【7つのポイント!】キャンプ場でテントやタープを設営する前に準備しておきたいこと
タープや大きなテントを設営するのは、正直、骨が折れる作業です。
慣れない方にとってはなおさらですよね。
タープやテントは、キャンプサイトのメイン設備。
タープやテントを設営するための準備が不足しているとしっかりとしたサイトにならず、快適なキャンプができなかったり、設営自体をやり直すはめになって時間が大幅にかかったり。
先日、キャンプに行った際も、そのような光景を目にしました。
もちろん私もはじめのころは苦い経験をしています。
そして正直なところ、今でも微妙な感じ。
そこで!
キャンプ場へ行く前にやっておいたほうがいい、しっかりしたサイトを設営するための準備を、自分の経験や見聞きした情報を整理してまとめてみました。
主に以下のような方が参考にしていただけるかと!
「これからキャンプをはじめようかなと考えている人、最近始めた人」
「もっと設営時間を短くしたいと考えている中級キャンパー」
では、いってみましょう!
① まずはイメトレ!取扱説明書や動画を見る
これからキャンプをはじめる!という方は、取扱説明書を必ず読み、やってはいけない・やらなくてはいけないことを確認しておきましょう。
製品独自の注意事項もあるので、キャンプに慣れた方でも、必ず取扱説明書は見ておきます。
文字や図だけではなかなかイメージがつかみづらいことがあります。
そんな時は 動画 がおススメです。
メーカーのサイトで準備されていたり、個人の方が撮影した、実際に設営している様子の動画がYouTubeなどにアップされていたりします。
動画を見ればかなり イメージがつかめる ので、手伝ってもらえそうな人たちにも見てもらうと、キャンプ当日の作業は一気にスムーズになるでしょう。
② 試しに設営してみよう
取扱説明書や動画でイメージをつかんだら、試しに設営してみましょう。
最初は思ったよりもかなり時間がかかる と思います。
片付けの時間もあるので、タープとテントは別の日に設営してもいいでしょう。
泊まりのキャンプをする前にデイキャンプなどでテントやタープの設営を試してみるのもいいですね。
デイキャンプも忙しいので、テントかタープどちらか片方ずつ試してみるのがお勧めです。
もし、公共の公園や河川敷などを利用する場合は、テントやタープを設営していいかどうか事前に確認して行ってください。
③ 区画の広さを確認する
取説や動画でイメトレし、実際にテントやタープを設営してみると、自分が所持しているテントやタープを張るために必要なスペースをだいぶつかめたことでしょう。
張り綱があるため、 想像よりも広いスペースが必要 だと感じられた方もいるはずです。
実際、大型グループ用の大きなテントやタープはかなり広めのスペースが必要です。
行く予定であるキャンプ場のサイト区画を把握せず配置していくと、テントが入らない、タープのペグが打てないといったことが起こりえます。
事前にキャンプ場のホームページで 区画の面積(10m×10m、8m×8mなど)を確認しましょう 。
記載がない場合は、電話などで問い合わせてみて直接相談した方が無難です。
④ レイアウトを考えてみる
自分が持つテントとタープの大きさがわかり、設営する予定のサイト区画の広さがわかれば、配置レイアウトをイメージしてみましょう。
紙などに書いてみてもいいかもしれませんが、 レイアウトをイメージできるアプリが便利 です。
この「妄想キャンプ」アプリ上では、テントやタープなどのキャンプ製品から車などまで配置できるので、かなり詳細にイメージできます。
注意点として、張り綱を張ることもしっかり考慮して、範囲内に収まるようにしましょう。
実際は地面の状態を見てテントの位置を決めた方がいい です。
傾斜や凹凸、石が出ている、木の根が張っているなどの地面の状態があります。
管理がしっかりされているキャンプ場であれば、あまり気にする必要はありません。
臨機応変に対応することが必要です。
設営する順番のオススメは、 テントの張る位置を決めたあと、タープから設営 していきます。
テントの設営場所が凸凹だったり傾いていたりすると寝にくいので、地味にツラいのでテントの場所は大切。
タープを最初に張るのは、日照が強かったり雨が降ったりしていても、休み休み作業できるようにするためです。
⑤ 設営する順番をイメージし、必要なものから取り出せるように車に積む
ここまでできれば、失敗する確率はかなり低くなっているはずです。
成功を手中にしたも同然ですが、少しでも効率よく快適に設営するために、車への荷物の積み方に注意してみましょう。
具体的には タープやテーブル、椅子を最初に取り出せるように積んでいく のがおススメです。
キャンプ場に到着して最初にタープを設営すれば休み休み作業できるからです。
他にもクーラーボックスやウォータータンクなど、すぐに必要になりそうなものを取り出しやすい位置に積んでおきましょう。
車が横付けできないフリーサイトを利用する場合や天候が悪い場合、とくに有効です。
天候は急変する場合もあるので、タープを最初に張っておくと急な雨にも焦ることなく対応できます。
設営する順番をイメージして、優先順位の高いものが上に来るように車載しましょう。
⑥ 人手を確保する
ここまでくれば、現場で迷うことがないのでかなり効率的に設営できるでしょう。
そこまでしても大型のテントなどは、やはり時間が必要です。
とくに1人でやる場合、設営が遅くなってしまうのは仕方がないことです。
手伝ってもらえそうな人がいれば、積極的に手伝ってもらいましょう。
単純に人手が多ければ、設営時間は短くなるでしょう。
人によりますが、設営は楽しい作業です。我が家の子どもたちもテンションが上がっているのか、快く楽しそうに手伝ってくれます。
周りを見ていてもしっかり助け合いながら設営している家族やグループが多いように思います。
テントやタープの設営もキャンプのイベントの1つとして楽しんでみましょう。
⑦ 手伝ってもらう作業を決めておく
現場で自分も設営しながら、手伝ってもらう作業を考えているとなかなか捗りません。 手伝ってもらう作業を事前に決めておけば、当日スムーズ 。
具体的には、
- グランドシートやテント、タープなどの端戸を持って予定の位置に広げる
- ポールを組み立てる
- ペグを打つ
- テーブルや椅子を組み立てる
- マットを敷く
- シュラフを広げる
などのいろいろな作業が考えられます。
子どもにお願いする場合、ポイントがあります。
- ゲーム感覚などにして楽しめるようにしたり
- 軽めのハンマーやグローブなどの専用装備を用意してあげたり
- 手伝ってもらったら、しっかり感謝を伝えたり
といったことで、子どもたちも快く楽しく手伝ってくれるでしょう!
テント設営を効率的にしよう!
いかがでしたか?
しっかり準備すれば、大変だった設営も楽しい作業に変わるかもしれません。
設営をスムーズに終えて、のんびりキャンプを楽しみましょう!
やってみよっか?