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勉強のお供に!語学学習のモチベーションが下がった時におすすめの本 3選

コロナの影響で、海外留学の予定が延期になったり、中止になったりしている方も多いのではないでしょうか。コロナが収束するまでは国内で自習をしている方も少なくないかと思いますが、ひとりで勉強しているとモチベーションの維持が難しいですよね。

この記事では語学の勉強でどうしてもモチベーションが上がらない時におすすめの本を3冊ピックアップして紹介しています。

 

  • Budget1,000円以下
  • Tools 道具(難度) ■■■
  • Tools 事前準備(難度) ■■■
  • Tools 経験(難度) ■■■
  • 難易度の目安

社会人が英語習得のために必要な勉強時間:1000時間

語学学習の目的はひとそれぞれだと思います。旅行で困らければいいという方もいれば、ビジネスレベルの語学力を身に着けたいと思っている方もいると思います。

英語を例にとって、日本人が身につけるまでにどれくらいの時間がかかるものなのか見ていきたいと思います。

ここでは現地で日常生活を送れるレベルを目指すと想定します。その場合、 日本人に必要な勉強時間は2,200~2,500時間 だという研究結果があります。学校教育で約1,200時間ほどの授業を受けているので、 社会人になってから必要な勉強時間は約1,000時間 、ということになります。

1日3時間勉強すれば約1年ですが、仕事の他に一日3時間の勉強時間を確保すること自体が難しいと思いますし、3時間の勉強を毎日続けることも、多くの人にとっては簡単なことではないと思います。

どうしてもやる気がでなくて勉強しない日がずるずると続いてしまい、 気がついたら1ヶ月勉強していないなんてこともあるのではないでしょうか (僕自身も経験があります笑)。

そんな時、語学の勉強が「手段」から「目的」に変わってしまっているのではないでしょうか。以下で紹介する3冊は、それぞれタイプは異なりますが、語学は目的を達成するための手段であることを再認識させてくれる本たちです。

もし、語学学習に行き詰まっていたらぜひ読んでみてください。

おすすめ本 3選

おすすめ本1 「パリで飯を食う。」 川内有緒 著

この本は著者が出会ったパリに住む10人(組)の日本人を紹介しています。なぜ彼らはパリに行き、パリで生活することになったのか、十人十色のストーリーを読むことができます。

皆さんに共通しているのはなにかにパッションを持っていること。彼らにとって語学はパッションを形にするため、人に伝えるための手段に過ぎないのです。

我々が語学学習を始める際にも、程度の差はあれどそれぞれ目的=パッションを持って勉強をはじめようと決心したと思います 。そうした純粋な気持ちを思い出させてくれ、 再び机に向かおうとさせてくれる本 です。

本書に出てくる皆さんは最初から順風満帆というわけではなく、色々なトラブルに遭いながらも自分が実現したいことのために努力・工夫を続けられてきました。そうした姿にも熱い気持ちにさせられます。

エッセイなので読みやすく、隙間時間にもおすすめの1冊です。

ちなみに著者の川内有緒氏は国連に勤めたのち作家になられた方で、ご自身もパリで生活をされていたそうです。

アマゾンのリンクは こちら です。

おすすめ本2 ピーター流外国語習得術 ピーター フランクル 著

著者のピーター・フランクル氏は数学者であり大道芸人でもあるユニークなキャリアをお持ちの方です。日本でタレント活動もされているので、ご存じの方も多いかもしれません。

ピーターさんは 大学で講義できるレベルで12ヵ国語!、日常会話レベルで2ヶ国語!、あわせて14ヶ国語を話すことができる そうです。言葉になりません。

ピーターさんがどのようにして14言語をも習得してきたのかご自身の体験談と、語学習得のポイントがからめて描かれています。

ピーターさんは子供のころ、別荘の近くに住むオーストリア人美女と話すために、必死でドイツ語を勉強し、そのおかげで他の学生よりも早くドイツ語を習得したそうです。笑い話のようですが、 言語は手段であって目的ではなく、しっかりとした目的があれば勉強も積極的にできる、といういい例 ですね。

語学の勉強法だけでなく、数学も飛び抜けてできたピーターさんがなぜ大道芸人になったのか、など語学以外にもおもしろエピソードが豊富なので、勉強の息抜きにもピッタリの1冊です。

アマゾンのリンクは こちら です。

おすすめ本3  人生はどこでもドア 稲垣 えみ子 著

元・新聞編集者の著者が、退社後、フランス語を全く知らない状態で見ず知らずのフランス・リヨンに14日間滞在した時のことを描いたエッセイです。

読むと、早く旅に出たい!という気持ちになります。エアビー(民泊)を予約しフランスに向かうものの、飛行機の遅れで鍵の受け渡しには大幅な遅刻、と序盤から予期せぬ展開から著者の旅は始まります。

滞在期間は14日間と短いものの、朝のマルシェでの交流などを通じて、徐々に周りとのつながりを感じていきます。

私は私であればいいのである。そのことだけで、世界と繋がっているのだ。

これは本書の帯に書かれているフレーズですが、著者がこの心境にいるまでの過程を楽しむことができます。コロナ禍で忘れかけている 旅の醍醐味=旅先での人とのつながりの素晴らしさ を思い出させてくれるエッセイです。

アマゾンのリンクは こちら です。

たった1冊の本で気持ちを上げる、素敵な体験を

いかがでしたでしょうか。

今回は語学学習のモチベーション維持のためにおすすめの3冊を紹介させていただきました。どれも読みやすく、勉強のやる気(+旅に出たい気持ち)を湧き上がらせてくれる本なので、勉強に少し飽きてきた時、おうち時間に飽きてきた時などにぜひ読んでみてください。きっと明るい気持ちになれますよ!

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

出典・参考

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