キャンプの夜をお洒落に演出してくれる「オイルランタン」の3つの魅力と使い方
キャンプなどのアウトドアシーンでは、コンパクト性や使い勝手など実用性で製品を選んでしまいがちです。しかし、せっかくキャンプへ行ってあえて不便な暮らしの体験をするのならば、無駄を楽しむのもオススメ。
実用性よりは、炎の揺らぎなどを楽しむオイルランタンの魅力と使い方をご紹介します。
5,000円以下
道具(難度) ■■
事前準備(難度) ■■
経験(難度) ■アウトドア用品を選ぶ時、便利さやコンパクトさを重視して選んでしまいがちですよね？ キャンプの醍醐味の一つに無駄を楽しむこともある と思います。今回は、キャンプをお洒落に楽しむためのアイテム「オイルランタン」についてご紹介します。ぜひ、オイルランタンの魅力を知って、取り入れてみて下さいね！
オイルランタンとは？
オイルランタンとは、パラフィンオイルや白灯油を燃料として明かりを灯すランタンのことで、別名、ハリケーンランタンとも呼ばれています。
明るさや使い勝手という部分においては、LEDランタンなどに負けてしまうでしょう。しかし、 レトロな雰囲気が漂うオイルランタンは、沢山のキャンパーに根強い人気があります 。
オイルランタンの魅力とは？
優しい炎の揺らぎに癒される
オイルランタンの一番の魅力は、薄暗い炎の揺らめき といえるでしょう。薄暗い中にオイルランタンを灯して、炎が揺れるのを静かに眺めるのも乙です。キャンプなどのアウトドアシーンだけでなく、自宅のリビングや庭などで、オイルランタンを灯してみるのもオススメ。
仕事などが忙しくて昂った感情を沈めてくれるのに、とても効果的ですよ。オイルランタンの明かりを頼りに、心静かな夜に足を向けてみてはいかがでしょうか？
虫除け効果も付加できる
燃料として使用できる パラフィンオイルには、虫除けの効果のあるものもあります 。明かりとりとしては、LEDランプには敵いませんが、虫除けもできるのは嬉しいですね。明かりを灯して近くにおいておけば、夏場でも安心して過ごすことができますよ！
虫除け効果付のパラフィンオイルは通常のものよりも、値段が高いです。しかし、燃料の消費量は少ないので、使用頻度にもよりますが 350ml1本でもワンシーズンは使えます 。
パラフィンオイルについては、ホームセンターなどで気軽に購入できます。虫除け効果のあるものは在庫が少ないことがありますので、ネット通販の方がストレス無く入手できると思います。
実は低価格でお手入れ簡単
燃料がオイルと聞くと、扱いが難しいように感じてしまうかもしれませんが、意外と 扱いもお手入れも簡単 なんです。パラフィンオイルはホームセンターなどで簡単に購入できますし、持ち運びにも手間がありません。ホヤの部分がガラスなので、割れないように注意は必要ですが、周りのパーツが出っ張っているので、多少の衝撃なら大丈夫です。
私は、100円均一で購入したシューズ袋のようなものに入れて保管、持ち運びをしていますが、今まで破損したことはありません。万が一の場合でも、ホヤと呼ばれるガラス部分とオイルに浸して火をつける芯は、替えを購入することができるので、長く愛用することも可能です。
オイルランタンの使い方は？
オイルランタンの燃料と入れ方
オイルランタンの燃料はパラフィンオイルと白灯油です。 パラフィンオイルの方が、簡単に手に入れることができ、扱いも楽なのでオススメ です。煤が出にくく、白灯油の2倍程度の明るさも使用可能なので、明りとりとして使用することも可能になります。
オイルランタンの前面下部に蓋があるので、回して開き、オイルを入れます。オイルは少量でも一晩分くらいは持つので、調節して入れると、使用後のオイルの抜き取り作業が楽にできます。
着火する
ガラスの左部分にあるつまみを下に下げると、ガラスが上へと上がります。すると、下部に隙間ができるので、ここに着火ライターを差し込んで、芯に着火します。左のつまみを上へ戻し、ガラスを元の位置へ戻したら着火完了です。
炎の大きさ調整
あとは、好みに合わせて、燃料の入れ口の横にあるつまみを回して、炎の大きさを調整します。明るくしようとして、炎を大きくしすぎるとガラスに煤汚れが付着してしまう可能性があるので、注意してください。 ほんのり揺らぎを楽しむ程度の大きさ にしておくと、お手入れしやすいかと思います。
消火の仕方
消化方法はとても簡単で、炎の大きさを調節するつまみを回して、炎を小さくします。芯を下まで下げると消火します。下げきってしまうと芯が下に落ちてしまうので、気をつけてください。芯が落ちない程度に下げて、消火しているかを目視で確認してください。これで消火は完了です。ランタンが冷めてから、片付け作業をしてください。
オイルランタンの片付け方は？
オイルを抜く
残ったオイルは抜いておく必要があります。キッチンペーパーなど厚手のちぎれてしまわない紙類で吸着すると、オイルを抜きやすいので試してみてください。毎回のお手入れは、これだけでいいのでお手入れは楽です。強いて言えば、ガラス部分についた煤汚れが気になる場合は、拭き取ると良いかと思います。
芯とガラスは交換が可能
オイルランタンの芯とガラスは交換することが可能です。形や大きさ、色など様々なものが販売されているオイルランタン。お気に入りの一つを見つけて、長く愛用してくださいね！
オイルランタンで、キャンプの夜に彩りを添えよう！
オイルランタンの魅力が少しでも伝わったでしょうか？
一度体験してみると、キャンプの夜の雰囲気にぴったりなオイルランタンを手放せなくなるはずです。数千円から気軽に購入できますので、ぜひ試してみて下さいね！
やってみよっか？
