【ハンドメイド】100円ショップで材料が揃う!ハーバリウムで簡単&素敵なインテリア
ハーバリウムという言葉を聞くと、プレゼントに使う人が多いかもしれません。しかし、自分用にお部屋に飾りたいと思ったことはありませんか?ハーバリウムは可愛い雑貨屋さんなどで見かけますが、実は100円ショップの商品で簡単に作ることができます。
しかも、100円ショップの商品で作れば自分の好きなようにオリジナルのハーバリウムが作れます。ハーバリウム専用のオイルやドライフラワーも100円ショップで購入できるので、すべての材料が揃いますよ。作る時のポイントも紹介しているので、ぜひ必読してください!
ハーバリウムとは
Herbarium(ハーバリウム)の意味は 植物標本 です。植物を乾燥させ、腐食を防ぐためアルコールなどに入れて保存していました。今では、インテリアとしての言葉の方が使い慣れているでしょう。
花屋などでも売られているハーバリウムはドライフラワーやブリザードフラワーをガラスの瓶に入れ、専用のアルコールを入れて楽しみます。お手入れも必要がなく、専用のアルコールを入れることによって 植物の美しさを長期にわたって鑑賞する ことができるのです。
簡単!ハーバリウムボトルを作ろう
ハーバリウムは花屋や雑貨店で購入すると、意外と値段が高いです。そこで、100円ショップの商品でハーバリウムを作ってみてはどうですか? 準備する道具も少なく、作業時間も1時間以内にできるくらい簡単 です。自分のオリジナルが作れるのも魅力ですね。
材料
- 小瓶(ガラスでもプラスティックでもOK)
- ハーバリウム専用オイル
- ドライフラワー
- ハーバリウムパーツ
100円ショップでは、専用のハーバリウムオイルも売っています。 ベビーオイルや洗濯のりで代用することも可能 です。水はハーバリウムに不向きです。なぜなら、粘度がないため、植物が浮いてしまうのと、水に含まれる微生物で植物を腐食させる可能性があります。
その他、ドライフラワーや押し花もいいでしょう。造花を入れても問題ありません。また、植物ではないですが、植物を引き立たせるパーツも売っています。 季節によっては貝殻やドングリを入れて変化を楽しむ のも手作りの醍醐味ですね。
使用する道具
- ピンセット
- 竹串(細い棒でも可)
ハーバリウムは、ピンセットひとつあれば他に道具はいりません。今回竹串を追記したのは、ピンセットが短いと高さのある小瓶に植物を入れる際、うまい具合に配置ができない可能性があります。短いピンセットしかない時は、 竹串で押し込んで あげてください。
作り方
① 正面を決め、下に配置するパーツから入れる
まずは、正面を決めます。 一番植物がきれいに見える部分を決定 したら、ピンセットで下に配置するパーツを押し込みます。今回使用した小瓶は、口が小さいので少量ずつ入れています。
一番底に入れた銀色のパーツは、ピンセットで入れた際静電気が起きて小瓶に張り付いてしまいました。なので、 竹串で丁寧に取り底に押し込む とうまく配置できました。また、ドライフラワーはちぎれやすいので注意してください。
配置が完成しました。この時点でも銀色のパーツが小瓶に張り付いていたので、他のパーツを動かさないよう竹串で押し込みました。今回はあまり植物を入れていませんが、 様々なサイズの植物をぎっしり詰めて も素敵なハーバリウムになりますね。
② ハーバリウム専用オイルを入れて完成
植物の配置が終わったら、ハーバリウム専用オイルを投入します。粘度があるので勢いよく入ることはありませんが、 植物が動いてしまう可能性があるのでできるだけゆっくり 入れましょう。
ハーバリウムオイルは、ギリギリまでたっぷり入れましょう。その際 気泡ができてしまったときは竹串で割ったり少しトントンと小瓶を揺らし て取り除きます。あまりやりすぎると植物が動くので気を付けてください。今回はドライフラワーの中に麻ひもがあったので結んでみました。
おすすめ!ハーバリウムボールペンはプレゼントに最適
100円ショップでは、 オリジナルボールペンが作れるパーツ も売っていました。なので、今回は植物ではなく、ビーズとハーバリウムでオリジナルボールペンに挑戦しています。作り方はハーバリウムボトルと同じで、パーツを入れてからハーバリウムオイルを投入してください。
中に入れるビーズが少し大きくて、きちんとハーバリウムオイルを投入するのに苦労しました。気泡も入ってしまい、 入れるパーツのサイズや素材によっては向き不向きがある と感じました。
しかし、意外と気泡もビーズと馴染んで、結果的には爽やかなオリジナルボールペンが完成しています。これなら 親子で作るのも簡単 なので、お誕生日プレゼントや何かのお祝いに手作りボールペンを贈れば喜ばれること間違いなしです。
ハーバリウムの捨て方は?ポイントを紹介
ハーバリウムを楽しんだ後、中身の処分に困るかもしれません。花の他に銀テープやビーズを入れることもあるので、 どこまで分別すればよいか悩む こともあるでしょう。ハーバリウムの処分方法を知っていれば、たくさん作っても安心です。ぜひ覚えておいてくださいね。
また、ハーバリウムの楽しめる期間ですが、だいたい 半年を過ぎると花が枯れたり中のオイルが変色する ようになります。一番わかりやすいのは、オイルの変色だと思うので日差しにあてたとき濁った様な色になったら処分を考えた方が良いかもしれません。
牛乳パックや新聞紙を使う
ハーバリウム専用オイルと記載されているものは、「ミネラルオイル」や「シリコンオイル」を使用しています。どちらのオイルも燃えにくいので安心ですが、 そのまま捨ててしまうと海水汚染 につながります。また、排水管に流すと臭いやつまりの原因にもなります。
まずは中の花やパーツを取り除いて、オイルは新聞紙やキッチンペーパーなどで吸い取りましょう。そして、 牛乳パックに入れて可燃ごみとして捨てる のが一番です。
油凝固剤を使う
天ぷらや唐揚げをしたあとに使う 凝固剤も処分方法のひとつ です。同じようにオイルを染み込ませ、ポリ袋などに入れて可燃ごみとして処分します。オイルが漏れる場合があるので、ポリ袋は2重にした方が安心でしょう。
使った小瓶は、きれいに洗浄し乾燥 した後に指定のゴミへ処分します。また新しいハーバリウムを作るときも同じ手順できれいにしてください。
ハーバリウムボールペンは分解して処分
ボールペンはハーバリウムオイルの量が少しなので、キッチンペーパーやティッシュに染み込ませてゴミにしましょう。また、 ハーバリウムボールペンは簡単に分解できる ので、オイル以外のパーツはその地域の指示に従って処分してください。
余ってしまったオイルを処分する場合も同じ方法です。保存する場合は、オイルがもれないように空いている瓶などに入れて 変色しないように日陰で保管 してください。
ハーバリウムを飾ってお部屋を華やかに!
ハーバリウムは、家の中を華やかにしてくれるアイテムです。花や植物を育てるのが苦手な人も、ハーバリウムなら枯らすこともありません。また、 小瓶や素材を工夫すればオリジナリティあふれるハーバリウム ができること間違いなしです。
プレゼントなら、贈る人のイメージを想像して作れば相手も必ず喜んでくれます。慣れてきたら、 自分が育てた花をドライフラワーにして飾る こともできますよ。ぜひ小瓶の中に花や植物を詰め込んで、素敵なインテリアを楽しんでください!
やってみよっか?