【マイアミ】野生のワニに出会えるかも!?「エバーグレーズ国立公園」ってどんなところ?
マイアミから車で1時間程行ったところにある、「エバーグレーズ国立公園」。広大な湿地帯で、ここには多くの野生の動植物たちが生息しています。
今回は、そんな「エバーグレーズ国立公園」について、現地ツアーに参加するメリットや現地で体験できることなど、詳細にご紹介します。
世界遺産に指定されている国立公園
昔は今よりもっと広い面積を誇っていた、「エバーグレーズ国立公園」。1934年に国立公園として認定されたものの、色々な財政的問題が起きてしまったため、正式に認定されたのは1947年です。
それから約30年後の1976年、ドライ・トートゥガス国立公園(Dry Tortugas National Park)と共に国際生物圏保護区指定、1979年にはユネスコの世界遺産に登録されました。
この国立公園には、「アメリカアリゲーター(American alligator)」と呼ばれるワニをはじめ、フラミンゴ、サギ、カワウソ等、色々な動物が生息しています。また、マホガニーの群生地やマングローブの森などもあって、日本ではなかなか見れないような希少な植物も見ることができます。
「エバーグレーズ国立公園」での過ごし方
「エバーグレーズ国立公園」に行くには、マイアミから現地ツアーで行く方法と個人で行く方法があります。現地ツアー日程に含まれているのは、主に下記の3つです。
現地ツアーに参加しよう!
エアボート
「エバーグレーズ国立公園」へ行ったら絶対欠かせないのが、「エアボート」。エアボートは、巨大な風力エンジンを船上に積んだちょっと変わった乗り物で、これに乗ってエバーグレーズの大湿原帯を駆け巡ります。しかも、結構早いスピードで駆け巡るため、スリル感があります。乗る時に無料で耳栓をくれますが、これは走行中のエンジン音がかなりうるさいためです。参加者たちの中には、大丈夫だろうと思って耳栓をしない方がいらっしゃいますが、ボートに乗り終わった後に耳に不調を感じることがあるので、絶対にした方がいいです。
エアボートで行くルートは、その日の天気によって変わりますが、大体の所要時間は45分から1時間前後です。現地ガイドさん達が、随時ワニの出没情報について連絡を取り合っているので、ほとんどの確率で野生のワニを見ることができます。間近で見るワニは、本当に迫力満点ですよ!エアボートを操縦しながらガイドさんがどこにワニがいるか教えてくれるので、写真を撮ることを忘れずに!
パフォーマンスショーとワニと記念撮影
エア―ボートツアーが終わった後は、飼育員さんたちの説明と共に、ワニや爬虫類のショーを見学できます。ショーの最後に、希望者は実際にワニの赤ちゃんと記念撮影することもできます。「アメリカアリゲーター」は、他のワニに比べると比較的温厚な方だと言われています。記念撮影で触れる赤ちゃんワニの体長は30cmぐらいなので、可愛いと思われる方もいらっしゃいます。でも、ワニであることには変わりありません。こんな風に書くと、怖いと思われてしまうかもしれませんが、写真を撮る時には、ちゃんとスタッフが一緒にいてくれますのでご安心を。
ギフトショップ
「エバーグレーズ国立公園」を訪れた記念に、ギフトショップにもぜひ立ち寄ってみましょう。ワニをモチーフにしたグッズがいっぱい売っているので、日本にいる家族や友達に買って帰るといいと思います。
現地ツアーに参加する場合のメリット
現地ツアーに参加するメリットは、日本人のツアーガイドさんが滞在するホテルまで、送り迎えしてくれることです。日本人ツアーガイドさんの場合、現地の土地勘があるため、目的地までの行き方や状況に応じて色々対応してくれます。また、エアボートに乗ってる間やパフォーマンスショーでは、全部英語で説明されます。英語が分からない時は、日本人のツアーガイドさんが通訳をしてくれます。
現地ツアーの詳細は、こちらをご覧ください。
個人でも訪れることは可能
個人で行く場合は、滞在先から自分でレンタカーや車を利用して行きます。ここでは、現地ツアーに入っていない楽しみ方を挙げてみました。
サイクリングや写真撮影
前述した通り、「エバーグレーズ国立公園」の中は、とても広いです。そのため、サイクリングや野生動物の写真撮影を目的に訪れる人達がたくさんいます。日中のサウスフロリダは暑いので、こういったことを目的で行くのであれば、早朝や夕方の時間帯がおすすめです。
ワニ肉が食べれるレストラン
好奇心が旺盛の方達の中には、ワニ肉がどんな味か食べてみたい!と思う方もいるのではないでしょうか?そんな方におすすめなのが、「エバーグレーズ・ゲーター・グリル(Everglades Gator Grill)」というレストランです。ワニ肉を専門に扱ったレストランで、色々なメニューがあります。ワニ肉料理以外にも、カエルの足やコンク貝をフライにした料理、ベジタリアンの人でも食べれる「べージーバーガー」もあります。
人気のレストランですが、現時点では夜遅くまでオープンしていません。今後、メニューや営業時間の変更等もあるので、行かれる際には事前に公式サイトからご確認ください。
個人で行く場合のメリット&デメリット
個人で行く場合のメリットとして挙げられるのは、時間の融通が利くことだと思います。現地ツアーの場合、出発・到着時間がある程度決まっているため、なかなかスケジュールの変更ができません。エアボートやショー以外のアクティビティを楽しみたい方や、他にも行ってみたいところがある場合は、個人で行く方がいいと思います。
ただ、個人で行く場合に注意していただきたいのが、車の運転です。エバーグレーズ国立公園内は、夜になると辺り一面真っ暗になります。町の中心部から離れてるため、電灯が付いているところが少ないです。周辺にも、人がほとんど住んでいません。万が一何か起きた場合、すぐ対応できない場合があります。
「エバーグレーズ国立公園」には行ってみる価値がある!
今回は「エバーグレーズ国立公園」について、色々書いてみました。個人的にここへ行っていつも思うのは、「地球って凄いなぁ」ってことです。きれいな地平線が見えるので、自然の素晴らしさを感じます。みなさんも実際に行って、ぜひ体感してみませんか?
やってみよっか?