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【ブルガリア】滞在経験者がおすすめ!スキーリゾート「バンスコ」と温泉地「バンヤ」

ヨーロッパのバルカン半島に位置するブルガリアにはヨーロッパで人気のスキーリゾートや温泉地があることをご存じでしょうか。

バンスコはブルガリアの中でも1年を通して観光客が多い場所ですが、特に冬から春にかけての時期はヨーロッパ中からスノースポーツを楽しむ観光客で賑わいます。

バンスコの近くにある温泉地帯のバンヤも大自然に囲まれた天然の温泉があり、様々な充実したスパ施設でリラックスできるとあって人気の観光地です。

スキーリゾート「バンスコ」

バンスコとは?

バンスコはブルガリア南西部の町で、首都ソフィアから車で約2時間の距離に位置しています。

ブルガリアには多くのスキーリゾートが点在していますが、その中でもバンスコは標高が925mの地点に位置し、ピリン山脈の麓で 積雪量が多いエリア です。そのため周辺諸国からも多くの人が集まります。

リゾートの領域の 一部はユネスコの世界遺産にも登録 されているピリン国立公園に含まれています。

冬になると賑やかになるバンスコの町

バンスコの町はとてもコンパクトで 人口も1万人にも満たない小さな町 ですが、冬になると一気にスキー客で町が賑わい始めます。

ホテルやロッジ、スキーショップが立ち並び、レストランやバーなども夜遅くまで営業しており賑わいをみせています。なお、シーズン時のレストランはかなり混み合うので 事前に予約 しておくことをおすすめします。

町の北部の 旧市街が地元市民の生活の中心の場 となっていて、石造りの壁で統一された家々の街並みに小規模な商店やカフェなどの飲食店やお土産屋が立ち並んでいます。

毎週日曜日には野菜や果物、はちみつやハーブなどを売るサンデーマーケットが開かれます。可愛らしい小さな町をぶらぶらと町歩きをするのも楽しいです。

大型スキーリゾート

バンスコの 町の中心にゴンドラ乗り場があり、町からゲレンデへのアクセスが可能 です。スキーをしない方でもゴンドラに乗って移動・観光することもできるので、観光アトラクションとしても人気です。

レンタカーや自家用車がある方は、直接中腹地点の駐車場までアクセスすることも可能です。また、多くのホテルではリゾートまでの シャトルバス を定期的に運行しているので、それらを利用するのが便利です。

リフトやゴンドラ、スロープの数も豊富

バンスコのリゾート内には 15基ものリフトやゴンドラ 22の異なるスロープ がある大型のスキーリゾートであることが特徴です。

難易度に分かれたコースがたくさんある ので、初心者から上級者まで多くの人が楽しむことができます。

シーズン時期の道路は込み合うので、なるべく午前中の早めの時間、もしくは午後のお昼過ぎ位にゲレンデに着くように行くと比較的スムーズに移動できます。

ゲレンデはかなり広いので、リフトの待ち時間は通常さほど長くありませんが、迷わないように予めどのルートをメインに利用するかを決めておくとスムーズです。

コースの始点や中間地点などにはカフェ・バー、レストランなども併設されています。

温泉リゾート「バンヤ」

バンヤの地域では 紀元前4世紀頃から鉱泉が利用されていた とされ、その歴史は長いものです。

現在では温泉施設が広がり、ブルガリア国内のみならず、周辺諸国からも多くの人が集まっています。バンスコと同じく、特にスキーシーズンは一段と賑わいが増します。

バンヤとは?

バンヤはブルガリア南東部の村で、バンスコから車で約10分、約6kmの距離に位置しています。

ピリン、リラ、ロドピというブルガリアの3つの山々の雄大な景色に囲まれた美しいラズログ渓谷に位置し、美しい景色に囲まれたのどかな場所です。

バンスコよりもさらに小さく、 人口も約3,000人と小さな村 ですが、古くよりブルガリアの温泉地として知られており、バンヤの 温泉の数はなんと70以上

バンヤを訪れる方の多くも、日中はバンスコでスノーアクティビティを楽しみ、暗くなってきたらバンヤの温泉でゆっくりとリラックスする方が多いようです。

スノースポーツと温泉の両方を楽しめる

スキーメインの方はバンスコでの滞在が便利ですが、スノースポーツと温泉の両方を楽しみたい方や、 静かな自然の中でゆっくりと過ごしたい方にはバンヤのホテルでの滞在をおすすめ します。

バンヤには施設が充実しているホテルが多く、スキーリゾートへの シャトルバスを運行 しているホテルも多くあります。

なお、バンヤの村にはレストランなどの飲食店がほとんどないので、バンヤではホテルでの食事、もしくは近くの町のレストランなどに行く必要があります。

開放的な天然温泉(スパ)

海外の温泉の多くは日本の様な温泉とは異なり、 男女混浴、水着着用 で入ります。 プールに近い感覚の温泉(スパ) がメインとなっています。バンヤの温泉の多くもこのようなタイプです。

温泉の温度は施設にもよりますが 大体40℃前後 の所が多く、熱すぎず温すぎない程度な温度ですよ。

清々しい外の空気を感じることのできる屋外の温泉やジャグジー、温かい室内の温泉、サウナなど施設も様々です。特に屋外ではカフェやバーが併設されている所も多く、コーヒーやお酒を飲みつつ、 休憩を挟みながらゆったりと過ごせるのが特徴 です。

ホテル併設のおすすめスパ

ホテルの滞在客は宿泊費に利用代金が含まれていることが多いですが、 宿泊客でなくても料金を支払い利用することも可能なホテルもあります

事前予約が必要な施設もありますので、詳細はホームページ等でご確認下さい。

Seven Springs Hotel

屋外に大きなメインプールとハイドロマッサージ付きのプール、サウナがあるホテルです。

小規模なホテルの分、サービスが行き届いていることで定評があります。雰囲気のあるコテージ風のホテルなので少人数で旅行の際の宿泊に特におすすめです。

Regnum Banya Thermal

バンヤの5つ星ホテル、ラグナム。

スキーシャトルサービスサービスや、スパ、サウナ、屋外プール、アイススケート、ナイトクラブ、キッズクラブなどの施設が充実しています。

綺麗な施設と、大きなプールでゆったりと入浴を楽しむことができるのが最大の魅力です。

Pulse Therme

ラグジュアリーな5つ星ホテルGrand Hotel Therme内に併設されているスパ、Pulse Therme。

屋外、屋内ともに2つの広々としたプールがあり、3つのサウナやスチームサウナ、リラクゼーションエリアなど種類も豊富です。

常に清掃がされており綺麗で、リフレッシュのための飲み物やフルーツなども置いてあるサービスぶりなので何時間でも飽きずに滞在できてしまうほど、とても魅力的なスパです。日帰りで訪れるならば予約必須です!

気軽に行ける公共のスパ

バンヤでは、ホテルリゾートの中に温泉施設を備えているホテルが多いですが、日帰りで気軽に利用できる公共の温泉もあります。

Alpa spa & pool

スイミングプール、スパ、レストランなども併設していて施設が充実しているのが魅力の温泉です。

子供が遊べるプレイグラウンドなどもあるので家族連れにも人気の施設です。

Thermal Pool Escape

このサーマル プール エスケープは送迎付きのツアーで訪れることのできるスパです。

施設利用と移動の送迎も含まれた金額設定でお手頃なのが魅力です。プールの深さや温度の異なる3つのスパがあるので、子供から大人まで楽しむことができます。

ブルガリアのリゾート地を満喫しよう

バンスコとバンヤの町はヨーロッパでは有名なリゾート地ですが、日本ではまだあまり知られていません。

良質な雪と鉱泉に恵まれ、アクティビティとリラクゼーションの両方を楽しむことができるブルガリアのおすすめリゾート地です。

冬・春のリゾートとして紹介しましたが、夏はスキーシーズンのような賑わいはないものの、豊かな自然を生かしたハイキングやマウンテンバイキングなどのアクティビティが盛んです。

ピリン国立公園では針葉樹林に囲まれた氷河湖、滝、洞窟などを訪れる訪れることができます。素朴なブルガリアの町の魅力を感じに行きませんか?

やってみよっか?

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