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【ハンドメイド】誰でも簡単!すぐに始められるドライフラワーの作り方・ハンギング法

ナチュラルな雰囲気を表現してくれるスワッグやドライフラワー。

お店やお部屋のインテリアに取り入れる人も増えてきました。

飾ってみたいけれど、まだ手が出ないという人もいるのではないでしょうか。

ドライフラワーは自分で作ることができます。手作りのドライフラワーであれば気軽にインテリアにも取り入れられますね。

今回は、ハンギング法で作るドライフラワーをご紹介します。

ドライフラワーとは

ドライフラワーとは、植物の花や茎、葉、果実などを乾燥させたものを言います。 ドライフラワーは古代エジプトのピラミッドで見つかった花冠が始まりと言われています。

17世紀のヨーロッパ北部では冬の室内装飾用として作られていました。

ドライフラワーいろいろ

ドライフラワーによく似ているのが プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーとは、生花を特殊加工したもの。一番美しい時期に色素を抜いて、特殊な染料を吸わせています。

枯れることがなく水やりの必要もないのが特徴です。ブーケなどをプリザーブドフラワーにして思い出に取って置くことができます。

ドライフラワーを使ったインテリアで人気が高いのが スワッグ 。ドライフラワーの一種のように思う人もいるかもしれません。

しかし、 実はスワッグとは壁飾りのことをいいます。 花本体ではなく、ドライフラワーを使ったインテリアとしての呼び方です。

スワッグはドライフラワーを花束として楽しんでいますが、スワッグと花束にも違いがあります。

  • 花束:贈答用、縦長で前後が決まっている
  • ブーケ:結婚式用、ラウンド型で前後が決まっていない
  • スワッグ:装飾用。縦長でZネゴが決まっている。背中側が平ら

ナチュラルな雰囲気づくりにスワッグは大活躍。ドライフラワーから手作りして自分だけのスワッグにもアレンジできますよ。

ドライフラワーの作り方

ドライフラワーには4つの作り方があります。

  • ハンギング法
  • ドライインウォーター法
  • シリカゲル法
  • グリセリン法

「ハンギング法」は一番作りやすい方法です。吊るして自然に乾燥させるだけのとてもシンプルな方法。

「ドライインウォーター法」はお花を少しの水に挿して少しずつ蒸発させていく方法。 ハンギング法との違いはお花をさかさまにしないで乾燥できるところ。

アジサイなどふんわりとした丸い形のお花にはおすすめの方法です。

バラなどの花びらが多くて立体的なお花なら 「シリカゲル法」。ドライフラワー用のシリカゲルに茎を切った花を埋めることで作ることができます。

色も鮮やかに残るのがポイント。茎を切るのでハーバリウムなどに向いています。

最後に 「グリセリン法」 お湯と混ぜて作ったグリセリン溶液にお花をつけます。 お花にグリセリンを吸い上げさえる方法でも作ることができます。

色鮮やかでふっくらした生花の雰囲気を残すことができます。咲きはじめの新鮮なお花を使いましょう。

今回は、最も手軽な「ハンギング法」で作ってみます。

ハンギング法で作るドライフラワー

ハンギング法でドライフラワーを作りましょう。もらった花束からでもすぐに作れる方法です。この方法でお花を半年くらい楽しむことができますよ。

道具

・はさみ
・麻ひも

道具は2つだけ。はさみと麻ひもがあればすぐに作ることができます。麻ひもでなくてもリボンなどでもいいですよ。

【作り方】お花を用意する

ドライフラワーにする花を用意しましょう。

花瓶に生けていた花であれば水に浸かっていた部分をカットします。 余分な葉も取ってください。

【作り方】麻ひもでしばって吊るす

麻ひもで花をしばります。お花を1輪ずつに分けて吊るすのがおすすめ。

吊るす場所のポイントは3つ です。

・風通しの良いところに吊るす
・直射日光の当たらないところに吊るす
・湿気の少ないところに吊るす

できるだけ早く乾燥させることで花の色が悪くなりすぎないようにしてあげられます。 扇風機で風を当てたり、除湿器を使ったりすると短時間で乾かすことができますよ。

ただし直接風が当たると花びらが落ちたり形が崩れたりしてしまいます。少し離れたところに吊るしましょう。

直射日光が当たるときれいな色に仕上がりません。 窓際は風通しがいいですが、少し離した方がいいです。カーテンで日を遮ってあげるといいですね。

ドライフラワーは乾燥が大切なので湿気は避けなければいけません。

おすすめの季節は1月~5月・10月~12月。湿度計がで50%以下を目安にしてください。

【作り方】1~2週間乾燥させる

大体1~2週間ほど乾燥させて完成です。

ハンギング法のメリットとデメリット

ハンギング法のメリットは手軽に楽しむことができるところ。 ドライフラワーと言うと特別な技術が必要と感じますが、とてもシンプルに手作りできます。

道具もひもだけなので、思い立ったらすぐに取り入れられますよ。

デメリットはきれいな色に仕上げるのが難しいところ。 乾燥している間に花の色が悪くなりやすいです。できるだけ早く乾燥させることがポイントです。

ドライフラワーの飾り方5選

作ったドライフラワーをおしゃれに飾ってみましょう

おすすめの飾り方を5つご紹介します。

・スワッグにする
・一輪挿しにする
・ガーランドにする
・リースにする
・ボトルに入れる

スワッグにする

花束くらいのドライフラワーであれば束ねてスワッグに 。壁に描けるととてもおしゃれになりますよ。

束ねたスワッグにはリボンをかけて。布やクラフト紙で巻くとやさしいインテリアになります。英字新聞などもおすすめ。

スワッグはインテリアにもプレゼントにもなります。写真を撮るときにさりげなく置くだけでおしゃれ度がアップ。おうちに一つは持っていたいアイテムですよ。

一輪挿しにする

少量であれば一輪挿しに。 1本でもさりげなく空間を彩ってくれます。束にしてももちろん素敵です。

空きビンなどを再利用しても素朴な雰囲気に仕上がります。

ガーランドにする

麻ひもに吊るしてガーランドにしてみましょう。

ガーランドを飾りたいところに麻ひもをかけます。ドライフラワーは1本ずつ木製クリップで留めましょう。

様々な色や種類のお花がそろっている時は特におすすめの飾り方です。

リースにする

丸く束ねたつるに挿してリースにしてみましょう。 ノブドウなどのつるをくるくると巻くとリースの土台も手作りできます。

つるの間にドライフラワーを刺していくだけで完成!

全て自然素材のリースです。水にぬれなければ長く楽しむことができますよ。

ビンに入れる

木の実などを乾燥させてビンに入れて楽しみましょう。

窓際や棚をさりげなく飾ってくれます。

ハンギング法におすすめのお花3選

ドライフラワー初心者でも作りやすいお花をご紹介します。

  1. ラベンダー
  2. カスミソウ
  3. ユーカリ

どれも水分量が少なく変色しにくいところがポイント!

ラベンダー は香りも残るのでそれだけでも飾りやすいです。

カスミソウ は他の花とも合わせやすいのでおすすめ。花束にもよく入っているのでチャレンジしやすいですね。

ユーカリ はスワッグにもよく使われています。緑がきれいなので飾りやすいです。香りも残りますよ。

手作りドライフラワーで、お部屋のインテリアをもっと素敵に

ドライフラワーはあこがれるけれど、なかなか使いこなせる自信がありませんでした。でも、自分で手作りできるとぐっとハードルが下がりますね。

ハンギング法で乾燥させたまま飾っていても十分にインテリアになります。お花がお部屋にあるだけで気分も変わりますよ。

生花をきれいなまま保つのは苦手な人も、 ドライフラワーは長く楽しめるので気軽に取り入れやすいです。

お花が手に入ったらハンギング法にぜひ挑戦してみてください。 思ったよりも簡単で、もっとお花のある生活を楽しみたくなりますよ!

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