江ノ島の洞窟は富士山までつながっていた!?江ノ島岩屋の探検記
神奈川県の観光名所でもある江ノ島は、観光やグルメ、釣りが楽しめるスポットとして知られていますが、最奥に洞窟があることをご存知だったでしょうか。
入口でわずかな明かりを手渡されて進む洞窟は、薄暗く水で湿っており、ちょっとした探検気分を味わうことができます。まだ行ったことがない方のために、江ノ島のお出かけ記をご紹介します。
弁天橋を通り江ノ島へ
神奈川県の藤沢市にある江ノ島は、弁天橋で対岸とつながった陸繋島(りくけいとう)として知られています。日本百景の1つに指定されており、湘南を代表する観光スポットとなっています。
仲見世を通り抜け参拝開始
弁天橋を渡り終えると、たくさんのお店が立ち並ぶ弁財天仲見世通りがあります。美味しそうなものがたくさん売られていますが、まだ朝早かったので、とりあえず参拝を済ませることにします。
階段また階段
江ノ島には3柱の女神さまが祀られていますが、お参りするためには階段に次ぐ階段を上る必要があります。階段好きの筆者にはたまらなく楽しいのですが、そうでない方にはエスカーという、エスカレーターのような乗り物がおすすめです。
江ノ島には奥津宮、中津宮、辺津宮の3つの神社があり、三姉妹の女神さまが祀られています。階段に続く階段を上ると、はじめに辺津宮(へつのみや)が見えてきます。
辺津宮には祭神として田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が祀られていますが、神仏習合によって、江ノ島弁財天と呼ばれることが一般的になっています。
中津宮から竜宮を経て頂上へ
辺津宮を過ぎてさらに歩くと中津宮がみえてきます。このあたりになるとかなり標高も高くなってくるため、湘南の眺望を楽しむことができます。
中津宮をスルーして奥津宮へ
中津宮を過ぎると、まもなく頂上に到着します。頂上には江の島サムエル・コッキング苑があり、展望塔台から湘南を一望できる人気スポットとなっています。
竜の神様!?
江ノ島には海の神様や水の神様がたくさん祀られていますが、奥津宮のすぐそばには龍宮(わだつみのみや)があります。こちらには御祭神として竜宮大神が祀られています。
江ノ島の洞窟「江ノ島岩屋」を探検
竜宮を経て見晴亭を過ぎると、目指す洞窟はもうすぐそこです。正式名称を第一岩屋、第二岩屋と言い、波による浸食で洞窟のようになっています。
ロウソクをもらって探検開始!
岩屋の入り口では、小さなロウソクを渡してくれます。この明かりを頼りに洞窟内を進むのですが、探検気分が一層盛り上がります。
富士山とつながっていた証拠発見?
狭い洞窟内には、いろいろな像が祀られていたり、途中で外の景色がみられたりします。そして、最奥に富士山とつながっていたという伝説を発見しました。
亀!?
岩屋を抜けると波打ち際に出ることができるのですが、そこに亀のような岩がありました。その名も亀岩(だった気がします)。
あたりをブラブラしながら戻ります
岩屋を抜けると、釣り人たちの姿がたくさん見受けられます。また、江ノ島には猫の姿も多く、観光客に癒しを与えてくれます。江ノ島グルメを食べながら帰途につきました。
猫の島?
江ノ島は猫の島なのかと疑うくらい、たくさんの猫の姿を見かけます。どの猫も人間に馴れており、近づいても逃げない猫がたくさんいました。猫好きの筆者が何度も江ノ島に訪れる理由の1つが、たくさんの猫に会えることです。
江の島グルメに舌鼓
江ノ島は釜揚げシラスが有名な場所で、釜揚げシラス丼を看板メニューにしているお店もあるくらいです。筆者はお土産用にシラスを買ったので、アワビ入りの海鮮丼を頂きました。
トンビには要注意!
江ノ島をはじめとする湘南一帯は、トンビが多いことでも知られています。油断していると、手に持ったおにぎりを盗まれることも!食べ歩きをする際は、トンビに気を付けてくださいね。
江ノ島にはいろいろな楽しみ方があります
江ノ島には何度も訪れていますが、1人旅も良し、カップルで訪れるも良し、ファミリーで出かけるも良しという、どのような方にもおすすめの観光スポットです。
江ノ島にはたくさんのお店があり、買い物やグルメ、釣りなどが楽しめます。また、レンタルの釣具屋さんもあるので、手ぶらで釣りができるのも嬉しいポイントです。また近いうちに行きたいものです。
やってみよっか?