【ケアンズ】元添乗員がおすすめする日本から一番近いオーストラリア ケアンズ
グレートバリアリーフと熱帯雨林で有名な常夏の街、ケアンズ。
ジェットスター航空など格安航空会社も運航しているので時期を考えたり、セールを利用したりすると費用を抑えて旅行することができるので、円安の時期でも比較的旅行しやすい都市です。
日本からの直行便も就航しておりアクセスしやすいのもポイントです。
ケアンズ市内観光
ケアンズの街はコンパクトなので1日あれば市内観光できてしまうほどで、ホテルも中心地から徒歩圏内でアクセスできるところがほとんどです。シドニーやゴールドコーストなどの都市と違って高層ビルなどもなく、落ち着いて気軽に散策できるところがケアンズの魅力です。
プロムナード、ラグーン沿いをお散歩
街の中心、海に面してボードウォークが設置されている印象的なプロムナードを歩くとケアンズの海風を感じられてとても清々しい気分になれます。
地元の人たちの散歩やランニングコースにもなっており、マリーナ近くには ケアンズ・エスプラナード・ラグーン という無料で楽しめる公共の野外プールもありいつも賑わっています。子供たちは水遊びを楽しんでいたり、大人の人でも水着で芝生に寝転がって日光浴をしていたりとケアンズの人々の憩いの場になっています。観光後にのんびりとローカル気分でくつろぐのもおすすめです。
ケアンズナイトマーケット
毎日夕方4時30分から営業しているナイトマーケット。夜はお店によりますが大体11時頃まで営業しているお店が多いようです。町の中心に位置し、たくさんの飲食店やお土産店が入っていて観光客に人気のスポットです。日中の観光後に訪れても時間に余裕があるので安心です。
またナイトマーケットではあるのですが、午前10時からはフードコートも営業しているので簡単に食事を済ませたい時などにも利用できます。
ザ・リーフホテル・カジノ
ケアンズには明け方まで楽しめるカジノもあり、夜遅くまで楽しみたい方にも人気です。気軽に訪れることができるので雰囲気だけでも覗いてみるのも楽しいです。日本人・アジア人はかなり若く見られるので、訪れる時は 身分証提示 のためにパスポートをお忘れなく。
市内から行ける世界遺産半日観光
ケアンズの市街にはグレートバリアリーフの海や熱帯雨林など素晴らしい自然が広がっているので、半日観光に出てみてはいかがでしょうか。色々なオプショナルツアーがありますが、特に人気の行き先を2つご紹介します。
グリーン島
ケアンズの中心地にあるフェリー乗り場から、 フェリーで移動すること約45分でグレートバリアリーフのグリーン島 へ。到着したら、はっと息を飲むほど素敵なブルーグリーンの海が迎えてくれます。
パラセイリングやダイビングなどのアクティビティ を楽しむこともできますし、ライフセーバーのいるビーチもあるので、ただただゆっくりとビーチで楽しむのもおすすめです。行きのフェリー内でもアクティビティの申し込みができますが、繁忙期などは事前に予約しておくとスムーズです。
グリーン島にはぐるっと一周できる散策路も設置してあり、ゆっくり歩いても1時間もかからずに回ることができます。アクティビティに参加している人が大半なので、散策中はあまり人に遭遇することもなく大自然を独り占めしたかのように静かに海辺や熱帯雨林の中を散策できるのもポイントです。
ちなみに、フェリー内はかなり冷房が効いていて寒く感じられるはずです。酔いにくくする為でもあるそうですが、上着など何か羽織れるものをお忘れなく!また風が強く波が高い日は結構揺れることもあるので、心配な方は酔い止めを持参すると安心です。
キュランダ村
キュランダへのアクセスはツアーを利用すると送迎もついていて便利ですが、個人で行く際には 行きはケアンズセントラル駅から列車に乗り、帰りはスカイレール&バスで市内に戻ってくるルート が景色を存分に楽しめるのでおすすめです。
こじんまりとした街ですが、お店でコーヒー豆を焙煎していてその場で新鮮なコーヒーが楽しめるカフェやアイスクリーム、パイの売店や可愛らしいお土産屋もたくさんあります。
キュランダ高原列車
ケアンズセントラル駅から高原列車に乗ってキュランダ村へ
かわいいカラフルなアボリジニー壁画が描かれた列車がお出迎えしてくれます。先頭車両は特に人気の写真スポットなので、ぜひ出発前に見てみて下さい。
乗車後は英語のアナウンスになりますが、車窓から エンジェルフォールやバロンフォールズ などのいくつかの見どころを通りすぎながら進んでいくので、 2時間弱の乗車 でも意外とあっという間に到着してしまいます。
熱帯雨林の中を走っていくのですが、途中もしかしたらユリシスと呼ばれる蝶に出会えるかも?見つけたら幸運を呼ぶと言い伝えられている青い蝶です。ちなみに私は5,6回訪れてたったの1回、一瞬だけ見かけることができました。
スカイレール
スカイレールと呼ばれるケーブルウェイ に乗って、眼下いっぱいにキュランダの熱帯雨林を一望しながら乗車できるので、まるで空を飛んでるかのように楽しめます。スカイレールから見える海やケアンズの街も絶景です。
コアラやウォンバット、カンガルーに会いに行く
キュランダ村にはコアラを抱っこできたり、ワニやウォンバットなどの動物に出会えるキュランダコアラガーデンズも人気のスポットです。
オーストラリアではコアラを抱っこして写真撮影ができる州も限られているので、ここではなかなか貴重な体験ができます。
お土産を買うならコレ
- ティムタム
- ワイン
- スパークリングワイン
- バンダバーグラム
- ジンジャービアー
- ホホバオイル
言わずと知れたオーストラリアの有名なお菓子、 ティムタム 。日本でも輸入食品店などで見かけることもありますが、オーストラリアでは期間限定品やスーパーマーケット限定品など、日本では手に入れることのできないフレーバーがたくさん販売されています。オーストラリアに行く度に毎回新しいフレーバーを発見できますよ。
オーストラリアは ワインが有名 ですが、特に珍しいと思うのが、赤ワインのスパークリングワイン。日本では珍しく、見た目にもとても華があるのでパティ―やお土産に持参するととても喜ばれます。
もうひとつ、日本ではなかなかお目にかかれないラム酒、 バンダバーグラム もおすすめです。バンディの愛称でオーストラリアでは大変親しまれているラムです。かわいい白熊のラベルが目印で、私もオーストラリアに行く度に購入しています。
同じく、バンダバーグ ジンジャービアー も珍しいお土産としていかがでしょうか。ジンジャービアーと言ってもお酒ではなくショウガ味の甘い炭酸飲料です。
アルコールについてですが、オーストラリアではどこでも買えるわけではなく(販売・提供するのはライセンスが必要になります)日本でいう酒屋さんのような所しか買えないのでご注意下さい。ケアンズではお酒を販売している大手チェーンのBWSが街中にあるので覚えておくと便利です。
日本でも近年人気になっている ホホバオイルで すが、オーストラリア産ホホバオイルは日本よりお安く買うことができます。さらっとしていて肌にすーっと馴染んでいくのが特徴です。薬局やお土産屋などでも手軽に購入できますが、せっかく購入するならACO認定製品(オーストラリア政府公認のオーガニック認定機関)が安心です。
きれいな海と自然、動物に触れ合う旅
日本とは季節は逆の南半球に位置しつつも、常夏で時差もたったの1時間。遠いようで近いオーストラリア、ケアンズ。
ケアンズでは世界遺産のきれいな海、そして青々とした熱帯雨林が調和した素晴らしい自然に触れながら、珍しい動物たちにも触れ合える旅が満喫できます。
出典・参考
やってみよっか?