【2022年 GWに無料で思い出作り!】関東近郊で楽しめる潮干狩りスポット5選
潮干狩りといえば老若男女、どんな人でも日常の喧騒を忘れて夢中になれるアウトドアレジャーですが、そんな潮干狩りを無料でできる場所が関東地方にはいくつもあります。
そこで今回は、無料で利用できる関東の潮干狩りスポットをいくつか紹介していきます。GWに気軽に訪れることができるので、ぜひ「いつもとはひと味違うおでかけ」の参考にしてみてください。
神奈川県の無料潮干狩りスポット
神奈川県の場合、横浜市、川崎市などに以下のような有名な無料潮干狩りスポットがあります。
場所によっては アクセスもよく行きやすい ので、運転手や小さなお子様にも負担が少なく、気軽におでかけいただけるのが特徴です。
都心部からのアクセスも良好「海の公園」
横浜市金沢区にある海の公園は 都心部からも近距離で潮干狩りが楽しめる場所 として有名です。園内には1kmもの長さがある広大な人工海浜が設置されています。
こちらは 駐車場も割と大きい ですが、シーズン中の休日は渋滞が発生し、駐車場は利用しづらくなります。そのため、混雑時には電車利用したほうがスムーズに行き帰りできる可能性が高くなります。シーズン的には3月から9月までと、かなり長い期間潮干狩りが楽しめます。
基本情報
- 料金:無料
- 営業時間:公園のため特になし
- 採れる貝:アサリ、マテガイ、カガミガイ、シオフキ、ツメタガイなど
- 足洗い場:7か所(園路から砂浜へ出る通路横)
- その他設備:なぎさ広場に温水シャワー・更衣室・ロッカー(有料)あり
注意・禁止事項
- 幅15㎝以上の貝採り器具は使用不可
- 忍者くまでやじょれんは使用不可
- 2㎝以下の稚貝の採取は禁止
- 一人が一度に採る貝の量は2㎏まで
例年の周辺交通事情
土日やゴールデンウィーク中は周辺道路、駐車場とも大混雑します。 そのため休日はなるべく車の利用は避けるか、 近くまで車で行き途中からシーサイドラインに乗って現地に向かう のも一つの手段。どうしても駐車場を利用したいならば、午前4時に駐車場がオープンするとすぐ乗り込むぐらいのプランでないと厳しいです。
ゴールデンウィーク後も土日祝日は混雑します。また海水浴シーズンは夏休みとも重なるため、混雑が予想されるので早めに出発した方が無難です。
交通アクセス
シーサイドライン海の公園南口駅、海の公園柴口駅、八景島駅からすぐ
駐車場
【1】海の公園 柴口駐車場 (E駐車場)
営業時間:4時~22時
普通車 1,064台、バス 11台
※バイクは利用不可
利用料金:普通車 1時間310円、駐車後12時間最大1,550円(12時間以降は1時間310円)
【2】海の公園 磯浜駐車場(F駐車場)
営業時間:4時~22時
普通車 362台
※バイクは利用不可
料金は柴口駐車場と同じ
【3】海の公園 臨時駐車場
営業時間:8時~15時 混雑時のみ営業
普通車 262台
※バイクは利用不可
料金は柴口駐車場と同じ
コインパーキング
海の公園周辺のコインパーキングは以下のようなところがあります。上記が満車の場合は合わせてご利用ください。
また、シーサイドライン並木中央駅前の駐車場に駐車してそこから電車に乗って現地に向かう場合、以下の駐車場を利用すると大変便利です。
並木中央駐車場
普通車:270台
入場:6時~19時 出場24時間OK
利用料金:1日600円
横浜市内で潮干狩り可能な自然海岸「野島公園」
野島公園も海の公園と同じく横浜市金沢区にある潮干狩りスポットです。こちらは 天然の干潟 でアサリなどの貝が採取できます。野島海岸は海の公園とは違って海水浴場ではないので、足洗い場や更衣室などの設備はありません。
こちらも海の公園と同じく 土日祝日、ゴールデンウィークは大混雑 します。
基本情報
- 料金:無料
- 営業時間:公園のため特に決まりなし
- 採れる貝&注意・禁止事項:海の公園と同じ
例年の周辺交通事情
こちらも海の公園とほぼ同じで 土日祝日、ゴールデンウィーク中はかなり混雑 しますが、 駐車場が小さいので混雑時には入れない可能性も高い です。また、野島公園は海水浴はできないので、 夏場は海の公園ほどは混雑しない でしょう。
交通アクセス
シーサイドライン野島公園駅より徒歩5分
駐車場
野島公園 第1駐車場
営業時間:7時~23時
利用料金:1時間200円、以降30分100円
普通車 104台
※バイクは利用不可
野島公園 第2駐車場
営業時間:7時~23時
利用料金:1時間200円、以降30分100円
普通車 52台
※バイクは利用不可
野島公園 室ノ木地区 臨時駐車場
営業時間:4~9月の土・日・祝日 8時~16時30分
※混雑時のみ営業
利用料金:1日1回600円
普通車 150台
※バイクは利用不可
コインパーキング
野島公園周辺のコインパーキングは以下があります。
千葉県の無料潮干狩りスポット
千葉市内で天然の貝が採れる「千葉ポートパークの人工海浜」
千葉県には有名な潮干狩りスポットがいくつもありますが、そのほとんどが有料の施設です。しかしこれから紹介する千葉ポートパーク・ビーチプラザの人工海浜では無料で潮干狩りをすることができます。ちなみに千葉ポートパークは千葉ポートタワーの周辺にある公園です。こちらの砂浜は長さも590mとなかなかの大きさです。さらに 駐車料金まで無料 なので、節約しながらアウトドアレジャーを楽しめる魅力的なスポットといえるでしょう。
こちらで採れる貝は アサリ、ハマグリ、ホンビノス貝、マテ貝、シオフキ、バカ貝と種類も豊富 。しかし利用料も駐車料金も無料、というあまりにも魅力的なスポットのため、近年は貝は減少気味です。とはいってもマテ貝はうまくやればそこそこ採れます。また、味は悪くないけれど塩抜きが大変なシオフキは捕まえても放流する人が多いため、現在でもある程度数がいるようです。
基本情報
- 料金:無料
- 営業時間:公園のため特に決まりなし
- 採れる貝:アサリ、ハマグリ、ホンビノス貝、マテ貝、シオフキ、バカ貝など
注意・禁止事項
- 貝まき及びまんがといった道具の使用は禁止
- 2.7cm以下のアサリの採取は禁止
例年の周辺交通事情
千葉県内でも大人気のスポット なので、 土日祝日やゴールデンウィーク中はかなり混雑 します。 ゴールデンウィーク後も休日はかなりの混雑 が予想されます。
交通アクセス
千葉都市モノレール・JR京葉線千葉みなと駅から徒歩約12分
JR千葉駅より中央・小湊バス「千葉ポートタワー」行き終点下車
駐車場
千葉ポートパーク駐車場
- 利用料金:無料
- 収容台数:256台
- 夏 期(6月~9月)開錠午前9時00分 施錠21時00分
- 冬 期(10月~翌5月)開錠午前9時00分 施錠19時00分
コインパーキング
千葉ポートパーク周辺はコインパーキングもたくさんあって、収容台数も多いです。
茨城県の無料潮干狩りスポット
ハマグリやホッキ貝まで採れる「大洗サンビーチ」
茨城県大洗町にある大洗サンビーチは都心からは少し距離がありますが、そのぶん 潮干狩りの実績は抜群 。 高級貝のハマグリやホッキ貝がしっかりと狙える 潮干狩りスポットにもかかわらず、料金は無料です。
砂浜の長さも1,200mもあって収容力も抜群 。都心から遠い分、神奈川県や千葉県の無料の潮干狩り場よりも 貝採りの成果が上げられる可能性が高い です。
基本情報
- 料金:無料
- 営業時間:自然海岸のため特に決まりなし
- 採れる貝:はまぐり、こたまがい(ひらがい)、うばがい(ほっきがい)
注意・禁止事項
- 第1・第2サンビーチより南側は、保護区域(禁漁区)で潮干狩り禁止
- 3センチメートル以下のはまぐり、こたまがい採取禁止
- うばがい(ほっきがい)は7cm以下採取禁止
- 採取してよい量は一人一日1kgまで
- 使用道具(幅20cm未満・爪の長さ5cm未満・柄の長さ50cm未満)
- じょれんの使用は禁止
- 金網や網が付いた道具の使用は禁止
例年の周辺交通事情
土日祝日、特にゴールデンウィーク期間中はかなり混雑 します。駐車場自体は広大なので車が停められないということはありませんが、渋滞を避けるため早めに出発した方が良いでしょう。ゴールデンウィーク後は人の数も減ってきますが、海水浴シーズンになると休日は再び混雑するようになります。
交通アクセス
鹿島臨海鉄道大洗駅から徒歩15分(1.5km)
駐車場
大洗サンビーチの駐車場は以前は無料だったのですが、時期により有料となりました。
- 令和4年4月~令和4年10月および令和5年3月の土曜日、日曜日、祝日
- 令和4年4月29日(金・祝)~令和4年5月8日(日)のゴールデンウィーク期間
- 令和4年7月16日(土)~令和4年8月21日(日)の海水浴期間(予定)
- 令和4年8月22日(月)~令和4年8月31日(水)
- 開設時間:午前7時~午後3時まで
- 開設期間は予定です。社会情勢・天災等により期間を変更する場合あり
- 料金:普通車1,000円 中型車1,300円 大型車3,000円 二輪車400円
無料で広大な潮干狩りスポット「大竹海岸鉾田海水浴場」
茨城県鉾田市にある大竹海岸鉾田海水浴場も有名なスポット です。こちらも砂浜の長さは1,200mと広大な規模を誇る潮干狩り場。大洗サンビーチから少し南に下ったところに位置し、 もちろん潮干狩り料金は無料、採れる貝も大洗サンビーチと同じ です。
こちらが他のスポットと違うのは、地元の「 海の家 浜田売店 」が主催する有料のはまぐり祭りというイベントが行われることです。例年4月から6月くらいまでの土日に、特定のエリアでハマグリが撒かれ、それを採るという有料のイベントです。
このイベントはエリアを区切った一画で行われるので、それ以外の場所では問題なく無料で潮干狩りが楽しめます。
基本情報
- 料金:無料
- 営業時間:自然海岸のため特に決まりなし
- 採れる貝&注意・禁止事項:大洗サンビーチと同じ
例年の周辺交通事情
こちらも大洗サンビーチとほぼ同じ
交通アクセス
大洗鹿島線「新鉾田駅」からタクシーで約15分
駐車場
市営大竹海岸鉾田海水浴場駐車場
- 開門時間:9時~16時(開門時間外は施錠されるので時間内に利用してください。)
- ※令和三年の場合、ゴールデンウィーク期間は6時~開門
- ※海水浴場開設期間(7月中旬~8月中旬):平日6時~,土日祝日5時~
- 駐車料金:無料(海水浴場開設期間は有料になります。)
- 駐車台数:約600台(海水浴場開設期間は約1,000台)
茨城県では上記の2ヶ所以外に鹿島地区、神栖地区を加えた4箇所のみで潮干狩りが認められています。
エリアなど詳しくは以下のページを参照してください。
「宝探し」気分で無料の潮干狩りに挑戦しよう!
このように、無料といえども素晴らしい潮干狩りスポットが関東にはいくつもあります。特に茨城県の潮干狩りスポットは採れる貝の種類や量など、かなり魅力的ですね。うまくプランを立ててこれらのスポットで潮干狩りを楽しみましょう!
※時期・場所により収穫状況は変動します。最新情報は各公式ウェブサイトをご確認の上おでかけください。
出典・参考
特集・連載
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