一生に一度の体験!世界の絶景10選|大自然が織りなす景色を見に行こう
「絶景」と聞けば、どんな国のどんな場所が思い浮かびますか。世界中の至る所にある絶景は、写真や映像で見るだけでは物足りませんよね。
今回は、メジャーな絶景からあまり名前を聞かない絶景まで幅広くご紹介します。世界中の絶景から10の場所をセレクトしたので、ぜひ行ってみたい絶景を見つけてみてください。
ウユニ塩湖(ボリビア)
まずご紹介するのはボリビアにある 「天空の鏡」 と呼ばれているウユニ塩湖です。絶景と聞くと、ウユニ塩湖を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。アメリカ大陸最大の面積を誇るこの塩湖は、空と地面を遮るものが何もないため、条件がそろえば、天地が反射した、天然の巨大な鏡のような絶景となります。
日中の晴れた青空が反射した様子も、夜の星々が輝きが反射した様子も、どの一瞬を切り取っても本当に筆舌に尽くせない美しさです。
カッパドキア(トルコ)
神秘な雰囲気が世界中からの観光客を魅了してやまない、カッパドキア。こちらも、有名な絶景ですよね。見渡す限りの岩たちがひしめいており、トルコの観光といえばカッパドキアは外せません。 その壮大な景色だけでなく、ここで体験できる気球ツアーも大人気です。
カッパドキアの歴史は古く、 「カッパドキア」という名前が記録されているのはなんと紀元前6世紀後ごろだそうです。 何百年もの間に起こった地質変化によって生み出された「妖精煙突」や「ラフバレー」を気球から眺めていると、自然の壮大さを目の当たりにします。
バガン遺跡(ミャンマー)
カンボジアにあるアンコール・ワット、インドネシアにあるボロブドゥールとともに、世界三大仏教遺跡のひとつとして知られています。ミャンマー仏教の聖地は、宗教を信仰する人々だけでなく、その絶景を一目見ようと世界中の人が訪れています。
なんと、ここには約3,000にものぼる寺院の数々が建てられており、ミャンマー王朝の栄華を感じることができます。 バガン遺跡でも、熱気球に乗って空から数々の寺院が連なっている壮大な景色を楽しむことができますよ。 訪れる人全員が気球の体験をすると言っても過言ではないほど、大人気の空中遊覧飛行は、事前の予約が必須です。
ホワイトサンズ国定公園(アメリカ)
青空と真っ白な地面が美しいホワイトサンズ国定公園は、 その名の通り真っ白い砂漠が特徴です。 他の砂漠は大抵が砂の色は茶色のため、この公園の砂が真っ白であるのは驚きですよね。 この砂はアラバスターという雪花石膏で世界でもなかなか珍しいため、世界最大の石膏砂丘とされています。
天気のいい日の青と白の景色も美しいですが、 太陽の光や風によってその模様を変えていく砂や、日の出・日の入り時間の淡いオレンジや紫に照らされる砂の色など、時間や天気によって見える景色が違うのも魅力の一つです。 お出かけする際は、ぜひカメラをお忘れなく!
ペリト・モレノ氷河(アルゼンチン)
透明度が高く、青い光だけを反射するため、神秘的なブルーの輝きを放つ氷河です。透き通るような水はどこまでも澄んでいて、まるで絵画や写真のような景色が広がります。
「生きた氷河」とも呼ばれており、毎日少しずつ移動をしている様子や、大迫力の崩落などを見ることができますよ。 ここでは、展望台から氷河を眺めたり、船で氷河の壁の近くまで行って間近で見学できたり、様々なツアーもあります。
パムッカレ(トルコ)
白と水色の色合いが可愛らしいこちらの景色は、トルコにあるパムッカレという場所です。パムッカレとは、トルコ語で「綿の城」という意味があります。 なんとこちらは温泉なんです!
温泉に含まれる炭酸カルシウムが、この地域にある崖に棚田を作り出してきました。その数はなんと100以上にものぼり、天然の白と水色の棚田が織りなす絶景が人気の絶景スポットです。
こちらは、景色を堪能するだけでなく、実際に温泉で足湯に浸かることもできますよ。 程よく暖かさがあり、晴天の日が多くなる4〜6月ごろに訪れると、天気に恵まれて景色と温泉の両方を楽しむことができるのでおすすめです。 足湯に浸かる際は、服が濡れないように丈の短いボトムスで訪れてくださいね。
マッターホルン(スイス)
アルプス山脈の中でも最も有名な山で、 スイスを象徴するシンボルとしても人気のマッターホルン。 遮るものが何もない青空に、白く聳える山が美しいと人気の絶景スポットです。
ここでは、ハイキングを楽しむこともできますよ。コースも整備され、ハイキング初心者の方でも気軽に参加することができます。 ハイキングの途中で、水面にマッターホルンが映った「逆さマッターホルン」の美しい様子が見られるのも嬉しいポイントです。
また、マッターホルンの麓にあるツェルマットという村も合わせて観光することもおすすめです。 なんとこの村は年間300日ほどが晴天に恵まれ、空気も澄んでいていつまでも滞在していたくなります。 ほぼ晴れているので、村を観光しながら至る所でマッターホルンの姿を見ることができますよ。
テカポ湖(ミューシーランド)
ニュージランドの真ん中に位置するデカポ湖は、 星空が綺麗に見えると話題の湖です。世界中で15箇所しかない星空保護区に指定されているほど、美しい星空が広がっています。 煌めく星々だけでなく、運が良ければオーロラも見ることができるそうですよ。
夜空が綺麗に見えるのは、特に冬の時期。ニュージーランドは南半球のため、日本とは季節が逆になります。 空気が澄んだ6〜8月が天体観測にはぴったりの季節です。 観測する時は気温がグッと下がるので、温かい服装で訪れてくださいね。
モハーの断崖(アイルランド)
「破壊の崖」とも呼ばれているモハーの断崖は、 日本ではなかなか見ることの断崖絶壁が特徴です。 この断崖絶壁は、高さ約200mもあり、なんと8kmの長さにもわたって崖が連なっています。
自然の力の壮大さを目の前にすると思わず足がすくんでしまいますが、大迫力の断崖は見る価値がありますよ。晴れの日には、遠くの島々まで見渡すことができるそうです。また、 高さ214mの崖の最高地点に建つ「オブライエン塔」も合わせて観光したいスポットです。
かつてのアイルランド王の子孫サー・コーネリアス・オブライアンによって、観光客のために1835年に建てられました。この塔の近くにあるビジターセンターでは、モハーの断崖の歴史や周辺の自然などについても知ることができますよ。
シャウエン(モロッコ)
美しいブルーで統一された、おとぎ話の中に出てくるようなモロッコのシャウエンの街並みは、特に女性に人気の絶景です。 この街の至る所で、フォトジェニックな写真を撮ることができますよ。
なぜこんなに街が青く染まっているのでしょうか。その理由は、宗教と関係があるのではないかと言われています。イスラム教にとって青は神聖な色とされ、建物や道路など街並みを青く染め、信仰を深めたのではないかと言われているそうです。青で染まった美しい街で、お気に入りの一枚を撮ってみてくださいね。
絶景を見に行こう!
今回ご紹介した10箇所で行ってみたい場所は見つかったでしょうか。どこも一生に一度は訪れてみたい場所ばかりです。世界中の絶景を楽しんでみてくださいね!
※最新情報は公式ウェブサイトも合わせてご確認ください。
やってみよっか?