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【エジプト】カイロ観光~在住者による少しマイナーなおすすめスポット7選~

エジプト一番の大都市カイロは、まだまだ知られていないマイナーな観光スポットがたくさんあります。

今回はカイロ観光で訪れてほしい、少しマイナーなおすすめスポットを現地在住者がご紹介します。

少し長い滞在で時間を持て余す方や2度目以降の訪問の方、歴史や異文化が好きな方は必見です!

皆さんこんにちは!ライターMiruです。

エジプトの首都カイロといえば、ピラミッドやスフィンクスなどが有名ですよね。また、モスクや市場、そのほかの遺跡なども王道観光名所です。しかし大都市カイロにはほかにも見どころがたくさん!

今回はエジプト・カイロ観光で訪れてほしい、少しマイナーなおすすめスポット7選を現地在住者がご紹介します。少し長い滞在で時間を持て余す方や、2度目以降の訪問の方はぜひ参考にしてみてください。歴史的建造物が多いので、歴史や異文化、宗教などが好きな方にもピッタリの内容ですよ。

宮殿・博物館

マニアル・モハメド・アリ宮殿(Al Manial Palace)

マニアルと呼ばれる島にあるこちらの宮殿は、モハメド・アリ・タウフィーク王朝の宮殿です。19世紀後半~20世紀前半につくられ、イスラム建築と美術による豪華かつ繊細な内装は思わず息をのみます。

複数の部屋のほかにモハメド・アリの狩猟部屋もあり、捕獲した動物や昆虫の展示も見られます。また、宮殿敷地内は緑あふれる静かな広場となっていて散歩も楽しいです。市内中心地から近いので、ぜひ訪れてみてください。

入場料は大人一人につき120EGP(約600円/2023年11月27日現在)、所要時間は1時間ほど。

バロン宮殿(Baron Empain Palace)

バロン宮殿は、ヘリオポリスという空港近くの高級エリアにある宮殿です。ベルギー人実業家のエドワード・エンペインが自宅として1911年に建てた建物で、修復後2020年より一般公開されるようになりました。エジプトでは珍しいヒンドゥ建築の建物で、見どころは建物内の螺旋階段です。

入場料は120EGP(約600円/2023年11月27日現在)、小規模のため観覧は1時間あれば十分です。

また、宮殿近くにはお洒落でイマドキなカフェやレストラン、バーが多いので食事にもおすすめのエリアです。

  • オリエンタルな雰囲気が楽しめるおすすめのカフェ「Tree Trunk」
  • お洒落なレストランカフェなら「Charlie's Korba」
  • 大人な雰囲気の洗練されたバーは「SACHI Heliopolis」

アブディーン宮殿(Abdeen Palace)

アブディーン宮殿は19世紀後半に建設され、500室以上もの部屋がある壮大な宮殿です。現在は大統領府および住居として使用されているほか、博物館として銀器や武器、工芸品などが展示されており、かつての王室の生活や文化を知ることができます。また、敷地内の庭園は静かで美しいので、混沌としたカイロの騒音から離れてリラックスしてくださいね。

入場料は100EGP(約500円/2023年11月27日現在)、所要時間は1時間ほど。

エジプト国立軍事博物館(National Military Museum Egypt)

「シタデル」と呼ばれるエリアに位置し、ムハンマド・アリ・モスクのすぐそばにあります。ムハンマド・アリ・モスクやハン・ハリーリ市場に行った際に一緒に訪れると効率が良いでしょう。

こちらでは中世~中東戦争までの武器や絵画、銅像、模型などが展示されています。実物の戦闘機や戦車も屋外に展示されていて迫力があります。

教会・モスク

聖シモン洞窟修道院(St. Simon "The Tanner" Monastery)

オールドカイロエリアにある、ムカッタムと呼ばれる丘に位置するこちらの教会は、イスラム国家のエジプトで少数派のキリスト教であるコプト教教会です。洞窟をくりぬいてつくられた礼拝堂は一番の見所で圧巻です。ほかに集会所や広場があり、洞窟の壁にはアラビア語と英語で書かれた聖書の言葉などが彫刻されています。

注意したい点が、ここへたどり着くには「ゴミの街」と呼ばれる道の狭いスラム街を抜ける必要があり、汚れやにおいが服につく可能性があります。 動きやすく、汚れても良い服装で行くと良いでしょう 。(配車アプリやタクシーを使用すれば、ほかの道から入ることも可能です。)

ごみの街に住む人々は皆コプト教徒で、イスラム教に追いやられた時代からひっそりと暮らしているという歴史があります。貧しい暮らしが今でも見受けられますが、治安は普通で人々は優しく親切です。筆者は歩いて訪れました。

とはいえ周りには十分注意し、暗くなると視界が良くないので昼間の訪問をおすすめします。朝7時より開館、入場料は無料です。

エル・ムアッラカ教会(The Hanging Church)

こちらの教会はオールドカイロと呼ばれる世界遺産エリアにあるコプト教会です。 エジプト最古のコプト教会 といわれており、7世紀に建築されましたが9世紀に壊され、修復を重ねて今の状態にあります。ほかのコプト教には見られない珍しい造りになっていて、内部の装飾が見どころ。入場料は無料です。

スルタン・ハッサン・モスク(Madrasa And Dome Of Sultan Al-Nassir Mohammed Ibn Qalawun)

こちらにある巨大なモスク「スルタン・ハッサン・モスク」は、カイロ最大の市場であるハン・ハリーリ市場のすぐ北隣のアル・モエズ通りにあり、このエリアはイスラム地区とも呼ばれ世界遺産にも登録されています。14世紀のスルタンであったハッサンによってつくられ、カイロで最大級のミナレットを持つことで有名です。

入場料は大人一人160EGP(約800円/2023年11月27日現在)ですが、周辺の7つの歴史的建造物の入場料も含まれます。

カイロを探検しよう!

今回はエジプト・カイロ観光で訪れてほしい、少しマイナーなおすすめスポット7選を紹介しました。どのスポットもカイロ空港とカイロ観光中心地の間にあるのでアクセスも抜群です。ほかの観光スポットと合わせても効率よく回れますよ。

これで更にエジプトの歴史や文化を学べるはずです!カイロ旅行の際の参考にして、滞在を満喫してくださいね。

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