【キューバ旅行】トリニダーで海や山の大自然を堪能!おすすめの楽しみ方5選
キューバの首都ハバナからバスで約5時間のところにある、500年の歴史をもつ古都「トリニダー」。
奴隷貿易やサトウキ産業で栄えた昔ながらの街は、ユネスコの世界遺産リストにも登録されています。
今回は、そんなトリニダーの楽しみ方をご紹介します。
トリニダーの楽しみ方5選
「レオヤミの家」に泊まる
キューバは、予約システムがほかの国とは異なる部分があり、
宿泊する際には、ホテル、もしくは「カサ」という場所に泊まります。
少しでも宿泊の費用を抑えたいという方は、
カサという民泊に宿泊することをおすすめ
します。
今回ご紹介する「レオヤミの家」は、トリニダーに行く日本人にはかなりおすすめです。レオとヤミの仲良しなご夫婦とその娘さん家族で経営しているカサです。
コロナ前は、日本人や韓国人の宿泊客が多かったらしく、日本についても詳しいお二人。
宿泊は、朝食付きで1日10USドル、夕食を別でつけることもでき、その場合は都度プラス5USドル
です。
朝食付きが嬉しいのはもちろんですが、夕食も美味しくて、 量も質も満足度の高い食事が食べられます 。
キューバの家庭料理の味を味わいたいという方は、ぜひ夜ご飯をお願いしてみてください。
そして、 主人のレオは日本が大好きで、日本語も少し話すことができる のでとても安心感があります。
キューバのこと、トリニダーのことを色々と教えてくれますし、とても楽しい滞在になること間違いなし!
トリニダーに行く際は、「レオヤミの家」をぜひ訪ねてみてください。
カリブ海を眺めながらチルタイム
トリニダー市内から、タクシーかバイクに乗って20分程度の場所にある 『プラヤ・アンコン(Playa Ancón)』はカリブ海を眺めることのできるチルスポット 。
海の透明度が高く、どこから見てもコバルトブルーの壮大な海の広さを感じることができます。観光客がそこまで多くない場所なので、ステイ場所に困ることもありません。
一番のおすすめは 夕暮れどきの時間帯。水平線に夕日が沈んでいくのを眺めながら、ゆっくりした時間を過ごすことができます。
近くにはレストランもあり、美味しい食事やココナツを飲みながらチルタイムを楽しめますよ。
乗馬ツアーに参加
トリニダーの街を少し離れると、壮大な大自然が広がる、 ロス・インヘニオス渓谷 へと訪れることができます。
ここにある観光スポットを馬に乗って、半日~1日かけて回ることのできるツアーがあるんです。
サトウキビジュース
サトウキビ産業が盛んだった町トリニダーのサトウキビをその場で絞り出して、ジュースを作って飲ませてもらうことができます。
サトウキビを専用の機械で絞り出すのを実際に体験させてもらえるのですが、かなりの力を要するのに驚きました。
ジュースはレモンが入っていて、甘すぎずさっぱりした美味しさでした。
キューバ産のコーヒー
キューバ産のコーヒー豆をエンターテイナーなおじさまが歌いながら挽いてくれます。
ここで葉巻を試してみることもできます。吸い口に、はちみつを塗って吸いやすくしてくれます。
実際にここで葉巻やはちみつを購入することもできます。
森の中の滝へ
馬を降りて、山を歩いた先にある森の中にある滝が最終地点です。
水着を持っていればここで泳ぐこともできます。
レストランでお昼ご飯
最後にサトウキビジュースをいただいたお店でお昼ご飯を食べます。お肉かお魚かロブスターでメニューを選ぶことができます。美味しいキューバ料理を存分に味わってみてください。
上記のツアーは筆者が参加したツアーの一例で、すべてあわせて4~5時間定程度でした。
ツアーは、カサで申し込みをしましたが、街中でツアーを取り扱っている商人もいました
自然を存分に味わうことのできる贅沢ツアーなので、トリニダーに行かれる際はぜひ参加してみてください!
ラ・カンチャンチャラ(La Canchanchara)を味わう
カンチャンチャラ(La Canchanchara)とは、トリニダーで誕生したカクテル。 サトウキビを原材料としたアグアルデンテという蒸留酒にレモン、またはライム、はちみつと氷で作られたお酒 です。
トリニダーの職人が作った素焼きの陶器に入れられ、底に溜まったはちみつを溶かしながら飲みます。
かつて、奴隷貿易とさとうきび産業が栄えたトリニダーでは、工場で加工される砂糖よりもはちみつのほうが主流だったそう。
トリニダーでこのお酒が飲めるのは 1740年創業のレストラン・バー「ラ・カンチャンチャラ」 。タイミングが合えば、キューバ音楽のバンド演奏とともに、お酒を楽しむことができます。
基本情報
Taberna La Canchánchara
- 住所:90 Calle Real del Jigue, Trinidad
ゆっくり街歩き
世界遺産の街、トリニダーはスペイン植民地時代の名残が多く残った古都。
レトロな街並みと石畳の道、そこを歩く馬を見ながら街を歩いているだけで楽しい気分になり、 カラフルでコロニアル様式の建物は、どこを切り取ってもフォトジェニックな背景になります。
道端でおじさんたちが井戸端会議をしている光景を見るだけでも癒されます。
また、中心地にあるマヨール広場の近くでは 青空市場 が開かれており、 独特なアートや手工芸は、他国では見ないようなアーティステックなものや、トリニダーのお土産を販売していました。
ここでしか買えないような、お土産を探してみてはいかがでしょうか。
トリニダーでゆったりした時間を過ごしませんか?
社会主義国のキューバでは、ネットは自由に使いづらく物資も十分にない為、正直不便なことは多いです。
ただ、そんな中でスマートフォンから離れて、街並みや、自然を味わう時間は日本で忙しくしていた時間を少しでも忘れることができる貴重な時間になるのではないでしょうか。
楽しみ方や味わい方は、人それぞれ。キューバのトリニダーにしかない魅力を、ぜひあなたの目で感じてきてください。
インターネットではなく、 人や自然と繋がるすばらしさを感じることができるはずです。
出典・参考
やってみよっか?