【タイ】バンコクでおすすめのナイトマーケット4選|その特徴とアクセスをご紹介
東南アジアの国々は世界の中でも夜にオープンするナイトマーケットがたくさんあることで有名です。
これらの国は1年中真夏のような暑さのため、夜涼しくなってから出かける人が多いのでいたる所にナイトマーケットが作られました。
外国人旅行者に人気のタイのバンコクには、現地の人々に人気のローカルなナイトマーケットから外国人で賑うナイトマーケットがたくさんあります。
この記事では、タイ・バンコク在住の筆者が、その中でもおすすめのナイトマーケットを4つ紹介します。
バンコクのナイトマーケット
バンコクには市街地や郊外などにたくさんのマーケットがあります。その種類は、現地の人々食品や衣料などを購入するローカルなマーケットから、チャトチャックウィークエンドマーケットのように外国人をターゲットにしたマーケット、そしてタイ人や外国人に人気のナイトマーケットなどです。
外国人旅行者向けのナイトマーケットはシーロムのパッポン通りにある パッポンナイトマーケット が有名でしたが販売している商品は雑貨品やコピー品ばかりでした。一方で、飲食店やウェア、ネイルショップなどさまざまなショップが入るナイトマーケットの人気の火付け役になったのは、BTS(スカイトレイン)のタイカルチュラルセンター駅近くのにあるラ チャダナイトマーケット です。お店の数が豊富で隣接するショッピングモールのエスプラネードの立体駐車場から見られるカラフルなテントが人気のフォトジェニックになりました。その他にもバンコクにはたくさんのナイトマーケットがエリアごとにあり外国人旅行者の人気の観光スポットです。
ナイトマーケット選びの注意点
- バンコクのナイトマーケットの多くは夕方から深夜0時頃まで営業しています。バンコクの主要交通機関のBTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)の営業も深夜0時頃までのため、その後にホテルに帰るにはタクシーを利用することになります。慣れないバンコクではタクシーで帰るのは難しいのでこまめに時間をチェックしましょう。
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バンコクのナイトマーケットは大体同じような商品を販売して値段も殆ど一緒です。また、商品を販売するだけでなく、ネイルサービスや携帯電話のスクリーン交換ストア、中には理髪店で好みの髪型に整えてくれるショップもあります。このようにナイトマーケットではグッズをゲットするだけでなく、どんなサービスがあるのかもチェックしましょう。
【1】新しく生まれ変わったTHE ONE RATCHADAナイトマーケット
THE ONE RATCHADAマーケットはラチャダ鉄道マーケットとしてカラフルなテントの屋根が写真映えすることでバンコクでは最も人気のナイトマーケットでしたが、コロナ禍などの影響で一時閉鎖となりました。その後、同じ場所に2022年9月9日にオープンしたのがTHE ONE RATCHADAです 。
ショップではフードの屋台からタイパンツなどのファッション、ネイルや雑貨品など幅広い商品が販売されています。以前のマーケットと比べるとレトロな雰囲気やカラフルな感じはなくなりましたが、ショップのテントは白で統一されて通路幅も広くとられていますので、歩きやすくゆっくり買い物しやすいマーケットになりました。スクンビットからはMRTで3駅のタイカルチュラルセンター駅からすぐなのも利用しやすい所以です。
- 営業時間:17時~24時
- アクセス:MRTタイカルチュラルセンター駅3番出口を左、エスプラネードの裏
【2】外国人旅行者とタイ人に大人気のナイトマーケット!JODFAIRS
バンコクのナイトマーケットで現在最も人気なのがJODFAIRSです。このマーケットは2021年11月29日にスクンビットから2駅のMRTラマ9世駅の駅前にオープンしました。経営母体は、シーナカリン鉄道マーケットやTHE ONE RATCADAマーケットと同じ運営会社です。
ここは、他のナイトマーケットと比べるとコンパクトサイズなので、初めて来る方も各ショップの場所が覚えやすいのも特徴です。マーケットはコンパクトでもシーナカリン鉄道マーケットで人気のファッションや雑貨、ジュエリーなどのグッズや、ネイル、フードショップなど人気店が凝縮されています。このマーケットでは謎のタイ料理と言われている豚の骨付き肉が山のような形の レンセープ のお店がたくさんあります。少し酸味の効いた豚肉をほじくりながら食べるのは他ではできない体験です。
- 営業時間:11時~24時(店舗により異なる)
- アクセス:MRTラマ9駅下車セントラルラマ9の裏
【3】バンコクで老舗の鉄道マーケット!シーナカリン鉄道マーケット
シーナカリン鉄道マーケットはバンコクで最も古い鉄道マーケットです。名前の由来は閉鎖したラチャダ鉄道マーケットと経営母体で、元々チャトチャックのタイ国鉄の敷地にマーケットがあったのでこの名前が付けられました。
このマーケットは広大な敷地の中にファッションや雑貨、骨董品やなどのショップや、理髪店、フード屋台やバーなど約1,000のショップが出店するバンコク最大級のナイトマーケットです。シーナカリンと言われるバンコクの東部に位置しているため、バスやタクシーを利用するのでお客は地元のタイ人ばかりでした。2023年7月MRTのイエローラインがラットプラオとサムローン駅間が開通しました。サムローン駅はBTSに接続していますので、スクンビット方面からはサムローン駅でイエローラインのラマ9世公園駅で下車すると徒歩5分です。
- 営業:木~日17時~24時
- アクセス:MRTイエローラインラマ9世公園下車シーコンスクエアの裏
【4】バンコクで営業時間が最も遅いホイクワンナイトマーケット
ホイクワンナイトマーケットは、他のナイトマーケットとは異なりお客の多くはタイ人です。このマーケットは、ホイクワン交差点から西に延びるプラチャ・ソンクロ通り沿い約300mほどにショップと屋台が出店します。
多くの店舗は女性向けのファンションや雑貨品、ネイルなど女性向けのグッズとイサーン料理の食堂などです。営業時間は店舗ごとに異なり22時頃にはほとんどが開店して明け方まで営業します。このマーケットの営業時間が遅いのは、ホイクワンはスクンビットのバーなどで働く女性がたくさん暮らしていて仕事帰りにショッピングや食事をこのマーケットで済ませているから。彼女たちの仕事が終わるのが深夜なので、お店の営業時間も他のナイトマーケットよりも遅くなります。このマーケットはMRTホイクワン駅から近くて便利ですが営業時間が遅いので時間はこまめにチェックしましょう。
- 営業:20時頃~明け方まで(店舗により異なる)
- アクセス:MRTホイクワン駅下車3番出口を左、ヒンドゥー寺院のあるホイクワン交差点を左
バンコクのナイトマーケットで楽しいショッピングを楽しもう
バンコクのナイトマーケットは、夜に営業するので南国のタイでも快適なショッピングができます。どこでも同じようなグッズが販売されてフードコーナーやメイルショップがあるのでお土産用のショッピングや食事など一カ所で済ませることが可能です。マーケットを選ぶ際には宿泊先に帰れる時間を考えて交通の便がよくお目当ての入りのグッズが手に入り、食事やサービスが楽しめるナイトマーケットを調べて出かけましょう。
やってみよっか?