【オーストラリア】宇宙からも見える!世界遺産グレートバリアリーフ観光におすすめの島6選
オーストラリア大陸の北東海岸に2,300km以上にわたって広がる世界最大のサンゴ礁群グレートバリアリーフ。その広大さは、なんと宇宙からも見えるほどの規模です!
何千というサンゴ礁と何百もの島々から成り、青く透き通った美しい海と、色鮮やかなカラフルな海の生態系は世界中のダイバーの憧れの地と呼ばれています。
世界遺産に登録されており、多くの島は無人島ですが、その中でも観光が可能なおすすめの島を紹介します。島の特徴やおすすめポイントをまとめました。
グレートバリアリーフ観光に人気の6島
リザード島
グレートバリアリーフ最北端のリザード島はケアンズの北東200kmに位置する島でケアンズから飛行機で約1時間、世界中のセレブ達がお忍びで訪れる 高級リゾートアイランド としても知られています。
イギリスの探検家ジェームズ・クック船長が最初に上陸したときに オオトカゲが生息 したことからトカゲを意味する「リザード」と名前が付けられたそうです。カメ、ジュゴン、グレーシャークのほか様々な魚が生息しており、ダイバーにも人気の島です。真っ白な砂浜が続き、島には24ものビーチがありますのでお気に入りのビーチを見つけてみてはいかがでしょうか。
滞在にはヴィラとビーチフロントスイートから客室を選べる、ラグジュアリーな5つ星ホテル「リザード アイランド リゾート」が人気となっています。ハネムーンにもおすすめです。
グリーン島
グリーン島は総面積がわずか37エーカーとコンパクト島で、ケアンズからもフェリーで約45分とアクセスがとても良いので、 ケアンズ観光がてらに日帰りで訪れる人も多い 島です。
緑が多いグリーン島のビーチは、島のすぐ近くまでサンゴ礁が広がり、たくさんのカメが生息しています。
島の設備が整っていることが魅力 の島で、子供や泳ぎが得意でない方でもライフセーバーがいるビーチで安心してシュノーケルや水遊びを楽しむことができます。
上空から島とサンゴ礁を眺めることができるパラセーリングや、水中ヘルメットを着けて海底を歩くシーウォーカーなどのアクティビティも豊富です。また、ボートで少し沖に出ると最高のシュノーケリング・ダイビングスポットがあり、グレートバリアリーフの海を満喫することができます。
フィッツロイ島
ケアンズからフェリーを利用して約1時間で訪れることができるフィッツロイ島は、グリーン島より大きく、 観光客が少ない のが特徴で、 珊瑚礁のかけらが広がる美しいビーチと手つかずの自然を楽しめる のが魅力の島です。
島の周りには美しい珊瑚礁が広がり、水深が浅いので気軽にシュノーケルを楽しむことができます。
また、標高375mの山への 気軽なトレッキング が楽しめるのも人気の理由です。熱帯雨林の散策や、見晴らしの良い灯台からグレートバリアリーフを眺めることもできます。散策コースはいくつかあるのですが、海沿いのトレッキングコースからメインビーチの反対側に抜けると、「ヌーディービーチ」と呼ばれる美しい白い砂浜のビーチにたどり着くことができ、人も少なく穴場なのでおすすめです。
ハミルトン島
クイーンズランド州の「セントラル・グレートバリアリーフ」にある島で、ウィットサンデー諸島で最も人口の多い島です。
島内にはプールやゴルフ場、レストラン、ホテルなどの施設が充実していて、徒歩でも十分移動できますが、無料のシャトルバスも走っていて観光にとても便利な島です。
世界で最も美しいと称されることもあるホワイトヘブンビーチ や ハートの形をした珊瑚礁、 ハートリーフにも近いため、グレートバリアリーフの観光客にも特に人気の島の1つです。
よく、オーストラリアの観光のパンフレットやポスターにもその写真が利用されているので見たことがある方も多いかもしれません。ケアンズやブリスベン、シドニーといった主要都市から乗り継いで行くルートが一般的です。
ホワイトヘブンビーチ
真っ白な砂浜と透き通るような青い海で、世界的に有名なビーチの1つで、ハミルトン島からボートで約30分の距離に位置しています。
ホワイトヘブンビーチは、 オーストラリアのベストビーチに選出 され、7kmにも及ぶ真っ白な砂浜は白いシリカ砂でできています。海水と淡水が入り混じる場所もあり、ターコイズブルーに煌めく透き通った海と白い砂が交じり合って神秘的な模様を描いているのが特徴です。特に空から見るとマーブル模様のような青と白の絶景をきれいに見ることができるので、 小型機やヘリコプターに乗っての移動や遊覧ツアー が特に人気です。
また、ヨットやカヤックなどでのアクセスが可能であり、美しいサンゴ礁を観察しながらシュノーケリングやダイビングを楽しんだり、ビーチ周辺のピクニックエリアで自然を満喫しながらリラックスすることができます。
ハートリーフ♡
ホワイトヘブンビーチを訪れる方の多くは ハート型のサンゴ礁で有名な「ハートリーフ」 を見に行くことも多いようです。
その名のとおり、ハートの形に自然形成されたサンゴの集まりで、1975年に上空を飛ぶパイロットにより発見されて以来人気の観光地となっています。ハートリーフは保護区域に指定されているため、上陸しスキューバダイビングやシュノーケルをすることはできませんが、空から絶景やロマンティックなハート形の島を眺めることができるとあって、特にハネムーン客に大人気です。
レディ・マスグレイブ島
グレートバリアリーフの南端の島で、クイーンズランド州の州都ブリスベンから北に車で約4~5時間の場所に位置するバンダバーグの沖合にあるエリア、通称「サザン・グレートバリアリーフ」にあるレディ・マスグレイブ島。
島は歩いても1周30分程度で回れる大きさなのですが、 グレートバリアリーフの中で唯一、ラグーンを航行できる島 として人気です。
マンタ、ウミガメ、ザトウクジラなどの1,200種類以上の生物の生息地として知られています。色とりどりの裾礁を巡るグラスボトム・ボートやシュノーケリング、スキューバダイビングが楽しめるほか、キャンプ滞在も可能とあって人気の島です。
レディーエリオット島
こちらもグレートバリアリーフの南端に位置する島でゴールドコースト空港からセスナで約90分のところに位置するレディーエリオット島。
水上飛行機が唯一の手段 で、歩いてわずか1時間という小さな島ですが、マンタやウミガメ、熱帯魚が多数生息していることで知られています。浅瀬のラグーンでのシュノーケリング、スキューバダイビング、グラスボトム・ボートなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。この島では 自然環境に配慮したライフスタイルを維持するため、施設には電話やテレビ、ラジオがありません 。忙しい日々の生活から抜け出し、自然の中でただただリラックスしたい!そんな方にはぜひレディーエリオット島への滞在をおすすめします。
海中からも海上からも楽しめるグレートバリアリーフ
息を飲むほど美しいグレートバリアリーフには様々な生物が住み、その生態系が守られています。
泳ぐのが好きな方はぜひ、マリンアクティビティに挑戦を!苦手な方は水に入らずとも船や飛行機に乗って上空からの絶景を楽しことができるグレートバリアリーフには楽しみ方が豊富です!
オーストラリアの美しい海の世界へ訪れに行ってみませんか?
※記事内の画像はオーストラリア政府観光局へ利用許可取得済
出典・参考
やってみよっか?