【ハンドメイド】初心者でも簡単!自分だけのオリジナルバスボール(入浴剤)を作ろう
しゅわしゅわと泡が出て香りや色を楽しむバスボール。血の流れを良くして体を温めてくれるなどうれしい効果もたくさん。
ちょっとリッチなお風呂グッズに思えるバスボールですが、実は簡単におうちでも作ることができます。
材料も手に入りやすいものばかり!
今回はバスボールの作り方をご紹介します。失敗しないポイントもお伝えするので誰でも楽しく作ることができますよ。
バスボールとは
バスボールとは入浴剤のこと。
イギリスの化粧品メーカー会社「 LUSH(ラッシュ) 」が開発したカラフルなバスボムが日本でも大人気です。
バスボムはバスボールともいい、丸い形がかわいいですね。中身は主に重曹とクエン酸。化学反応によってしゅわしゅわと泡を出しながら溶けていきます。
手作りバスボールの効果とは
バスボールには2つの効果があります。
- 血流をよくする
- お湯をやわらかくする
まずは血流がよくなること。 バスボールがお湯にとけると出る泡は二酸化炭素です。二酸化炭素は体には必要のないものなので、早く外に出すために血管が広がります。
血管が広がると血流がよくなります。
もう一つはお湯を柔らかくしてくれること。バスボールの材料となる重曹にはお湯を柔らかくする作用があります。
また、肌をすべすべにしてくれる効果なども。
バスボールは100円ショップでも簡単に材料が手に入り手作りすることができます。
バスボールの作り方
シンプルな丸いバスボールを作りましょう。材料はほとんど100円ショップでそろいます。
材料
- 重曹:100g
- クエン酸:50g
- コーンスターチ、または片栗粉:50g
- 水:少々
- 食用色素
- エッセンシャルオイル
コーンスターチや片栗粉ではなく塩を使うこともできます。 塩の場合も50gをご用意ください。
量を変える時は重曹とクエン酸とコーンスターチ(または片栗粉や塩)が 2:1:1 になるようにします。
食用色素は色をつけるために使います。液体タイプと粉タイプがありますがどちらでも作れますよ。
エッセンシャルオイルは香りづけに。 エッセンシャルオイルは肌の弱い方や小さなお子さん、年配の方がいる時 は控えましょう。
道具
- ポリ袋かジップロック:1〜2枚
- スプレーボトル
- ラップ
- ガチャガチャのボール
- クッキ―やお菓子などの型
- スプーン
- スケール
- 新聞紙・タオル
ジップロックやポリ袋ではなくボウルとスプーンでも代用できます。 袋の方が均一に混ぜやすいです。
ガチャガチャのボールは球の形にするににぴったり。 ない時は手で丸めることもできます。 ボール型にしない時はお菓子などの型を使いましょう。
型は四角や丸などシンプルな形がおすすめ。豆腐が入っていたパックなども使うことができます。取り出す時にも崩れやすいです。クッキーの型も形が細かいと崩れやすいので注意してください。
粉類はこぼれやすいのでタオルや新聞紙も用意しておくといいですよ。
【作り方】重曹・クエン酸・片栗粉をポリ袋の中で混ぜる
重曹とクエン酸、片栗粉をすべてポリ袋に入れます。しっかりと混ぜ合わせましょう。 香りづけのエッセンシャルオイルや色づけの食用色素を入れる場合もここで入れましょう。
食用色素やエッセンシャルオイルは数滴だけ。食用色素の色があまり出なくても後で水を足すと濃くなるので問題ありません。
【作り方】霧吹きで水をかける
しっかり混ざったら霧吹きで少しずつ水をかけます。
水をかけすぎるとしゅわしゅわと溶けてしまうので注意。少しずつかけてぎゅっと固めましょう。 固さの目安は手のひらで握って崩れないくらい。 全体がしっかり固まるまで続けましょう。
【作り方】型に入れる
型に入れて形を整えます。今回使うのはガチャガチャのボール。簡単にバスボールの形ができますよ。材料と型の間に ラップを敷いておくと取り出しやすくなります。
ラップの上から混ぜた材料を入れていきます。崩れにくいようにぎゅっと詰めていきましょう。ガチャガチャを使わない時はお菓子などの型を使って同じように強く詰めましょう。
あまりたっぷり入れすぎると型から外れなくなってしまうので注意。取り出しやすくするおすすめステップは2つです。
- 全部詰めたら一度方から外して入れ直す。
- しっかりと型取りできたら方から外して乾燥させる。
おすすめは2つ目です。特にボールの形はガチャガチャのケースから出す時に崩れやすいです。しっかりボールの形になったらケースから出して乾燥させてみてください。
ハートなどの形をきれいに作りたい時は型に入れたままがいいですよ。
【作り方】乾かす
形が整ったらよく乾かしましょう。冷蔵庫で1時間半ほど。常温で2~3時間ですが、温度や湿度によって変わるので様子を見ていきましょう。
一晩おいておくとしっかり乾くので安心です。しっかり固まったら型からゆっくりとはずしましょう。これで完成です!
2種類のバスボムアレンジ
バスボールにアレンジを加えてさらに楽しみましょう。
- ドライハーブやおもちゃをいれる
- 色んな色を混ぜる
ドライハーブやおもちゃを入れる
ドライハーブやおもちゃを中に入れてみましょう。
中に入れるタイミングは材料を混ぜて固め型に入れる時です。
ドライハーブの他にもハーブティやドライフラワーもおすすめ。ナチュラルな香りづけにもなります。今回使ったのはローズマリーです。
バスボールがとけるとドライハーブはそのまま出てきます。 排水溝につまらないよう にお風呂から上がる時にしっかりお湯から取りのぞきましょう。
おもちゃを真ん中に入れると子どもたちも喜び!バスボールが溶けると何が出てくるのか楽しみがありますね。
様々な色を混ぜる
材料に入れる食用色素を何色か用意して、グラデーションのあるバスボールを作ってみましょう。食用色素ではなく入浴剤を混ぜることもできます。入浴剤はセットで売っているので手に入れやすいですね。
できた色を混ぜてみましょう。豆腐のパックなど四角い型に入れて層にするとグラデーションがとてもきれいです。
ドライフラワーのトッピングでどちらも合わせても豪華ですね!
手づくりバスボールで、バスタイムをもっと楽しく
手づくりのバスボールは材料も作り方もとてもシンプルで楽しいです。
材料が分かるので安心して使うことができるのも手作りするメリット。
作り始めると色や形を変えて色んなバスボールを作ってみたくなります。思った以上にきれいな形に仕上がるのもうれしいですね。
自分だけの香りや色も楽しめるのでお風呂がもっと楽しくなること間違いなし。自分なりのアイデアでオリジナルバスボールを作ってみてください。
出典・参考
やってみよっか?