バナナアートで伝える！感謝の気持ち。メッセージからイラストまで自由自在
手紙や文字を書くことの大切さが見直されている今、バナナアートが流行っているのをご存じですか？バナナの皮に尖ったものを刺す事で浮かび上がらせていく手法ですが、食べ終わった後は保管しておくことができない為、「残らないメッセージ」として気軽に気持ちを伝えることができます。まずは英語の大文字で「THANK YOU」等を描いてみるのがおすすめです。
- 1時間
-
1,000円以下
-
道具(難度) ■■■
-
事前準備(難度) ■■■
-
経験(難度) ■■■
難易度の目安
バナナアートの秘密
なぜメッセージやイラストが浮き出るの？
バナナの皮の性質を上手く利用したものがバナナアートです。皮に傷がつき少し時間が経つと酸化して、その部分の色が黒く変色していきます。先の尖ったもので小さな穴を開けていくことにより酸化させメッセージやイラストといったアートを生み出しているのですね。
他にも穴を開ける方法が！
何年か前に青果物で有名な会社、株式会社ドール（Dole）のキャンペーンで「バナペン」という、バナナに文字を書くペンが登場しました。こちらは刺すのではなく、インクの代わりにお酢が使われておりバナナの皮にこのペンで描くと、描いた部分が酸化し文字やイラストが浮かび上がるという仕組みのようです。
針でチクチク！バナナアートにチャレンジ
材料は２つだけで大丈夫！
すぐに気軽に手軽に楽しむことができるのがバナナアートの良いところ。おうち時間ができた時にバナナがあればすぐにできるアートです。準備するものはバナナと細く尖ったもの。例えば針やつまようじ、画鋲などです。今回は初めての方や絵が苦手な方にもチャレンジしてみて欲しいと思い、トレーシングペーパー（薄紙）とマジックペンも使いますが用意しなくても大丈夫です。バナナは皮面にハリがあり鮮やかな黄色で、黒い斑点（シュガースポット）の少ないものを選びましょう。
メッセージと簡単なイラストから
子供も大人もみんなHAPPY♪
今回はバナナに「がんばってね♪」というメッセージと、チューリップのお花のイラストを浮き出させていこうと思います。勉強や習い事を頑張っているお子様のお弁当に入れてあげたり、大切な方へちょっとした差し入れで渡すのもおすすめです。まず、バナナのアートしたい部分にトレーシングぺーパーをのせマジックペンでメッセージやイラストを書いていきましょう。
ペーパーをマスキングテープやセロテープでおさえ、書いた文字の上を針でチクチク刺していきます。今回はまち針を使いましたが、先が尖っていれば何でもＯＫ。バナナの皮に傷をつけることで酸化させ、色を変色させるのが目的なので、深くは刺さず「チクチク・チクチク」と軽い感じ刺していきましょう。
最後の仕上げはトレーシングペーパーをはずし、うっすら色が変色してきていることを確認したら、色が変わっていない部分に直接まち針でチクチク刺して完成させていきます。
仕上げをし、少し時間が経つと黒く変色しメッセージやイラストが浮き出てきます。トレーシングペーパーやマジックペンは下書きやイラストをうつすアイテムですので、バナナの皮に直接イメージしながら針を刺していくことができる方は用意しなくて大丈夫です。
皮の中のバナナは大丈夫？
バナナは美味しく食べましょう
皮に包まれたバナナの中身は大丈夫です。少し強めにチクチクした部分は皮をむいてみるとうっすらとわかりますが、美味しく食べることができました。
バナナは私たちを元気にするエネルギーや栄養をたっぷり詰め込んだ果物です。赤ちゃんからお年寄りまでたくさんの方に食べて欲しい身近な食材。お休みの日や少し時間が空いた時にチクチクとバナナアートを楽しんでみてください。バナナの皮にメッセージやイラストが描いてあると、カラダの中への栄養だけでなく、見た目でも元気や笑顔を生み出すことができるかもしれません。
特集・連載
やってみよっか？
