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初出店でも安心!クラフトマーケットを楽しく過ごす3つのポイント

自分の作品を多くの人に見てもらうことができるクラフトマーケット。

普通の店舗やネット販売とは違う楽しみも大変さもあります。実際に出店するとどんな1日になるのでしょうか。

クラフトマーケットでの1日過ごし方や楽しむためのポイントをご紹介します。

クラフトマーケットとは?出店内容をご紹介

まず、私のクラフトマーケット出店経歴や内容をご紹介します。

初めてクラフトマーケットに出店したのは2013年。それから毎年平均6-9回は出店を続けています。 多い月はほぼ毎週イベント出店がありました。

どんなイベントに参加するの?

イベントの規模も様々。
県内外から出店者が集まる大きなイベントから、友だち同士で作り上げた小さなイベントまでありました。

代表的なマーケットは

  • 山代アートマーケット(石川県)
  • クリエイターズランド(福井県)
  • CAVASAVA(福井県) など

販売しているものがイラストや子ども向けグッズなので、最近はファミリー向けのイベントへの出店が多いです。

いつ参加するの?

クラフトマーケットは基本的に休日に開催されます。時期は気候のいい3月頃から10月頃がメインです。12月はクリスマスがあるので屋内イベントに参加しますが、基本的に冬はお休みしています。

何を販売しているの?

私は オリジナルイラストを使った作品作り をしています。今は主に子ども向けの知育グッズが半分以上です。

子育て中のパパママはもちろん、お孫さんへのプレゼントやご自身の脳トレにいいと買って行かれる方も。ポストカードやマスキングテープなど子育て世代以外の方が手に取りやすいものもあります。

売り上げはどれくらい?

出店で気になるのが売り上げですよね。

今は 「出店料+その日のイベントで使った分」 くらいはコンスタントに取り戻せています。年々作品も増えているので売り上げも少しずつ上がっています。

私はあくまで趣味で活動しているので目標もあまり高くありません。イベントによって思ったより人が来なくて、マイナスになったこともあります。もちろん、想像以上に売れてお小遣いをしっかり稼ぐことができたこともありました。

クラフトマーケットの一日

それでは、 出店者としてのクラフトマーケットの1日 を紹介します。大まかな1日の流れはどのイベントもあまり変わりませんので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

搬入・商品の陳列

まずは品物を会場に運びます。

搬入は当日朝に行います。屋内のイベントでは前日から準備できる場合もあります。初めて行く会場では車の入り方や駐車場の場所などを事前にしっかり確認しておきましょう。

荷物もコンパクトにまとめて台車などを使うのがおすすめです。 私はスーツケース2個に荷物を入れて運んでいます。

会場についたら 自分の出店スペース を探しましょう。事前に主催者さんから出店場所の連絡があるので、こちらも事前に確認します。

出店スペースに着いたらいよいよ設営! 屋外のイベントはテントが必須 です。一人で立てられないときは周りの人と協力してお互い助け合いながら準備を進めていきます。

いよいよ!テーブルを組み立てて作品を並べていきます。お隣の作家さんと通路を譲り合いながら設営しましょう。
作家同士のコミュニケーションはとても大切です!

最後にプライスや看板を置いて完成です。 搬入から設営完了まで1時間 はみておくといいと思います。イベント開始に間に合うように計画的に準備したいですね。

イベント本番

クラフトマーケットによって開始の仕方も様々。

屋外のイベントは開始前からお客さんが会場に入れるところが多いです。設営中から作品を見て行かれる方も。屋内の場合が、開始前に注意事項や会場の案内があります。

いよいよイベントがスタート。通りすがりに「かわいいですね」と声をかけてくださる方。手に取ってみてくださる方。楽しそうに選んでくださる方。作品について聞いていかれる方もいますし、静かにじっくり選びたい方もいます。

私は質問されたり、じっくり選んでいる方には作品について説明させてもらっています。

お客さんとのおしゃべりを楽しめるのもクラフトマーケットの醍醐味!

空いている時間には他のお店も見てまわります。素敵な作品がたくさんあるので、自分のお買い物も楽しいですよ。

また、他の方の作品の並べ方や、看板のデザインなど学べるところもたくさんあります。 出店者さん同士でコミュニケーションをとるのはとても大切です。

別の会場でであうこともしばしば。ハンドメイドについての相談もしやすいですし、別のイベントに誘ってもらえることも。お店としてだけでなく、お客さん目線でもクラフトマーケットを存分に楽しみましょう!

お昼休憩

お昼はイベントによって食べる場所などルールがあるので、事前に確認しましょう。

基本は自分で準備する必要があります。時間なども特に決まっていません。お弁当を持っていくのもいいですが、軽食の出店があればそこで買うこともできます。

イベントに来るキッチンカーや手作りお菓子のお店も魅力的 です。イベントでしか味わえないお店の味を食べることも毎回の楽しみです。

イベント終了・搬出

イベントが終わったら片づけが始まります。イベントによっては途中で帰れる場合もありますが、基本は終了時間までいます。

会場にまだお客さんがいる場合もあるので、私は人気の作品は最後に片付けます。

片付けが終わったら搬出です。搬出場所や方法も事前の連絡にしっかり目を通しておきましょう。搬出が終わったら、周りの方や馴染みの出店者さんにしっかりとごあいさつをして帰ります。

主催者の方にも最後に一言ごあいさつしましょう。 笑顔とあいさつで締めくくることで、次の出店にもつながります。

クラフトマーケットを楽しむ3つのポイント

クラフトマーケットに出店して9年。正直なところいいつもうまくいっているわけではありません。

大変なこともたくさんありますが、もちろん得られるものもたくさんあります。 クラフトマーケットを楽しく過ごせるかは自分次第なのです!

楽しく過ごすためのポイントは以下の3つです。

  1. 出会いを楽しむ
  2. 自分だけのお店作りを楽しむ
  3. 学びの機会として楽しむ

出会いを楽しむ

なんと言っても、 クラフトマーケットの一番の醍醐味は人との出会い

これまで全く知らなかった人と自分の作品を通じて知り合いに慣れるのはとても素敵なことです。色んな人が来られるから、お客さんとする会話は常に新鮮で楽しく感じます。

自分の作品の使い方や魅力を伝えたり、お客さんからのお話を聞いたり。

一生懸命作った自分の作品。たくさんの人にみて、手に取っていただけるだけでシンプルにうれしいです。「かわいいですね」と通りすがりに一言言っていただけるだけでも、とても励みになります。

自分では子ども向けと思って作っていた商品が、もっと大人の方向けで購入していただくことも。一人ではわからなかった新しい見方がお客さんによって発見されます。こんな商品を作ってください、とアイデアをいただくことも。加えて、他の作家さんとの出会いもあります。

県内のイベントでは、再会することがとても多いので、笑顔をあいさつして次にもつながるようにしましょう。仲良くなると他のイベントに誘っていただけることもあります。

作家さん同士だからこその情報交換や悩みの相談もできます。名刺やSNSを交換すると交流しやすいので、ぜひ準備しておきましょう。

そして、 作品との出会い

作家さんの作る作品はどれも一点もの。思いがけない一品に出会うと嬉しくなります。

自分もやってみたいと思うアイデアや、まったく違うジャンルの作品など。欲しいなと思っていたもの。
誰かにプレゼントしたいと思えるもの。 一期一会の出会いがクラフトマーケットにはたくさんあります。

自分だけのお店作りを楽しむ

クラフトマーケットでは、お店をプロデュースするのはすべて自分。 自分らしく、お客さんに見やすく、を常に追求する必要があります

  • どんな什器に商品を置くのか
  • 何をいくらで売るのか
  • 看板やプライスはどんなデザインにするのか

どれも自分らしさを出す大事なポイント。

楽しい一方で、どれが正解なのかわからないという不安も。大変ですが、どれも工夫次第です。

他の作家さんやSNSの中からもアイデアはたくさん見つけることができます。次はこうやってみようと実験のように 色々試すことができるのは楽しいですよ。

準備が9割

どんな時も同じですが、やはりどれくらい準備をしたかはとても大切です。

主催者さんからの連絡はしっかりと確認しましょう。自分の持ち物もリストにして前日までに確認しておくと当日焦ることがありません。

SNSやチラシでイベントを宣伝しておくことも大切です。クラフトマーケットは参加する作家さんと主催者さんみんなで作り上げていきます。 積極的に参加するイベントを発信して、たくさんの方に来ていただけるようにしましょう。

学びの機会として楽しむ

どんなに準備をしても、お客さんが来られるかは当日次第。

しかし、色んな理由でお客さんが来ないこともしばしば…

  • 天気が悪い
  • 他のイベントが同時に開催されている
  • 宣伝不足 など

前年よく売れたと思ったイベントでも、その年はさっぱりと言うこともあります。他により人気のイベントが開催されているとどうしてお客さんは分散してしまいます。

宣伝はイベント主催側ももちろんしていますが、出店者による口コミがすごく大切です。 誰かがやってくれているではなく、積極的に情報発信しましょう。人が多いからと言ってよく売れるというわけでもありません。ショッピングセンターでの出店も経験したことがありますが、ハンドメイド作品を買いたくてきているわけではないので、工夫が必須なのです。

興味を持って足を止めてくれるのはその中の一握りだったりします。 そのイベントに、どんな人が来るのかよく考えて作品を出すことをおすすめします。

どんな1日にしたいかを決めておく

うまくいかない時は、別の楽しみを見つけましょう。

新しい作家さんとの出会いを探したり。出店のアイデアを研究したり。

私はいつも売り上げだけではない、学びを得る時間として出店を楽しんでします。「今日も楽しむぞ!」と言う気持ちでイベントに参加してください。こんな1日を過ごそうという 目標を決めることでどんなイベントも有意義に過ごすことができます。

クラフトマーケットを色んな自分で楽しむ

どんどんメジャーになってきたクラフトマーケット。

お客さんとしてお店を見ていると、とてもハードルが高いように見えるかもしれません。

しかし、実際は自分の心持次第。自分の作品を自分らしく色んな人に見てもらうことができる場所です。正解はありません。

まず、 出店する一歩を踏み出してみましょう。

作家としても、お客さんとしても、お店屋さんとしても、存分に楽しんでほしいと思います。

やってみよっか?

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