【ハンドメイド】誰でもアーティスト!コラージュの楽しみ方とオリジナルカレンダーの作る方法
「コラージュ」という言葉を聞いたことはありますか?
コラージュは誰でも気軽に楽しめるアートです。アンティーク調の素材や外国風の紙が必要というイメージがありますが、実はとても自由。
雑誌や包装紙の切り抜き、シールやマスキングテープで存分に楽しむことができます。
どんな作品に仕上げるかも自分次第、正解や不正解はありません。
今回はコラージュを使ってオリジナルカレンダーを作ります。コラージュを作るときのポイントも紹介するので参考にしてください。
コラージュとは
コラージュ(collage)はフランス語で「のりを貼る」という意味の「coller」から由来する言葉。
写真や絵、雑誌や新聞の切り抜きなどを台紙に貼って1つの作品にします。
絵を描くことが苦手でも、様々な素材を組み合わせてアートを楽しむことができるところが魅力。好きな素材や切り抜きを使って自分だけの世界を表現してみましょう。
コラージュに使う素材
コラージュに使う素材は身の回りにたくさんあふれています。マスキングテープなどのできあがった素材もいいですが、普段よく見ている雑誌や新聞も使ってみましょう。
- 写真
- 雑誌や新聞
- 包装紙
- マスキングテープ
- シール
- デザインペーパー
- アンティーク紙
写真
思い出の写真やプリントアウトした写真。そのまま飾ってもいいですが、使いたい部分だけ切り取ってコラージュにするのも素敵ですね。
おしゃれなアルバムに変身し、プレゼントにもぴったり。
人物だけではなく、物や風景もコラージュでは使いやすいです。
雑誌や新聞紙
お気に入りの雑誌には好きなものがたくさん。映える写真もたくさん見つけることができるので、ぜひぺらぺらとめくってみましょう。
広告の写真なども使いやすいかもしれません。
コラージュには文字も使うことができます。 気に入った言葉や心に響いた文章を取り入れるのもいいですね。
英字新聞なども残しておくと便利です。
包装紙
包装紙も色やデザインが可愛らしいものがたくさん。素材も様々なので作りたい雰囲気に合わせて使うことができます。 使いたいイラストの部分だけ切り取ってもいいですね。
紙袋なども同じように使うことができそうです。
マスキングテープ
マスキングテープはちょっとしたときに使えるおすすめアイテム。ふちどりしたり、切り取ってほしい柄だけ使ったりできます。
1枚ずつ貼れるマスキングシールもあるのでいくつかそろえておきましょう。
透け感がコラージュをさらにおしゃれに仕上げてくれます。
シール
シールはとても使いやすいのでおすすめ。
イラストのシールだけでなく、写真や文字など様々なシールがあります。素材も紙やマスキング紙、透明なものなどたくさん。
コラージュに使いやすいデザインもあります。
デザインペーパー
折り紙サイズの紙が最近はデザインペーパーという名前でたくさん売られています。
デザインペーパーも素材が色々。サイズが半分のものや丸いものもありコラージュに取り入れやすいです。
透けているものや英字が書いてあるもの、和柄、西洋柄まであります。
アンティーク紙
アンティーク加工、ヴィンテージ、レトロペーパーなど様々な名前で見つけることができます。
アンティークの雰囲気はコラージュにとても取り入れやすいです、紙のまま使っても、使いたい部分だけカットしてもOK。まとめ売りされていることが多く、余ってもそのままメモなどに活用できます。
コラージュに使いたい道具
コラージュを作るときに用意しておくと便利なアイテムを4つご紹介します。
- ピンセット
- カッターとカッターマット
- 保管用ファイル
- クラフトパンチ
ピンセット
小さなパーツを扱うときはピンセットを使いましょう。切手収集用のピンセットがおすすめ。
カッターとカッターマット
お気に入りの素材だけ切り出したい時に役に立ちます。カッターマットがある方がスムーズに切ることができるのでおすすめ。
保管用ファイル
コラージュに使う素材はできるだけたくさん用意しましょう。いろいろと組み合わせて作っていくので、色々な素材があると想像力が膨らみます。
素材は常にストックしておきたいもの。たまたま見つけたものなどもとっておきたいですね。
そこで保管用ファイルを作ってみましょう! ポケットごとに似ている素材を分けて入れておくと、見やすくなり選ぶのがとても楽になります。
クラフトパンチ
クラフトパンチは紙を型通りに切り抜くことができるアイテム。紙の端などもパンチして使うことができます。もしあれば取り入れてみましょう。
コラージュで自分だけのカレンダー
コラージュを使って自分だけおカレンダーを作ってみましょう。毎月変わるコラージュのデザイン。月ごとにどんなデザインにしようか考えるのはとても楽しいですよ。
【材料と道具】
- カレンダーブック
- コラージュに使いたい素材
カレンダーブックは100円ショップで見つけました。ノートタイプで、方眼なのでシールを貼る位置なども決めやすいので初心者にもおすすめ。
カレンダーブックがなければスケッチブックや手帳とカレンダーシールを使いましょう。
素材は自由に探してみましょう。季節のイベントに関係があるものもあると、迷った時にデザインを決めやすくなります。
【作り方】作りたいイメージを下書き
まずは下書きから。何となくパーツを合わせるよりも、イメージを書き出すと作りやすくなります。
月ごとのイベントやイメージカラーなどをテーマにしてみましょう。全体をまとめやすくなります。
使いたい素材からイメージを膨らませてみてもいいですね。
【作り方】イメージに合うコラージュ素材を合わせてみる
下絵ができたらコラージュ素材から使いたいものをいくつかピックアップ。イメージ画と合わせてみましょう。
サイズは後で調整できるので、ざっくりパーツを置いてみます。
配置が決まったら貼っていきましょう。
【作り方】コラージュを貼る
配置した場所が分かるように、まとまりを作ってまわりに置いておきます。
写真を撮っておいてそれを見ながら再現するとさらに簡単。
のりづけが必要なものは端までしっかりと。シール素材はそのまま貼りましょう。
全て貼り終えたら十分に乾かして完成です。
コラージュを作るときのポイント4つ
コラージュは自由な発想で作ることができるもの。自分の好きな世界を表現するだけです。
しかし、実際に置いてみると思ったよりもうまくいかない時も。そんな時に見てほしい4つのポイントをご紹介します。
- 余白を作る
- 並べずに重ねる
- 柄が重ならないようにする
- 色を合わせる
余白を作る
コラージュを並べているとどれも使いたくなります。しかし、使いたいものを詰めすぎるとごちゃごちゃしてわかりにくい作品に。
使いたいと思う素材を並べたら、いくつか取り除いてみましょう。 少し余白を作る方がバランスが取りやすくなります。
並べずに重ねる
コラージュをするときは並べずに重ねて貼りましょう。重ねることで奥行きも出てきます。
奥はパターン柄や風景、サイズの大きいものに。手前に人物やお花などモチーフがはっきりしたものを置いてみましょう。
もちろん、並べることでおしゃれに見せることもできるので工夫して使ってくださいね。
柄が重ならないようにする
重ねるときは柄と柄が重ならないように注意。特に柄と柄が多いもの同士が重なるとごちゃごちゃしてどちらの柄も目立たなくなってしまいます。
シンプルなものにモチーフのはっきりしているものを重ねてみましょう。
色を合わせる
色が近いシールやデザインペーパーを選んでみましょう。
全体の色は合わせるときれいに仕上がります。メインの1色に1~2色プラスして、 3色くらいを使うようにしてみます。
コラージュは気軽に楽しめるアート作品
コラージュは誰でも気軽に楽しめるアート。好きなモチーフをたっぷりと詰め込むことができるのも楽しいポイントです。
今回はカレンダーにコラージュをしました。月ごとに雰囲気が変わるので色々なコラージュが作れます。
後からコラージュを付け加えてもいいですね。 1年を過ごすなかで、新しいモチーフにも出会うかもしれません。思い出も付け足して、1年後に完成したコラージュを思い出として楽しんでみてください。
出典・参考
やってみよっか?