初心者におすすめ!ハギレでコースターやポットマットを作る簡単パッチワーク【ハンドメイド】
休日のひと時に小さなハギレで簡単パッチワークをしませんか。
パッチワークというと難しく構えてしまいがちですが、それぞれの布の形にこだわらず、ありあわせで作るコースターを作ってみました。
カップも引き立ててくれるコースター。気軽に取り組めるので作ってみてくださいね。
はじめに
簡単パーチワークのパターンのひとつに、四角や長方形をあわせるだけで形作るのがものがあります。
その中でも有名なものに 「ログキャビン」 というパターンがあります。
上の画像のコースターは「ログキャビン」をまねて、小さなハギレを使い作ったものです。
サイズが合わなくなってしまった子供服や、お気に入りだったけれど着なくなってしまったブラウスなどを布として生き返らせることができ、ポットマットやコースターとして身近で使えるのは嬉しいですね。
初心者さんにおススメ簡単パッチワーク
簡単パッチワークの中でも身近なのが 「ヨーヨーキルト」 、長方形などを縫い合わせていく 「ログキャビン」 、同じ寸法の四角をつないで作る 「ワンパッチキルト」 。ほかにもいろいろありますが、今回はこの3つのパターンで、コースターやポットマットを作っていきます。
〔用意するもの〕
- 布(ハギレ)
- 縫い針、縫い糸
- はさみ
ヨーヨーキルトのコースター
ヨーヨーキルトは、『ヨーヨーキルト初心者OK!手軽にできるカワイイリースの作り方』のときに作り方をご説明しましたのでご覧になってみてくださいね。
今回のコースター用のヨーヨーキルトは、色合いを統一してキレイめに作りました。
繋ぎ方は一列ずつはぎあわせ、後からまとめます。
画像のものは、9個だけつないだので少し小さいのですが、もっとつなぐと鍋敷きにも使えますね。
また、一つ一つのヨーヨーキルトを大きくするという方法でもよいでしょう。
ログキャビンの話と応用
ログキャビンは、丸太小屋の真ん中に暖炉をイメージして作られたパターンなので、 赤い布を中心にして作られることが多い です。
上の画像のパッチワークは、筆者がベッドカバーを制作している途中のものです。このログキャビンのパッチワークにも思い出の布が多く使われています。
子どもが幼いころに着ていた浴衣に生地や、友人からもらったブラウスの生地、幼稚園バッグなどを作った時の残り布、ハンカチなども色々と利用しています。
このように多種多様な布を繋いで作ると、使用しながら思い出がよみがえってくるようで、 いつまでも使い続けたい愛着の一枚が出来上がりそうです 。
実は、このパッチワーク作品は、作り始めてから3年目に突入中なのです。
気長にゆっくりと縫い繋いでいます。
そして、中心の赤い暖炉を表す布をなくして、さらに小さな残り布で中心から回るように繋ぎ合わせたのがコースターになりました。
ワンパッチのポットマット
ワンパッチとは、 正方形及び長方形のどちらかを同じサイズで縫い繋いだパターン を言います。
他にも同じサイズ、同じ形を繋いだパッチワークのことですが、今回は初心者さんにおススメしたいので、四角でご紹介します。
色々な柄、色合いの四角をつなぐので切手のように見える、という意味合いの呼び方もあるようです。
初心者さんにもとても簡単なパッチワークの一つです。
色合わせを考えたり、思い出の布を繋いだりと楽しみながら実用的な小物を作れます。
このポットマットは、裏布との間にフェルトをはさんであり、熱を通しにくくしてあります。
四角をつないだ表布、フェルト、裏布、と3枚重ねてあるので、ずれたりしないように上からキルティングしています。
手縫いが苦手でミシンをお持ちの方は、ミシンで縫うのもアリですね。
周りの縫い代を囲むのは、同じハギレはもちろんですが、バイヤステープを利用すると時短でできちゃいます。
ポットマットを紹介しましたが、一つ一つの四角をもう少し大きくして繋いでいくとソファーカバーやベッドカバーを作ることも夢ではないですよ。
簡単パッチワークで余暇を充実
パッチワークというとパターンのデザインや型紙つくり、さらに決まった縫い方などハードルが高くて始めることに躊躇われる方も多いと思います。
しかし芸術的な作品や飾ったりするためではなく、日々の生活にも使うことができて、「もったいない精神?」で衣類の再利用も可能な、簡単パッチワークのご紹介と実際に制作してみました。
これを機に、気軽にパッチワークにチャレンジしてみてください。初心者さんも楽しめること間違いなしですよ!
少しずつ布をつないでいきながらできあがりを想像する、余暇を楽しむこと「みっけ!」です。
やってみよっか?