首の後ろで蝶々結びをして着用します。
そのため、首が座ってないと結びにくいので、 片側の紐を長くして前で結ぶ などの工夫で、使いやすい仕様にカスタマイズしましょう。
女の子用のスタイなら、今回のように留め具をレースにしたり、前布にレーステープを縫い付けたり、お好みでアレンジしてみてくださいね。
プレゼントや販売目的としてもおすすめ
型紙は基本的に有料のものが多くありますが、A4の用紙さえあれば簡単に用意することができます。
さらに、型紙があれば次回作るときの時短にもなるので、ぜひ残しておいてくださいね。
スタイは、ハンドメイド市場でも需要があり、数多く出品されています。
すき間時間で制作して、ハンドメイド品として出品したり、お友達の出産祝いのプレゼントにしたりなど、わが子用以外のスタイもぜひ作ってみてくださいね。
やってみよっか?