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【チェコ共和国】世界で一番美しい街? チェコの魅力と歴史を味わう女子旅

世界で一番美しい街と呼び声高いチェコ。その歴史的な建物の多さや、絵本の中のような街並みの可愛らしさから、旅行先にチェコを選ぶ人が増えています。

水色の壁やオレンジ色の屋根のカラフルな家々や、石畳の小道など写真に収めたくなる街並みが人気を集めています。今回はチェコを旅行するなら絶対に外せない観光スポットを中心にチェコの魅力をお届けします!

チェコってどんな国?

チェコ共和国(通称チェコ)は、ヨーロッパの中東部に位置します。周りをドイツ、ポーランド、スロヴァキア、オーストリアに囲まれた内陸国です。首都プラハを中心に歴史的建物が立ち並び、ヨーロッパの中でも比較的治安の良い国といわれています。

絶対訪れるべきスポット6選

カレル橋

カレル橋は、1357年に建設が始まったプラハ最大級の橋です。45年もの年月をかけ、長さ515.7m、幅は9.5mもある大きな橋が完成しました。橋の上は広い幅を生かして路上店やパフォーマンスをする人々で賑わっています。

川からの眺めを描いた絵画や、チェコ土産、演奏のパフォーマンスなどのバリエーションに富んでいて、それらを楽しんでいると長い橋を歩き終えるのはあっという間!夜には川に反射したプラハの街の光が美しく輝く、とても ロマンチックな眺め が広がります。

プラハ城

プラハ城は他の一般的なお城とは違い、教会や宮殿、庭園などが集まった敷地をまとめて「プラハ城」と呼ばれています。そのため プラハ城は世界で最も大きく、そして最も古い城 とされています。世界で最も古いが故に、プラハ城の敷地内には古き良き西洋の名残を残した風景が広がります。歴史ある街並みを歩いていると、異世界に迷い込んだかのような感覚に。昔ながらの建物を使用しているお店には、雑貨やお土産が並びます。

また、お城の門の前では兵隊が門を護っています。決まった時間になると、交代のために団体行動のパフォーマンスを見ることができます。一糸乱れぬパフォーマンスから一瞬たりとも目が離せません!

聖ヴィート大聖堂

プラハ城随一の見どころと呼び声高い、聖ヴィート大聖堂。チェコで最も大きな教会で、歴代のボヘミア王の墓があります。最も大きな内部は高さ34m、幅60m、奥行き124mもあり、その広さを生かした ステンドグラスが大変美しく、その様子を一目見ようと世界中から観光客が押し寄せます。

中に入ると、開放感のある吹き抜けが目を引きます。外から見える、大聖堂の正面にあるバラ窓も印象的です。

天文時計

天文時計旧市庁舎にあるチェコの名所の一つである天文時計は、 なんと600年もの長い年月にわたり今もなお動き続けています。 機械仕掛けのこの時計は1410年にハヌシュ師が作ったとされ、「プラハのオルロイ」とも呼ばれ長きにわたってチェコの人々の生活を見守ってきました。

その歴史ある時計の見どころは何といっても、 からくり人形のショー です。 毎時ちょうどになると音楽とともに人形たちが動き出します。 600年前の人々が見ていたものが、現在の私たちにも同じように見えていると思うとなんだか感動しますね。この感動をぜひ実際に感じてみてください。

チェスキークルムロフ

世界で最も美しいと呼び声高い、チェスキークルムロフ。 カラフルな街並みが特徴のチェコでも特に人気を誇るスポットで、チェコ語で川の湾曲部の湿地帯という意味です。首都プラハからは車やバスで約3時間のところにあります。

中世の様子をとどめた街並みは、「眠れる森の美女」や「世界で最も美しい街」と例えられるほどの美しさを持ちます。均整のとれた街全体が1992年に世界遺産として登録されており、町のシンボルであるチェスキークルムロフ城はだまし絵の壁画が有名です。

旧市街

カレル橋を渡った先にある、チェコ旧市街はおとぎ話の世界に迷い込んだかのような街並みが広がります。旧市街では、伝統的な文化を楽しむことができますよ!まずは外せないのが、 チェコの伝統料理であるポークナックルと呼ばれる豚の膝肉の丸焼き です。

想像以上に大きな塊肉は迫力満点!ナイフが刺さっているインパクトのある見た目ですが、外はパリッと、中は柔らかくジューシーなお肉です。玉ねぎやマスタードなどをつけて味を変えながら食べるとさらにおいしさがアップします。一人では食べきれないので、数人でシェアしてくださいね。

お腹が満たされたら、次はチェコの夜の街でリラックスタイムを過ごしてみませんか? 旧市街の中にある教会では、コンサートが行われています。 クラシックに詳しくなくても、一度は聴いたことのある曲や映画のテーマ曲など、誰もが楽しめるラインナップのコンサートが多く開かれています。教会の中で聴くクラシックは、神聖さも相まって心を洗い流してくれるかのよう。もちろんチェコになじみの深い作曲家の曲も聴くことができますよ。異国の地でしかできない素敵な夜をお過ごしください。

歴史の中で変化し続けてきた国

チェコは歴史の中で国の形態が激しく変化してきた国 でもあります。例えばチェコを流れる広大な川、ヴルタヴァ川にはカレル橋がかかっており観光客が必ず訪れる場所ですが、実は国の歴史と大きく関わっています。

この川は中学校の音楽の教科書にも掲載されている、チェコ出身の作曲家スメタナが作曲した「我が祖国」の中の一曲のモチーフになっています。この川には「ヴルタヴァ」と「モルダウ」という2つの名前があり、ヴルタヴァはチェコ語、モルダウはドイツ語での呼び名です。

なぜこのような2つの名前があるのかというと、それはチェコの歴史に関係があります。チェコはオーストリアからの支配を受けており、その最中は 母語であるチェコ語を使用することができず、ドイツ語の使用を強制されていました。そのため、ヴルタヴァ川はドイツ語の「モルダウ川」と呼ばれていました。

作曲者スメタナは自分が生まれ育った祖国を想い、代表的な川を題材に曲を作ったとされています。現在も川が見渡せる位置にスメタナの博物館があり、街中には至るところにチェコの歴史を感じられる場所があります。 美しい街並みを観光するのももちろん楽しいですが、その国の歴史を知るとより魅力的に感じることができますよ。

世界一美しい国、チェコへ

チェコに行きたいと思わせるのは、激動の歴史と共に生き抜いてきた美しい景色はもちろんですが、再び訪れたいと思わせてくれるのは そこに生きる人々の優しさです。

街を歩いていても飲食店に入っても、チェコの人々は優しく声をかけてくれます。「写真を撮ろうか?」「チェコに来たならこの料理は絶対に食べなきゃ損よ!」などと声をかけてくれる人々のフレンドリーさが、チェコのファンをさらに増やしています。

街もそこに生きる人々も、国全体が世界一美しいとっても過言ではないチェコ。ぜひ一度は訪れてみてくださいね!

出典・参考

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