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雨の日のキャンプでも楽しめる!雨天キャンプのコツや注意点を解説

雨の日は外に出るとジメジメしたり、パンツの裾が汚れやすいイメージがあり、気持ちがのらない時もありますよね。自然の中で楽しむキャンプは注意点と準備や装備品を怠らなければ、とても楽しく過ごすことができます。

小さい子供の頃は雨の中を走って遊んだり、長靴で水たまりに入って遊んだ経験はありませんか?

そのワクワクした経験を雨天のキャンプでも楽しんでください。

雨天キャンプのメリットとデメリット

キャンプ時の天候の中でも 雨天時の自然は特別感があります。 雨の中でのメリットはいいところもたくさんあります。デメリットも踏まえて見ていきましょう。

メリット

雨の日のキャンプは案外楽しめるものです。晴れ間のキャンプが人気ですが雨の日はキャンプ場がガラッと空いていて、ゆっくりと自然を満喫できるチャンスです。雨の予報が出ると予約をキャンセルする人が多いので直前になれば空きが出て予約が取れるかもしれません。 雨日のは虫に悩まされることも少ないですね。蚊やブヨなどの昆虫たちも雨を好まないので、木の下や建物の軒下に隠れ込んでいますので虫に刺されるリスクも低くなります。

また、雨音にはリラックスできる不思議な魅力があります。 焚き火の音と同じ1/fゆらぎを持ち、音の周波数がすべての音域が同じ大きさのホワイトノイズ音域が響くのです。 この不思議な音色に包まれながら、自然の中でゆっくりと過ごすのは最高の体験です。 雨の日のキャンプは、晴れた日とはまた違った魅力があるのです。ぜひ一度お試しください。

デメリット

キャンプには必要な持ち物が多く帰宅後のメンテナンスも大変です。雨具や着替え、さらには焚火が使えない時のガスコンロが必要になりますので調理器具など、普段の荷物よりも量が増えてしまいます。車に積み込む時も、テントやタープをビニール袋に入れて車内が濡れないよう気をつけなければなりません。

キャンプ場でできないことは、帰宅後に行わなければなりません。 テントやタープを乾かしたり、鋳物の調理器具の手入れをしなければカビや錆の心配があります。 天気のいい日に自宅で作業するなどキャンプ後の対応にも注意が必要です。

雨の中でも快適に

雨が降っていて天気が悪い日には、主にテントやタープの中で過ごすことになりますね。でも 少し工夫すれば快適に過ごすために設営できます。 どんな方法があるのか、一緒に見ていきましょう。

雨の日キャンプに備えて

テントやタープには 使用前に自宅で防水スプレーを使うと 水が全然通らなくなって、メンテナンスも楽でとても便利です。長年使ってないビニールのレインコートやスーツは、内側にベビーパウダーを振りかけておくと、着る時に楽に腕や足が通せます。

通常以外の持ち物

ゴミ袋は普段使うよりも大きめのものを多めに用意して濡れた荷物はそのゴミ袋に入れて持ち帰れば、後でいつものゴミ捨てに使えますね。 タオルも多めに持っていくと、濡れた身体や物を拭くのに役立ちます。 また地面が濡れている場所ではタープをロープの下に張れば、カトラリーセットを吊るしたりハンガーラックの代わりにもなり便利ですよ。

設営のポイント

雨の日のキャンプには、タープが欠かせませんね。テントの入り口にタープを斜めにめかけると、雨水の流れが良くなるので、出入りの際に濡れにくくなります。更にテントとタープをつなげると、雨漏りの心配もありません。地面にブルーシートを敷くと、ぬかるみ対策にもなります。クーラーボックスやコンテナは、 直接地面に置くと泥がついてしまい撤収が大変です。ミニテーブルやコットの上に置くと、泥付きを防げます。 これらのアイデアを活用すれば、雨の中でも快適にキャンプを楽しめますよ。

雨の日の服装

レインウェアは雨の日には欠かせません。でも、それ以外にも気をつけたほうがいいことがあります。特に夜は気温が下がります。 焚き火で体を温めるのもいいですが、 防寒着を持っていくのもおすすめですよ。着替えやタオルと一緒に持っていけば、安心して過ごせますからね。

雨天の野外で充実したひと時

雨でも楽しめることがたくさんありますよ。例えばじっくり時間をかけて料理に挑戦するのはいかがでしょうか。のんびりと過ごせる時間を使って、自分なりの楽しみ方を見つけてみるのもいいですね。 野外活動は工夫次第で雨の中でも楽しむことができます。 雨の日は普段と違った視点で過ごすチャンスだと考えてみましょう。

焚火での料理

タープの下なら焚き火を楽めします。ダッチオーブンでゆっくり煮込んだカレーなら、肉がやわらかく旨みがルーにしっかり溶け込んでおいしいです。またスキレットで作る料理はフライパンより保温性が高いので雨の日などの寒い時には体を温めてくれます。 焚き火ができない時はバーナーを使っての調理 も楽しい思い出になりそうです。

野外散策

雨の日の散歩は特別な体験になります。 雨音や湿った空気の独特な香りは印象的ですね。 歩くのには足元への注意が必要ですが、葉の下で休む昆虫や濡れた野草など、いつもとは違う自然の様子を楽しめます。雨の中でしか見られない生き物に出会えるのは貴重なチャンスです。

また、空を流れる雨雲を眺めるのも面白いですよ。雲の表情の変化を観察するのもおすすめです。雨の日の散歩は、いつもとは違う魅力的な世界に出会えるチャンスなのです。

テントの中で優雅な時間

テントの中は意外と楽しめるものです。ソロで行くキャンプではひとりでゆっくり過ごせるのでリラックスできます。またファミリーで行くキャンプでは家族と一緒に過ごす時間が楽しめます。 テントの中で過ごす時間を堪能してみてくださいね。

ソロキャンプ

雨の音って本当に落ち着くんですよね。集中力も高まるのでソロキャンプのときは、 コーヒーを飲みながら本を読んだり自分で作った料理とお酒を飲みながら映画を見るのは贅沢な時間です。 また携帯ゲームもまた楽しい時間を過ごせます。

ファミリーキャンプ

UNOやトランプなどのカードゲームをしたり、 ボードゲームで遊ぶのも楽しいです 。小型のプロジェクターを使って映画を観たり、美味しい料理を食べながらの会話は楽しい時間を過ごせます。さらに、木の枝にボンドを付けて人形を作ったり、秋には拾ったドングリや小枝を使ってやじろべえを作るのも、特別な思い出になる素敵な時間になりそうですね。

撤収作業

雨が降ると通常の撤収作業とは違って、テントやブルーシートの片付けに時間がかかってしまいますよね。 撤収後のメンテナンスも必要になってきます ので、時間を短縮する方法やコツをご紹介しましょう。

時短の方法

朝は忙しいですよね。でも前の晩に少し準備しておくと作業がスムーズに進みます。 例えば朝使わない道具は車の中やすぐに帰れる場所にまとめておくといいでしょう 。朝食も簡単に作れるホットサンドやサンドイッチがおすすめです。食器類はまとめてゴミ袋に入れて自宅で洗うと手間も省けて時間も節約できます。少しの工夫で朝の忙しさを和らげることができますよ。

撤収のポイント

テントを片づけた後は、ブルーシートを最後にタープを片づけ 、ペグも泥が付いているのでウェットティッシュやペーパータオルで丁寧に拭いてきれいにしておく必要があります。ビニール袋に入れれば濡れるのを防げれますよね。少し手間がかかりますが大切なことですね。

メンテナンス作業

帰ってきたらまず、テントやタープの手入れが大切です。 放っておくと湿気でカビや臭いが発生します ので、晴れた日にテントを張って乾燥させたり、乾燥機を使い乾かしましょう。 キャンプ道具の中でも、ダッチオーブンやスキレットは特に注意が必要です。使った後は空焚きして水分を飛ばし、冷めたら食用油を塗っておくと、錆びを防ぐことができます。

憂鬱な雨を楽しみに変える

雨の日でも普段とは違う魅力で楽しい時間を過ごせます。

雨天では自然に触れ合う機会が少ないですが貴重な体験でもありますので、経験してみてはいかがでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。

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