【ガーデニング】ビタミンカラーのガイラルディア!花言葉や育て方のご紹介
目を引くビタミンカラーのガイラルディアは秋の庭を彩って定番の花になります。可愛らしい見た目と違って、性質は強建なので、ガーデニング初心者でも育てやすいです。また、地植えで育てるのはもちろん、寄せ植えにも使いやすいのが魅力ですよ。
そんな可愛くて強いガイラルディアの花言葉や育て方から活用方法まで、分かりやすくご紹介します。
ガーデニング初心者でも育てやすいガイラルディアとは
ガーデニング初心者でも育てやすいガイラルディアは、 南北アメリカ原産のキク科テンニンギク属の草花 です。種類によって一年草と多年草に分かれます。 草丈は30〜40cm程 なので寄せ植えにも使いやすいですよ。
開花時期は5月〜11月で暑さ寒さにとても強くなっています。 育てやすさから、品種改良が進み20種類以上のガイラルディアがありますね。咲き方も八重咲きやポンポンのように咲くタイプまで様々です。
花の色は黄色、オレンジ、赤、ピンクの単色からバイカラー まであるので、お気に入りを探すのも楽しいですね。
特に毒性もないのでペットがいても安心です。
ガイラルディアの花言葉
夏の暑さに負けないで元気に咲いてくれるガイラルディアの花言葉は、
- 協力
- 団結
- 明るい人柄
- きらびやか
です。
花言葉の由来はガイラルディアは、 群生で咲くのが特徴 なので協力や団結の花言葉の由来になったようです。
ガイラルディアの花色がビタミンカラーが多く 日光にあたると輝いて見える ことからきらびやかの由来になりました。特に怖い花言葉もないので、プレゼントにしても喜ばれそうですね。
ガイラルディアの活用方法
沢山咲いてくれるガイラルディアは、 ドライフラワーや押し花に 使えます。ガイラルディアのドライフラワーは花弁を残すか残さないかで、印象がガラッと変わりますよ。
ドライフラワーを作るときに花弁を取っておくと、乾燥したときにボール状になり可愛らしく仕上がりますね。作ったドライフラワーや押し花は、 ブーケにして飾ったり、ハーバリウムやハンドメイドの材料に 使うとおしゃれです。
ドライフラワーを作るときにシリカゲルを使うと、ガイラルディアの花色を綺麗に残すことができます。
ガイラルディアの育て方
暑さ寒さにとても強くガーデニング初心者でも育てやすいガイラルディアは、放任気味で育てても元気に育ってくれます。耐寒性も強いので秋から育てるのにぴったりですね。
初心者でも分かりやすいガイラルディアの詳しい育て方をご紹介します。
置く場所
ガイラルディアの置き場所は、 風通しが良く、日当たりのよい場所に置くと元気に育ちますよ。 日当たりが悪い場所に置いてしまうと、ひょろひょろと弱々しくなってしまいます。株が倒れやすく、病気の原因になってしまいますので気を付けましょう。 最低でも6時間以上日光に当ててあげたいですね。
基本的に日当たりと風通しがよい場所で管理できれば、地植えにしても育てやすいです。
水やり
丈夫なガイラルディアですが、 少し加湿に弱い性質も兼ね備えています。 水やりのコツは、 少し乾かし気味に することです。鉢の土が白っぽくなっていたら、水やりをし鉢底穴から水が出るくらいたっぷりと与えます。
加湿に弱いと言ってもガイラルディアは強い品種なので、そこまで神経質にならなくても大丈夫ですよ。
地植えの場合は、完全に根付くまでは様子を見て水やりをし、 根付いたら雨に任せてしまって大丈夫です。 日照りが続いて、乾燥が気になる様なら水やりします。
使う土と肥料
水はけがよい土 であればガイラルディアは、土質を選ぶません。ほかの植物が元気に育っている場所なら問題なく育ってくれます。 市販の花や野菜の培養土 でも元気に育ってくれます。地植えの場合は、庭の土に植え付けをする2週間前に腐葉土や堆肥を混ぜよく耕しておきます。
ガイラルディアに使う肥料は マグアンプなどの緩効性肥 がオススメです。鉢植えに使うとは植え付けの時に元肥として緩効性肥を撒いておきます。開花し始めたら追肥で肥料を撒いておくか、液体肥料を2週間に1回与えるとよいでしょう。
地植えの場合は、植え付けのときに緩効性肥を混ぜておくだけで大丈夫です。花付きが悪くなってきたら、春秋に追肥してあげると花付きがよくなりますよ。
花がら摘みと刈り戻し
ガイラルディアは手入れなしでもよく咲いてくれますが、咲き終わった花がらをこまめに摘んでいくとよいでしょう。花がらを放置してしまうと、 種を作るほうに体力を使ってしまい花が付きが悪くなってしまいます。
ガイラルディアは枯れると花弁が落ちて真ん中に種ができるのですが、種がトゲトゲしていて地味に痛いので手袋を着けるのをオススメします。
梅雨に入る前に一度刈り戻し をしておくと、高温多湿になっても株が蒸れなくて安心ですよ。刈り戻しの目安はガイラルディアが伸びて鉢からはみ出していたら、草丈半分ぐらいのところで切ります。
遅くても夏が来る前に刈り戻しをしておきましょう。刈り戻しの時期が遅いと、秋に花が咲かなくなってしまいます。
冬越し方法
ガイラルディアは耐寒性の高いので基本的に 外での冬越しが可能 です。
寒くなってきたら刈り戻しをして冬越しさせます。地上部を枯らして休眠して暖かくなる春を待ちます。 株元に腐葉土をかけておく と霜が降りた時でも安心ですよ。
寒波などがきて寒さが厳しくなるなら、寒冷紗などをかけておいても良いですね。無事に冬越しが成功すると暖かくなると再び芽吹いて開花してくれます。
ガイラルディアに付きやすい病害虫
ガイラルディアは病害虫に強いですが、管理場所が悪いと病害虫の被害にあいやすくなるので気を付けましょう。
ガイラルディアに 付きやすい害虫はアブラムシ です。アブラムシは柔らかい新芽や茎、蕾に付きやすく花の汁を吸って株を弱らせてしまいます。非常に繫殖力が高く放置してしまうとあっという間にアブラムシだらけになってしまうので、 植え付けのときにオルトランを混ぜ込んでおくか、テープや歯ブラシなどでこそぎ落として しまいましょう。
ガイラルディアが かかりやすい病気は、灰色カビ病、黒斑病 です。どちらもカビ菌が原因で、高温多湿になると発生しやすくなります。
対処法として株が込み合っているなら、間引きして風通しをよくし症状が出ている部分は取り除きます。ベニカスプレーなどの薬剤を散布しておくと病気の進行を食い止めることができますよ。
ガイラルディアを育ててみませんか
見ているだけで元気が出るようなガイラルディアは、手間がかからなくて育てやすいです。
花は切り花で楽しんでもよいですが、ドライフラワーを作っても長く楽しめます。特に危険な毒性もないのでペットやお子さんがいる家庭でも安心して育てられますよ。
この秋は育てやすいガイラルディアを育ててみませんか。
やってみよっか?