【ハンドメイド】天然素材で簡単手作り!自分だけの日焼け止めパウダーを作ろう
お出かけに欠かせないアイテムの日焼け止め。毎日使うものだからこそ、どんな成分でできているのか気になるところです。
市販のものは肌への負担も大きそう。でも素材のいいものは高くて買い続けられない。
そんな時は日焼け止めを手作りしてみましょう。材料もネットですぐに手に入りますし、自分で作るからこそ中身が分かって安心です。
今回は手作り日焼け止めパウダーと手作り日焼け止めにおすすめの素材をご紹介します。
日焼け止めを手作りしてみよう
春からの季節に欠かせないお出かけアイテムの一つ、日焼け止め。
肌に直接使うものなので体にいいものかどうかは気になるポイントです。特に肌の弱い人や子どもに使うときはより負担の少ないものを選びたいですね。
日焼け止めは市販の材料を使って手作りすることができます。どんなものを使って作るのか知っていると、使う時も安心です。
手作り日焼け止めのおすすめポイント3つ
手作り日焼け止めのおすすめポイントは以下の3つです。
- 添加物が少なく肌に優しい
- お好みの香りで作れる
- 使う量に合わせて作れる
まず手作りの一番のポイントは添加物が少ないところ。自分で作るので中身も分かり納得して使うことができます。自分の肌質に合う素材を選ぶとさらに安心ですね。
アロマや精油を入れて作ると自分好みの香りも楽しむことができます。好きな香りだと気持ちもリラックスします。
さらに自分のお好みの量を作ることができるのも手作りならでは。いくつか種類をそろえて楽しむこともできますね。
手作り日焼け止めの注意点
肌に優しい手作り日焼け止めですが、特に肌が弱い人やアレルギー体質の人は注意が必要。使ってみてトラブルを感じたらすぐにやめましょう。事前のパッチテストもおすすめです。
また、手作り日焼け止めは紫外線防止効果が特に高いものではありません。海水浴やキャンプなどたっぷり紫外線を浴びるときは市販のものを使う方が効果的です。
手作り日焼け止めの種類
日焼け止めにはいくつかの種類があります。
- 日焼け止めクリーム
- 日焼け止めバーム
- 日焼け止めパウダー
- 日焼け止めスプレー
日焼け止めクリームは柔らかくてぬりやすい クリームタイプ 。油分と水分を温めて溶かし、混ぜ合わせて作ります。材料には様々なオイルの組み合わせがあります。温めたり、かき混ぜたりとステップが多いので材料や道具をしっかりそろえる必要があります。
クリームより少し固めで楽しむなら バーム に。唇にも使いやすくなります。
パウダータイプ は材料となる粉を混ぜるだけで簡単に作れます。化粧直しなどにも使いやすいタイプです。
スプレータイプ も材料を混ぜ合わせるだけ。他のタイプよりもむらなく全体にぬれることが特長です。
他にもジェルタイプやスティックタイプなど使い方によって作り分けることができます。
手作り日焼け止めの作り方
今回は日焼け止めパウダーを作り方をご紹介します。
日焼け止めパウダーの材料
- 二酸化チタン:小さじ2
- 酸化亜鉛:小さじ2
- コーンスターチ:大さじ4
- 混ぜるための袋やジッパー
- 容器
- 大さじ・小さじ
二酸化チタン のSPFは15くらい。紫外線B、C波を吸収して紫外線A波の一部を反射します。
酸化亜鉛 自体は日焼け止め効果が低いですが、加えることで高くなります。SPFは10程度。赤外線B波を吸収し、二酸化チタンでカバーできない紫外線A波を反射します。
また、購入するときはナノ化されていない 「非ナノ」 と書いてあるものを選びましょう。ナノ化はとてもさらに小さく微粒子化されたものです。しかし、肌からより吸収されやすくなるので体への影響が懸念も出ています。
金属アレルギーが心配な人は、作る前にお医者さんに一度相談してみましょう。
【作り方】袋に材料を入れて混ぜる
分量通りの材料を計って袋に全て入れましょう。
- 二酸化チタン:小さじ2
- 酸化亜鉛:小さじ2
- コーンスターチ:大さじ4
しっかりと混ぜ合わせます。粉類は吸い込まないように気をつけましょう。
【作り方】容器にうつして完成
容器にうつして完成です。入りきらない分は湿気に注意して保管しましょう。
天然オイルの日焼け止め効果
天然のオイルや精油にも紫外線硬化があるものも。できるだけ天然のものを使って紫外線を防ぎたい方には、さらにこちらもおすすめです。
- キャロットシードオイル …SPF38~40
- レッドラズベリーオイル …SPF~30
- アボカドオイル …SPF~15
- オリーブオイル …SPF~7
- ココナッツオイル …SPF~7
- ペパーミント精油 …SPF6~7
- レモングラス精油 …SPF~6
- シアバター …SPF~6
- ラベンダー精油 …SPF5~6
- ホホバオイル …SPF4~6
- ココナッツオイル …SPF4~6
- アーモンドオイル …SPF~5
天然のものでも、SPFがしっかりあるものがあります。
そのままでも効果が高い素材
キャロットシードオイル はにんじんの種からとれるオイル。SPFも高く、シミや傷跡をよくする効果も期待できます。キャロットオイルというものもあるのでよく確認しましょう。
レッドラズベリーオイル もSPFが高いです。ビタミンEやオメガ3、オメガ6も含むオイルで、どちらもインターネットで買うことができます。
使いやすい身近な素材
日焼止めだけでなくハンドクリームなど他の手作りコスメにも使いやすいオイル。身近な素材なのでそろえやすく、残っても別のものに使いやすいです。
オリーブオイル は抗酸化作用やビタミンEも入っている美容オイルで、1~2滴肌に塗ることで保湿にも。ただし、食用はあまりおすすめしません。
シアバター もさまざまな使い方ができるのでおすすめです。保湿効果があり、シアバターがとれるアフリカでも日焼け止めとして使われているそうです。
香りも楽しめる精油
精油はさらに使い道が多く、様々な効果があるので一石二鳥です。
- ペパーミント精油 :スーッとして暑い時期に気持ちいい
- レモングラス精油 :虫よけ効果も期待できる
- ラベンダー精油 :香りもイメージしやすくリラックス効果もある
手作りの日焼け止めに少しプラスして香りと一緒に楽しみましょう!
日焼止めも手作りで自分らしい毎日を
お出かけに欠かせない日焼け止め。買うのが当たり前と思いがちですが、手作りレシピを探すとたくさん出てきます。
効果が高いわけではないので、日差しの強い日や長時間のお出かけには向かないかもしれません。しかし、好きな香りをプラスして手や顔の一部に使うと、お出かけはさらに楽しくなりそうですね。
また、中身が分かっていると使う時も安心。今日はそんなに出かけないという時は、手作りの日焼け止めを使うなど使い分けてもいいですね。
手作り日焼け止めなどの手作りコスメは必ずしも肌に合うとは限らないので、 自分の責任で 作りましょう。心配な人はパッチテストをして、トラブルがあれば使うのをすぐにやめましょう。
まずは自分で作るということを楽しんでくださいね。
やってみよっか?