グアテマラで折り紙先生!?日本文化を世界に広げようと奮闘するオットーさんとは
テレビ番組「世界!ニッポン行きたい人応援団」に出演し、あふれる折り紙、日本文化愛で視聴者から人気を博したオットー・サラビアさんをご存知ですか?
グアテマラ人のオットーさんはグアテマラから折り紙、日本文化を伝えようと奮闘しています。
遠く南米グアテマラから折り紙を教えるに至った背景は?コロナ禍でオットーさんがやりたいこととは?
日本文化を世界に広めようとする一人の男の奮闘をご紹介します。
日本文化「折り紙」を遠い南米から発信しているオットーさん
オットーさんは中米のグアテマラで30年以上、現地の人々に折り紙を教え続けています。
職業は、なんと数学教師。折り紙と数学との関連性を研究し、 グアテマラや中米での折り紙の普及に携わっています。
グアテマラ国際折り紙センターの所長の顔も持つオットーさん。在グアテマラ日本大使館では1989年から日本文化交流のために活動。2018年に火山の噴火が起こった際は、すぐに避難所に向かい、折り紙を通して人に笑顔と癒しを届けました。
オットーさんの活動
日本人の友達から折り紙を学んでいたオットーさんの母が、幼いオットーさんに折り方を教えたことがキッカケになったそうです。
経済的な理由でなかなか叶えられなかった日本への渡航も、5年前にテレビ東京の番組「世界!ニッポン行きたい人応援団」の出演をきっかけに叶い、日本への想いもいっそう深まっていきます。
折り紙は、紙を「折る」単純な作業にみえますが、そうではありません。数学的な視点を取り入れることで、覚えながら、作ることを重視しているんだとか。
すぐに覚えられない子は上手に折れなかったり、手先が不器用な子は先に進めないときもあります。そんな時もオットーさんは愛をこめてこう伝えます。「周りを見て手伝ってあげなさい。友だちを助けるということはとても大切なことだよ」
折り紙はオットーさんの手にかかれば「数学」も「教育」もキラキラとした魅力的なものに大変身するのです。
オットーさんの”夢”
オットーさんの夢はコロナ禍のような困難な状況でも、人々が笑顔になるきっかけを作るべく、折り紙のオンライン配信を充実させること 。さらには、もっと大きな夢もあります。
オンライン配信の夢が叶った後に 世界中の学校で折り紙を取り入れた「数学のワークショップ」の開催も考えています。
もし、もう一度日本へ行くチャンスがあればJAXAを訪ね、折り紙のような芸術が科学にどう生かされているのかを学び、世界に発信していきたい。このオットーさんと子供たちの夢を叶えるために クラウドファンディング が立ち上がっています。
折り紙に想いを込めてー オットーさんがクラファン挑戦中!
オットーさんは、クラウドファンディングでライブ配信を充実させ、世界に折り紙の魅力を伝えようとしています。
折り紙のライブ配信をするには、照明やマイクなどの機材が必要です。さらにコロナ禍が落ち着いた後には、子どもたちへ現場でより詳しく指導ができるよう「プロジェクター」や「スクリーン」「安定して配信するためのWi-Fi」も準備しようと計画中しています。
きちんとした機材が整うことで、折り紙を折る際に手元をスクリーンに大きく映し出し、後ろの席の子も折り紙を楽しめるようになります。
こんなにも子どもたちやこれから折り紙に出会う人を思いやる一方で、今の経済状況では実現するのに時間がかかってしまいます。この クラウドファウンディング は、グアテマラや世界中の人の夢が詰まった計画なのですね。参加した方へは、グアテマラならではのリターンも準備されています。
魅力的なリターンが盛りだくさん!
ここでは、クラウドファウンディングのリターン(返礼品)についてご紹介します。
まずは、大人も子どもも楽しめる折り紙のオンライン講習会がおすすめ。 個人レッスンとグループレッスンを選ぶことができ、通訳を介してコミュニケーションをとるので安心してレッスンを受けることができます。
「オットーさんの作品もグアテマラならではの特産品も贅沢に楽しみたい。」そんなあなたには、 お礼状と折り紙作品、特産品を一緒に楽しめるセットもあり、充実した中からリターンを選べます。 手に取ってみると、ひとつひとつ手作りで折ったぬくもりを感じられることでしょう。
グアテマラはコーヒーの名産地でもあります。コーヒー好きのあなたは、現地で採れたコーヒー豆を選ぶこともできるので、ほっと一息つきたい時やちょっと変わった贈り物としてもぴったりです。
オンラインで日本文化を配信するオットーさんの活動を応援しよう!
▶︎▶︎クラウドファンディングの詳細は こちら
やってみよっか?