体もお財布もぽっかぽか!ホットカーペットの効率的な使い方
ごろんと寝っ転がってぽかぽか~♪が魅力的なホットカーペット。
みなさんはホットカーペットを効率的に使えていますか?
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ホットカーペットの効率的な使い方【暖かさ編】
ホットカーペットの特徴
まずホットカーペットの特徴を知りましょう。
ホットカーペットは、カーペット内部に電熱線が埋め込まれていて、電気を用いてカーペットの表面を暖める暖房器具です。
- 工事がいらず 手軽 に使用できる
- 火を使わないので 火事の心配が少ない
- 足元をしっかり暖めてくれる
などがメリットとして挙げられます。
逆に、カーペットの表面だけが暖まるので、 部屋全体を暖める使い方には不向き です。
いざ、効率的な使い方は!?
ではどうすれば効率的にホットカーペットの暖かさを100%享受できるのでしょう。
■断熱シートを敷く
冷たい床の上(特にフローリング)に直接ホットカーペットを敷くと、熱が床に取られてしまいます。
そのため、ホットカーペットの下に断熱シートを敷きましょう。 暖房効率が上がり、ホットカーペットの熱が逃げにくくなります。
※断熱シートはホットカーペット用のものを使用してください。
余っている毛布やシーツがあればそれでも代用出来ますよ♪
■直接座る
せっかくホットカーペットを敷いているのに、カーペットの上のクッションや座布団に座っている方はいませんか?
クッションや座布団を使うと熱が伝わりにくくなり、せっかくのぽかぽかの恩恵が受けられません。
一番暖かい場所がホットカーペットと座布団の間…だなんて、もったいない!
直接ホットカーペットの上に座りましょう。
もしふわふわ感が欲しいならば、今は5cm位の厚手のホットカーペットカバーが販売されています。
もはやお布団?!と言わんばかりのふかふか具合。お値段はやや張りますが、ハッキリ言って…最強です。
■ひざかけと併用する
ホットカーペットの上に座ったら、ひざかけをふんわり掛けましょう。
ホットカーペットの熱を閉じ込め、逃がしません。 ひざかけの下はまるで小春日和♪
この優しいぽかぽか感こそ、ホットカーペットの醍醐味と言えるのではないでしょうか…♪
※ひざかけとして電気毛布を併用するとかなり高温になるため、危険です。併用する際は、普通のひざかけをご使用ください。
■他の暖房器具と併用する
ホットカーペットは非常に暖かいですが、前述のように部屋全体を暖めることには不向きです。
そこで、エアコンやストーブ、パネルヒーターなどの空間全体を暖めるのに適している他の暖房器具と併用するとさらに良いでしょう。
互いの暖房機器の良いところを生かし補い合うことで、無駄なく暖かい空間を作り出せます。
ホットカーペットの効率的な使い方【節約編】
ホットカーペットの電気代
さて、ホットカーペットの電気代はだいたいどのくらいかご存じですか?
1日の電気代は、
1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(h)×電気代単価(円/kWh)
で計算することができます。
メーカーやカーペットの大きさ(1畳用~3畳用など)、温度の強弱(強・中・弱)によって電気代は変わりますが、筆者が自宅リビングで使っている「ワタナベ工業 ホットカーペット本体3畳 WHC-305」は、
- 消費電力:720w(0.72kW)
- 使用時間:8時間
- 電気代単価:27円
計算すると、
0.72×8×27= 1日155.52円 となり、 1カ月で4,665円 となります。
やや高いな…と思ったそこのあなた。ページを閉じるのはまだ早い! ここから、節約法を伝授いたします。
いざ、効率的な使い方は!?
■目的にあったサイズを選ぶ
当然のことのようですが、かなり重要です。 ホットカーペットは大きさと消費電力が比例します。
前述した筆者が使っている3畳のホットカーペット。この3畳サイズはかなり大きいんです。
我が家では居間に敷いており、家族4人で転がって丁度いい大きさで、これ1枚で家族全員がテレビを見ながらぽかぽかです。無駄がありません。
しかし1~2人で使う場合、この3畳サイズを選ぶと余ってしまい、かなり電気代が無駄になります。
1畳、1.5畳、2畳、3畳、そして同じ畳数でも正方形や長方形など メーカーによって形が違います。 必ず家族構成や目的に合ったサイズを選びましょう。
特にダイニングなどで足元用として使う場合、4人掛けのテーブルでも意外と小さいサイズで大丈夫ですよ♪
■必要な面だけ使う
しかし筆者にも1人でホットカーペットを使う時があります。そんな時の嬉しい機能。
ホットカーペットには、暖める面積を全面・半分・1/3面と切り替えられる機能があります。
(すべての製品にこの機能が付いているわけではありません)
人数や人のいる場所に合わせて、暖房面積をうまく切り替えることによって無駄をなくし、電気代が節約できます。
■温度設定の調整
だいたいどのホットカーペットにも強・中・弱の温度設定機能があります。当然温度によって消費電力は変化します。
筆者は、 付け始めは「強」にして一気に暖め、暖かくなったら温度を下げます。
温度を下げても体とカーペットの接地面は暖かく(温度を下げたことにより寒さを感じることは少ない)、これで消費電力を抑えられます。
■断熱シートを使う
熱が外へ(床へ)逃げてしまうとなかなかホットカーペットが暖かくならないため、温度設定を高くしなければなりません。
当然「強」にすると、消費電力も上がります。 熱を逃がさないためにホットカーペットの下に断熱シートを敷きましょう。
断熱シートは、暖かさの面だけではなく、節約にも良いんですね♪
■ひざかけと併用する
…勘の良いあなたはもうお気付きですね?♪そうです。閉じ込めるのです。
ひざかけでホットカーペットの熱を閉じ込めることによって、温度設定が低くてもぽかぽかでいられます。
以上のことを実践すると、先ほど計算した1日155.52円よりかなり節約できます。
また1畳や2畳サイズのホットカーペットならば、さらに安く抑えられるでしょう。
さあ、今年の冬はホットカーペットで幸せになろう!
いかがでしたか?
こう見ると、 暖かさポイントと節約ポイントは結構重なる部分があります ね!ひざかけと断熱シートは必須です!
今年の冬はこれらを実践して、ホットカーペットで小春日和の冬を過ごしましょう♪
やってみよっか?