編み物デビューはマフラーで!応用もできる「編み物のいろは」を紹介
「冬のおうち時間で、編み物に挑戦してみたいけど、何から始めたらいいのかわからない」など、きっかけを掴めずに足踏みしている方も多いのではないでしょうか。
編み物デビューに役立つ「編み物のいろは」をご紹介します。
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アイテムごとの製作日数
編み物で作れるアイテムは、早ければ約3日で完成するものから、約1ヵ月要する大作までさまざまです。
アイテムごとのおおよその製作日数(大人用)は以下の通り。
- マフラー 約7日
- 手袋 約7日
- 帽子 約3日
- セーター 約1ヵ月
- ベスト 約2週間
模様編みを加えると、さらに日数がかかります。
編み物デビューはマフラーから
前述したように、一番早く編み終わるのは帽子ですが、 編み物デビューにはマフラーがおすすめです。
マフラーは同じ編み方・同じ模様を繰り返しながら編み進めていくので、 次第にきれいな網目の作り方がわかるようになります。
まずは時間をかけながら、編み方の練習をしていきましょう。
初心者の方におすすめのマフラーの編み方をご紹介します。
ガーター編み
(難易度★)
表目だけを編み進めていく、もっとも簡単な編み方です。
使う棒針の太さや力加減で網目の大きさが変わるため、調節しながら編んでいきましょう。
メリヤス編み
(難易度★★)
段が変わるごとに、表目と裏目を交互に編みます。
「あれ?次は表目だっけ、裏目だっけ」とわからなくなりがちなので、表目と裏目の見分け方を覚えておきましょう。
2目ゴム編み
(難易度★★)
ガーター編みは段が変わるごとに編み方を変えますが、2目ゴム編みは2目ずつ変えていきます。
名前の通り、 ゴムのように伸縮性のある編地になるので、帽子作りにも応用できる編み方 です。
ぜひマスターしておきましょう。
この編み方に慣れてきたら、なわ編み針を使った 「交差編み」 にも挑戦してみてください。
交差編みを取り入れると、立体感が増し、毛糸の密度も高くなるので、より温かいマフラーに仕上がります。
作品紹介
マフラーの編み方を応用して編んだ、子ども用の帽子を作ってみました。
帽子
1歳6ヵ月の娘が愛用している帽子です。
最初の3分の1くらいをゴム編みで編んでいき、以降はメリヤス編みで編みました。
帽子は、最後にトップをしぼるだけなので、糸の処理が簡単です。
ポンポンも毛糸で作っています。
マフラー
帽子と同じ毛糸で作ってみました。
このマフラーは、両端を帽子のトップと同じように糸をしぼり、子どもらしいフォルムに仕上げています。
毛糸で作ったポンポンを両端に付ければ、より「お揃い感」が出て、かわいいかもしれませんね。
子ども用のアイテムは、大人用のものよりも小さいので、 「編んでいたものが形になる面白さ」をより早く体感できますよ。
おすすめの本の紹介
初心者の方におすすめの本をご紹介します。
「はじめての棒針 手あみマフラーとこもの」
図だけではなく、写真で網目を拡大して説明しています。
編み始めに必要な「作り目」の方法を写真を多く使って丁寧に説明しているので、初心者の方におすすめの一冊です。
マフラーや帽子を、編地の異なるパターンで複数紹介しているので、自分のレベルにあった編み方を選択できます。
「ニットのクラッチバッグ」
クラッチバッグの作り方の他にも、フリンジやファスナーの付け方など、他の作品にも応用できる技を紹介しています。
「 他の人と差をつけたい 」という方におすすめです。
編み物の面白さとは
最初は、編み図を読み解くのにも時間がかかります。
レシピと同じ太さの毛糸や針を用意し、編み図通りの目数で作っても、力加減一つで仕上がりが変わってしまうため、「なかなかうまくいかない」と感じてしまう方も多いでしょう。
しかし、編み物には、網目ひとつひとつを積み重ねたものが、一つの形になっていく面白さがあります。
おうち時間を楽しむ手段としてはもちろんですが、大切な人へ愛を込めたプレゼントとして、作ってみてはいかがでしょうか。
やってみよっか?