【2024年】さっぽろ雪まつり完全ガイド!日程から楽しむコツまで紹介
北海道の冬の風節と言えば「さっぽろ雪まつり」ですよね?
2024年は第74回という長い歴史を持つさっぽろ雪まつりは、北海道内はおろか、日本全国・世界各地から多くの旅行者が訪れます。
今回は、2024年さっぽろ雪まつりの日程や会場、見どころと楽しむためのコツなどをご紹介!
北海道の冬を、ほかにはないかたちで体感できる大人気のイベントです。
「さっぽろ雪まつり」とは?
「さっぽろ雪まつり」は、 1950年から続く北海道札幌市の冬の風物詩となっているイベント で、2024年で74回目となります。
市民の雪捨て場となっていた大通公園に、地元の中高校生が6つの雪像を造ったのが始まり。最初の雪まつりでは、雪像展示のほか、雪合戦やカーニバルなどのイベントも開催されたそうです。
その後、自衛隊による大規模な雪像造りが始まりました。
1972年に冬季オリンピックが札幌で開催されたことにより、世界中に知られるように。
毎年3万トン近くの雪を集めて重機も使用しながら、さまざまな雪の像を造ります。
過去には、国内外の名建築や世界遺産を象ったもの、日本や北海道の文化をモチーフにしたものから、ゲームやアニメ、映画、スポーツなどのサブカルチャーをテーマにしたものまで、多彩なテーマで雪像が造られてきました。
今では雪で造られた見事な像を一目見ようと、 世界中から多くの人が集まる北海道を代表するイベント になっています。
2024年「第74回さっぽろ雪まつり」の開催期間と会場
2024年の「第74回さっぽろ雪まつり」は、次の日程で開催されます。
開催期間
2024年2月4日(日)〜2月11日(日・祝)の8日間 に行われます。
会場(予定)
- 大通会場:西1丁目から西12丁目
- すすきの会場:南4条通から南7条通までの駅前通
- つどーむ会場:札幌市スポーツ交流施設「つどーむ」
各会場の詳細と見どころをご紹介
ここからは、「第74回さっぽろ雪まつり」の各会場構成や見どころ、アクセスなどの詳細をご紹介します。
大通会場
大通会場は、 さっぽろ雪まつりのメイン会場 です。自衛隊が制作を担当する大規模な雪像から、市民ボランティアによる大小さまざまな雪像がずらりと並びます。
また、 大雪像に映し出されるプロジェクションマッピング・すべり台・カーリング体験など見どころが満載 ですよ。
【大通会場】
- 所在地:大通公園1丁目~10丁目(中央区)
- 最寄り駅:地下鉄/大通駅・西11丁目駅、市電/西4丁目駅・西8丁目駅・市役所前駅
- 駐車場:専用駐車場はないので有料駐車場を利用。おすすめは、大通公園地下駐車場(1時間400円)
- 開催時間:24時間(ライトアップは22:00まで)
【会場構成】(予定)
- 1丁目:J:COMひろば(さっぽろカーリング体験パークなど)
- 2丁目:アート広場
- 3丁目:市民の広場(中小雪像・市民雪像等)
- 4丁目:STV広場(大雪像・中小雪像等)
- 5丁目:道新 雪の広場(大雪像)
- 6丁目:市民の広場(中小雪像・市民雪像等)
- 7丁目:HBC広場(大雪像)
- 8丁目:雪のHTB広場(大雪像)
- 9丁目:市民の広場(中小雪像・市民雪像等)
- 10丁目:UHBファミリーランド(大雪像・中小雪像等)
大通会場では、 1丁目から10丁目までそれぞれコンセプトが異なる雪像を歩きながらたっぷりと鑑賞できる のが魅力ですよ。
すすきの会場
すすきの会場は、 札幌の歓楽街・すすきのにある会場 です。
こちらでは、氷像を見るだけでなく、実際に触れながら氷の世界を体感することができる会場展開を予定しています。
「氷を楽しむ」をテーマに、芸術的な氷の彫刻 の数々を楽しむことができますよ。氷像に触れることができる「ふれあい広場」や、記念撮影ができるスポットなどが登場します。
また、 夜にライトアップされる彫刻の美しさは、雪まつりの中でもトップクラス!
歓楽街にあることもあり周辺には飲食店も多いので、北海道名物を堪能してから幻想的な夜の氷の世界を楽しむのもおすすめですよ。
【すすきの会場】
- 所在地:南4条通~南7条通までの西4丁目線市道(中央区)
- 最寄り駅:地下鉄/すすきの駅、市電/すすきの駅
-
駐車場:専用駐車場はないので有料駐車場を利用。
おすすめは自走式立体駐車場のジャンボ1000(1時間300円。5:00~18:00は受付で24時まで900円の1日券の購入が可能。) - 開催時間:24時間(ライトアップは23:00まで)
【会場構成】
氷をテーマとした氷像エリア。氷の女王との撮影会などのイベントも開催する予定です。
つどーむ会場
2024さっぽろ雪まつりでは、「つどーむ会場」を4年ぶりに開催する予定です。
大きなチューブスライダーやスノーラフトなど、小さな子どもから大人まで、家族みんなで思い切り遊べることが最大の魅力!
詳細については、12月以降に公開予定のため、公式ウェブサイトをチェックしてみてください。
さっぽろ雪まつりを楽しむために知っておきたいポイント
初めてさっぽろ雪まつりに参加するという人にも安心!さっぽろ雪まつりを楽しむために知っておきたいポイントをご紹介します。
会場へのアクセス
札幌市内は、 地下鉄での移動がおすすめ。 札幌駅からメイン会場の最寄り駅である大通駅までは1駅、すすきの駅へは2駅です。
雪まつり中は混雑が予想されますが、 地下鉄を利用すれば渋滞に巻き込まれる心配もなく、予定が立てやすい ですよ。
【大通会場へのアクセス】
新千歳空港駅→(JR快速「エアポート」約40分)→札幌駅→(地下鉄南北線約2分/徒歩約10分)→大通駅→(徒歩すぐ)→大通会場
大通駅は出口が多いので、地下通路を通り、目的会場に一番近い出口を利用しましょう。
【大通駅各出口と近い会場】
- 2番(5丁目)
- 5番(4丁目)
- 6番(3丁目)
- 8番(3丁目) ※エレベーターあり
- 27番(1丁目)
【すすきの会場へのアクセス】
大通駅→(地下鉄南北線約1分/徒歩約5分)→すすきの駅→(徒歩すぐ)→すすきの会場
混雑を避けられる時間帯は?
さっぽろ雪まつりは毎年多くの人が訪れ、混雑が予想されます。少しでも混雑を避けてゆっくりと見物したいという人は、 平日の午前中からお昼過ぎがおすすめ。
ライトアップが開催されると、夜は平日でも混雑します。 ライトアップを見に行くのであれば、しっかりと準備をして早めに会場に訪れる ようにしましょう。
防寒対策は万全に
1年でも最も寒い季節に開催されるさっぽろ雪まつり。日本の中でも特に寒さの厳しい北海道札幌の2月は、日中でも氷点下となることも多いです。
ヒートテックインナーなどの 温かいインナーやセーターを4枚ほど重ね着するのがおすすめ。 その上には、 風を通さず温かい長めのダウンコートなどを着用 しましょう。
また、 手・足・首の3か所 は、慣れていない人はついつい油断しがちな場所。この3か所は1か所でも防寒を怠ると全身がすぐに冷えてしまいます。
厚手の手袋や靴下にマフラー、中にボアなどが付いた温かい長めのブーツを用意し、ニット帽、耳当てやホッカイロなども準備 しておきましょう。
道路で滑らない対策を
さっぽろ雪まつりが開催される2月の北海道の地面はアイスバーン状になっており、非常に滑りやすくなっています。地元に住む人ですら転倒してしまうことがあるほど。
札幌の駅の売店やコンビニには、 靴に貼るタイプの滑り止めが売っているので、購入するのがおすすめ です。
また、 足を高く上げずに歩幅を小さくして歩くのが、滑らないコツ ですよ。
北海道が誇る冬の風物詩を堪能しよう
1950年から続く長い歴史を誇る「さっぽろ雪まつり」。他では見ることがない迫力ある雪像や芸術的な氷像に包まれて、非日常のひとときを満喫できます。
寒さ対策や感染症対策をしっかりとして、北海道が誇る冬の風物詩をぜひ満喫してくださいね!
※一部、2023年の情報を記載しております。最新情報については、公式ウェブサイトを事前確認いただきますようお願いします。
出典・参考
やってみよっか?