【ハンドメイドフェスに出展!】申し込み・準備・当日の流れを徹底解説!東京ビッグサイトで素敵な1日を♪ image

【ハンドメイドフェスに出展!】申し込み・準備・当日の流れを徹底解説!東京ビッグサイトで素敵な1日を♪

ハンドメイドの世界には東京ビッグサイトで開催される2大フェスがあります。

Creemaが主催する「Handmade In Japan Fes」とminneが主催する「minnne HANDMADE MARKET」です。

出展するには選考があり、初心者が参加するには少々ハードルが高いですが、7月に初挑戦してきましたので、その様子をお伝えしたいと思います。

イベントの概要

2010年頃から一気にブームとなったハンドメイド作品。扱ってるオンラインショップも増えましたが、作家みずからが販売するイベントは、作り手のこだわりが聞けたり、写真では分からなかった商品の特徴を知ることができたり、対面販売の醍醐味が味わえます。

ハンドメイドの通販サイト大手creemaとminneが手掛けるイベントは、会場が東京ビッグサイトということもあり、全国から作家やクリエイターが集まることでも有名。ここでしか出会えない作品も数多く出品されますので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

ハンドメイド・イン・ジャパン・フェス(HMJ)

会場は4部構成

  • アート、雑貨、ファッション、アクセサリーなどのマーケット
  • 伝統工芸職人・人気クリエイターたちの作品づくりを体験できるワークショップ
  • 新進気鋭のアーティストやバンドによるライブ
  • バリエーション豊かなキッチンカーが集まったフードコーナー

夏と冬の年2回開催

前回:2023年7月22日(土)23日(日)11:00~19:00

  • 場所:東京ビッグサイト西1・2ホール。総ブース数は3,500(2日間合計)。
  • 入場料:前売券 1,300円(1日)2,000円(両日)/当日券 1,500円(1日)2,500円(両日)

※小学生以下は無料。障害者手帳をお持ちの方と介助者(3名まで)は割引あり

次回:2024年1月13日(土)14日(日)の予定

ミンネ・ハンドメイド・マーケット

会場は3部構成

  • 全16個のテーマにまつわる作品が集結する販売エリア
  • ものづくりを体験できるワークショップ
  • アーティストやクリエイターによるパフォーマンスが楽しめるステージ

※今年は特製ノベルティグッズが手に入るスタンプラリーも

年に1回開催

次回:2023年9月16日(土)・17日(日)・18日(月・祝)11:00〜18:00

  • 場所:東京ビッグサイト東7ホール。総ブース数は3,000(3日間合計)
  • 入場料:前売券 1,600円(1日)3,600円(3日通し)/当日券 1,800円(1日)

※小学生以下は無料。障害者手帳をお持ちの方と介助者1名も無料

※下記、公式ウェブサイトでは2,400ブースとなっていますが、出展者募集のページでは3,000ブース予定と記載されています。

出展するには?

ハンドメイド作家として出展する場合は、募集要項に沿って 「申し込み→選考・合否通知→支払い→準備(作品作り・出展パスなどの受取・什器やテーブルなどの発注)→当日の設営・販売・撤収」 という流れで進みます。

出展ブースの大きさや料金も違うので、比較しながら、参加した7月のHMJについてレポートしたいと思います。

出展ブースについて

【ハンドメイド・イン・ジャパン・フェス】

  1. スタンダード/1.8m×1.8m:一般 21,000円(1日)37,800円(両日)
  2. ミニ/1.8m×0.9m:一般 14,700円(1日)26,000円(両日)

※creema作家割引あり

【ミンネ・ハンドメイド・マーケット】

  1. スタンダード/2m×2m:一般 18,000円(1日)34,200円(2日)48,600円(3日)
  2. コンパクト/2m×1m:一般 15,000円(1日)28,500円(2日)42,750円(3日)

今回は初参加ということもあり、 一番安いHMJのミニブースをcreema作家割引で申し込み ました。ちなみに、私はベネチアンビーズを用いたアクセサリーを作っていて、creemaでは2013年から販売しています。

申し込み

HMJの募集は、 creema先行・一般・キャンセル待ち の3回に分けて行われます。参加を考えたのが遅かった為、7月23日分を一般募集で応募しました。

準備

合格通知から、出展者プロフィール公開までのスケジュールがタイトだったので、時系列で準備期間を追っていきます。

  • 5月25日:合否通知メールがくる。即日、出展料の入金(入金期限は7日以内)。
  • 5月26日:入金確認メール。出展者専用マイページの案内があり、出展マニュアルが読めるようになる。6月2日の出展者一覧の公開までに、プロフィールの記入を求められる。
  • 6月2日→5日(日にち変更):出展者一覧の公開およびブースナンバーの公表
  • 6月初旬:ブース付属セット(出展パス2枚・DM・冊子)の送付

※ブースナンバーが決まると、机や椅子などのレンタル備品が注文できるようになります。事前入金で、当日ブースに設置。「会議テーブルW1800と椅子を2脚」を頼みました。

作品は、これまでに作りためていたものがあり、追加で、ブレスレット・ネックレスを中心に80個ほど制作。ピアスやイヤリングについては、イベント用に台紙を新調しました。他に、「追加出展パスの手配」「DM・冊子の追加依頼」を行いました。当日、車で搬入する場合は、「駐車券の購入(1日2,000円)」も必要です。

事務局からは、「特別展示企画(風鈴)」「初日の夜の交流会:中夜祭」「Twitterでのリツイートキャンペーン」などの案内が随時送られてきます。

当日の流れ

会場への搬入は朝7時から行えます。とはいえ、オープンは11時なので、遅い人は9時入りで設営していました。各ブースは床にテープで仕切りがしてあり、ブース番号と店舗名が書かれたステッカーが貼ってあります。

販売する作品にあわせて、ブースごとに趣向を凝らしてレイアウト。こちらのお店はパイプと布を組み合わせて壁面を作っています。

ショップカードは印刷しているお店が多いなか、まさかの手書きというクリエイターも。「ときいろリボン」さんは、つけ襟を出品していました。

作る過程についてポップを出しているお店もあります。こちらは海洋プラスチックからアクセサリーを作る「sobolon」さん。

現金だけでなく、キャッシュレス決済対応のお店もありました。対応のクレジットカードが明記されていると分かりやすいです。

自分のブースは10:30には設営完了。記念に一枚撮りました。

10:45くらいに、2階のクロークへ荷物を預けに行ったところ、早くもお客さんが並んでいました!!

そして、11時にオープン。

2日目とあって、泊まりがけで来場されたお客さんも多かったのか、午前中のほうが混雑していた印象です。常連の方は「初めにぐるっと会場をまわってから、2周目で気になったお店に戻ってくる」感じで、皆さん、じっくりと作品をご覧になっているようでした。

私は、友人たちと一緒に出展したので、交互に店番をしながら他のお店も見て回って、「お客側」「お店側」の両方でイベントを満喫しました。途中、家族や仕事仲間も応援に駆けつけてくれて、甥っ子とたわむれたり、ご飯を食べたり…。

売り上げとしては、経費+交通費+αくらいでしたが、「楽しい思い出」が作れて、大満足の一日になりました。

楽しみ方はさまざま

今回、実際に参加して驚いたのが、「お子さんと一緒に家族で来られた方」「海外からの旅行者」が多かったこと。ひと昔前のように、ハンドメイド・イベント=作品を買う場所ではなく、ワークショップに参加できたり、ご飯が食べられたり、推しのライブを見られたり、「 一日を通して遊べる所・体験する所 」に変化しているように感じました。

出展しようか迷っている人は、まずは「お客さん」で行ってみてください。次は9月開催ですよ!

やってみよっか?

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