【グアテマラ旅行】アニメや映画の舞台にも!『ティカル遺跡』の見どころ
グアテマラに存在するマヤ文明最大の都市遺跡と言われる「ティカル遺跡」。
最も良質で壮大な、かつての歴史が残っている場所であり、実は日本でもなじみのある映画やアニメの舞台にもなった場所でもあるんです。
今回は、ティカル遺跡の見どころをご紹介します。
ティカル遺跡とは?
中米グアテマラの北部に位置するペテン県にある、 マヤ文明最大の都市遺跡 。紀元4世紀から9世紀ごろにかけてマヤの最大都市として最盛期には6万人が暮らし、繁栄した場所でした。
遺跡の周りは、熱帯雨林に囲まれており多種多様な動植物を見たり、さまざまな遺跡を見たりすることもできます。
1979年には「ティカル国立公園」として、周辺の熱帯雨林と遺跡がユネスコ世界遺産にも登録 されました。
フローレス島を拠点に、 バスで約1時間30分ほど の場所にあります。
宿や旅行会社で、ガイド付のツアーや、ガイドを付けずにシャトルバスツアーを予約することができます。
ティカル遺跡の見どころ
ティカルの中心であったという大広場『グランプラザ』
遺跡の中心地には、東側と西側に向かい合うⅠ・Ⅱ号神殿、そしてアクロポリスがあります。
実はこちら、 大人気漫画、『ワンピース』の空島編の舞台になった場所 でもあるのです。
Ⅱ号神殿は、階段で上まで登ることができるため、向かいのⅠ号神殿を真正面から望むことができます。
遺跡を下から見る景色も素晴らしいですが、真正面から見る景色もまた圧巻です。
Ⅳ号神殿からの景色
Ⅳ号神殿の上からⅠ~Ⅲ号神殿を望むことができるこの景色は、
映画「スターウォーズ」の舞台にもなった場所
でも知られています。
Ⅳ号神殿は
ティカル最大の高さを誇るピラミッドで、階段で最上部まで登れる
ようになっています。
密林から顔を出すピラミッド、そしてタイミングが合えばそこから日の出を見ることもできます。
日の出を見るために、朝4時頃から登る人もいるそうです。
多様な動植物が生息する熱帯雨林
ティカルの周りのジャングルは、 全て世界遺産として登録されていて保護地帯になっています 。
そのため遺跡周辺では、さまざまな自然や動物を見ながら歩くことができます。
ホエザル・クモザルなどの哺乳類や、美しい鳥絶滅危惧種の「メキシコカワガメ」などもいるそうです。
行かれる際には、ぜひ近くにいる動物にも注目して見てみてください。
マヤ文明の遺跡の近くによく生えているのが、この セイバの木 。
「聖なる木」として、マヤの人々に大切にされていたそうです。
実は日本とも関係があるティカル遺跡
ティカル遺跡には、 日本の国旗とグアテマラの国旗が並んでいる場所がある んです。
ティカル遺跡は、ユネスコ世界遺産に登録された後、年間20万人を超える観光客が訪れるようになりました。
しかし、文化財を保存・修復し収蔵できる施設が公園内になかったり、遺跡の研究ができる場所もなかったりしため、
日本の協力のもと、文化遺産保存・研究センターの建設がされた
そうです。
意外なところで日本の国旗を発見したことに驚きましたが、
日本がこの壮大な遺跡を影で支えていると思うと誇らしい気持ちになります
ね。
ティカル遺跡への拠点はフローレス島から
湖に囲まれた、静かで落ち着いた町
ティカル遺跡の拠点となる町 が、 グアテマラのペテン北部にあるフローレス島 。
こちらで旅行会社か宿でツアーを申し込み、ティカル遺跡に向かうことができます。
湖に囲まれた小さな町ですが、 可愛い建物が多く存在していたり、観光客が多く治安も安定しているためゆっくり町歩きもおすすめ です。
湖沿いのカフェやレストランでリゾート気分♪
観光に疲れたら湖沿いにあるカフェで、一息するのはどうでしょう。
可愛い町と、美味しいグアテマラコーヒーで幸せなひと時を。 美しい景観を見ながら、リゾート気分を味わうことができる のが、ティカル遺跡の拠点であるフローレス島です。
大自然と遺跡のコラボレーションを感じてみませんか?
大自然と遺跡の素晴らしさの両方を味わえるティカル遺跡は、遺跡好きな人にはもちろん、そうでないに人もおすすめなスポット。
今回ご紹介した遺跡以外にもすべて見ようと思うと、約1日かけて密林の中を歩くため少し体力がいるかもしれませんが、疲労以上に感動を味わうことができますよ!
ぜひ歴史と自然のロマンを感じてきてください。
出典・参考
やってみよっか?