【秋の定番・ガーデニング】園芸初心者でも育てやすいコスモス!花言葉や育て方のご紹介
暑さが和らいでくると、育てたくなるのがコスモスですね。
可愛らしい見た目と違ってコスモスは丈夫で育てやすいため、ガーデニング初心者でも簡単に育てることができますよ。「秋桜」の和名を持つコスモスは、よく見かけるポピュラーな花で、群生で育てるととても綺麗ですよ。各地でイベントも開かれていますね。
魅力たっぷりのコスモスの花言葉や育て方、活用方法などを分かりやすくご紹介します。
秋の訪れを教えてくれるコスモスとは
コスモスは、 メキシコ原産の一年草の草花です 。日本には明治頃に日本にきました。
種類は20種類以上あり、 花色はピンク、白、赤、黄色、茶色、紫、複色 があります。中にはほのかにチョコレートの匂いがするチョコレートコスモスなどがあり個性豊かですね。
開花時期は種類にもよりますが、 6月~11月頃まで長く咲いてくれます。 こぼれ種でも毎年花を咲かせてくれる強い生命力を持っていますよ。
コスモスの花言葉
可愛らしい花を咲かせるコスモスの花言葉は 乙女の純真、乙女の純潔、乙女の愛情、美麗、調和、謙虚 です。
調和や謙虚は美しさ、調和、秩序、宇宙という意味のギリシャ語のkosmosが由来です 。
乙女にまつわる花言葉は、コスモスの凛として女性らしい花の姿に由来しています。コスモスには怖い意味の花言葉はないので、プレゼントにしても喜ばれますよ。
コスモスの活用方法
コスモスは、切り花にして飾るのも季節を感じられて素敵ですが、 ドライフラワーや押し花 にしても楽しめますよ。コスモスの花は繊細なので吊るして作るハンキング法は向いていないです。
開花してすぐのコスモスを、 ドライフラワー用のシリカゲルを入れた容器に入れて乾燥させるだけ でドライフラワーが簡単に作れます。
ドライフラワーをうまく作るコツは、花の隙間までしっかりシリカゲルで埋めて一週間ほど動かさないようにすることです。
コスモスの花は少し大きめなので、ドライフラワーや押し花を作った後はハーバリウムやレジンでオリジナルのスマホケースを作って楽しめますよ。
コスモスの育て方
基本的に放任でも育つ強い植物 ですが、管理方法が悪いと病害虫の被害にあってしまいうまく育てることができません。 コスモスを綺麗に育てるコツは日当たりと水やり です。
コツさえ分かればコスモスは、ガーデニング初心者でも育てやすくて手間いらずですよ。コスモスの詳しい育て方をご紹介します。
置き場所
コスモスは、 日当たりのよい場所で育てましょう。 日陰など日当たりが悪い場所に置いてしまうと、ひょろひょろと弱々しくなり、うまく育ちません。また、倒れやすくなってしまうばかりか病害虫の被害にあってしまいます。
コスモスは、 短日植物なので日照時間が短くなってくると花付きが良くなっていきますよ。 夜に光に当ててしまうと、花が咲かないことがあるので注意しましょう。
長雨に当たってしまうと、花が痛んで見た目が悪く、根腐れの原因になりやすいためコスモスの置き場所は、日当たりと風通しがよくて雨に当たらない軒下で鉢植えを管理しましょう。
水やり
水やりですが、コスモスの原産国のメキシコは乾燥していて雨が少ない地域になるのです。 水やりは控えめで大丈夫です。
地植えの場合は、雨がに任せてしまって大丈夫です。 日照りが続いて水が欲しそうなら水やりします。
鉢植えの場合は、鉢の土が白く乾いたら鉢底から水が出るぐらいたっぷりと水やりしましょう。 鉢の土が完全に乾いたら水やりをすればよいので初心者でもわかりやすいですね。
メリハリのある水やりを心がけます。毎日水やりをしてしまうと過湿に弱いコスモスは、根腐れを起こしやすくなってしまいます。
使う土と肥料
基本的にコスモスは土質を選びませんが、 過湿に弱いので水はけがよい土のほうが安心ですね。
市販の花や野菜の培養土でもしっかり育ちますよ。自分で土を作りたい場合は、 赤玉土小粒:6と腐葉土4で配合 するか、 赤玉土小粒:6、腐葉土:3、バーミキュライト:1で混ぜ合わせる とよいですね。
地植えの場合は、川砂などを混ぜて水はけをよくしておきます。また、肥料ですが、瘦せた大地でも元気に育つコスモスは、肥料をあまり必要としません。良かれと思って肥料を与えすぎてしまうと、肥料焼けや根腐れの原因になってしまいますのでご注意ください。
植え付けの時にマグアンプなどの緩効性肥料を混ぜ込んでおくだけで大丈夫です。
植え付けと種まき時期
4月~6月にホームセンターなどで苗が出回ります。苗を購入したら日を置かないですぐに植えつけましょう。ポットから出して根玉を崩さないように植えつけます。
コスモスは直根性 なので、 根をいじられるのが苦手です。 何度も植え替えしないようにします。
種類によってですが、コスモスの種まき時期は3月に種まきをして夏に花を咲かせるか、6月~7月に種まきをして10月~11月の秋に花を咲かせます。種まきからだいたい3か月でコスモスは開花するので逆算して種まきをしましょう。発芽温度は20℃前後で発芽します。
コスモスに付きやすい病害虫
コスモスは病害虫にかかりにくい丈夫な品種が多いです。ですが管理場所が悪いと病害虫に被害にあってしまう場合があります。
コスモスがかかりやすい病気は うどんこ病、立枯病 です。高温多湿の梅雨時期にカビ菌の影響などで発生します。葉に白い斑点がでたり、コスモスの下葉が枯れだしたら病気のサインなので、見つけ次第風通しを良くして、殺菌剤を散布しておきましょう。
コスモスに付きやすい害虫は アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ、ナメクジ です。
アブラムシやハダニは年中付きやすいため、見つけ次第歯ブラシやテープなどで取り除きます。植え付けの時にオルトランを混ぜておくと、予防できますよ。
ヨトウムシは蛾の幼虫で、夜に地面から這い出てきて花や葉などを食い荒らしてしまいます。葉などについていないか確認し、米ぬかでおびき寄せて退治しましょう。
ナメクジはジメジメした環境が大好きで、夜に現れて蕾や新芽を食べてしまいます。ナメクジが通った後はぬめぬめと光って見た目も悪くなってしまいます。ナメクジトラップや駆除剤を使って退治します。
丈夫で育てやすいコスモスを育ててみませんか
風に吹かれるコスモスを見ると秋が来たと思いますね。
コスモスは、太陽によく当てて水やりに気を付ければ簡単に育てられますよ。花が咲いた後は、ドライフラワーや押し花にしてオシャレに楽しみましょう。
咲き方や花の色が豊富なので、この秋はお気に入りを見つけてぜひ、育ててみてください。
やってみよっか?