淡路島観光の人気スポット27選!子連れ旅やデートにもおすすめのスポットをご紹介 image

淡路島観光の人気スポット27選!子連れ旅やデートにもおすすめのスポットをご紹介

瀬戸内海に浮かぶ東京23区とほぼ同じ面積を持つ島が「淡路島」です。

小さな島でありながらも、多数の観光スポットが点在し毎年多くの観光客が訪れる人気エリアです。本記事では、そんな淡路島に焦点を当てておすすめの観光スポットをご紹介させていただきます。

淡路島の海を臨める絶景観光スポット

瀬戸内海国立公園

瀬戸内海国立公園 は、大阪湾・紀淡海峡・播磨灘を含む東側エリアと関門海峡・伊予灘・安芸灘を含む西側のエリアから構成され、1934年に日本で最初に国立公園として指定がされたエリアです。

大海と離れ波の落ち着いた瀬戸内海は、独特の地形を作り出すだけではなく本土や四国の山々から良質なプランクトンが海に流れ込むため、養殖が盛んなエリアでもあります。そのため観光だけでなく漁場としても活用されています。

観光資源としては、大小様々な島が点在しておりそれらの島を結んだ橋を利用したドライブ観光も人気を集めています。その中でも、広島県の尾道市から愛媛県今治市を結ぶ全長約60キロのしまなみ海道は四国観光の定番ルートです。しまなみ海道は大小合わせて7つの橋を使い、島々を巡っていくため車窓からは海や山の景色をお楽しみいただけます。また単なる道としての橋ではなく、それぞれ形やデザインも異なるため周囲の風景と合わせて写真スポットとしてもお楽しみいただけます。

  • 住所:瀬戸内海一体が国立公園として指定されています

若人の広場公園

若人の広場公園 は世界的建築家、丹下健三氏が設計した「慰霊塔・永遠のともしび」がある公園です。丹下健三氏は、若人の広場公園以外にも広島平和記念公園や香川県立体育館なども設計しています。

「慰霊塔・永遠のともしび」がそもそも何かをご紹介させていただくと、その歴史は1939年までさかのぼります。1939年に始まった、第二次世界大戦では多くの方が犠牲になったことは皆さんもご存知の通りだと思います。その中には、学業に励む多くの学生も含まれていました。その多くは、軍事工場で働き中には戦地へ実際に赴いた学生もいたためその数は約400万人。そのうち、20万人の命が失われました。

こうした学生達の無念や歴史の保存、彼らへの追悼の意を込めて1967年に建設されたのが「慰霊塔・永遠のともしび」です。高さ25メートル、先端が尖り天高くそびえるその姿が戦争の悲惨さを後世に伝えています。

建設後1995年の阪神・淡路大震災などで一時は閉鎖を余儀なくされていましたが、2015年に都市公園として再整備が行われ今では観光だけではなく市民の憩いの場としても活用されています。

  • 住所:兵庫県南あわじ市阿万塩屋町2658-7
  • アクセス:南あわじ市中心部から車で20分

絵島

絵島 は淡路島の北端に浮かぶ小さな島で、31の構成文化財で構築される淡路日本遺産の一部となっています。日本遺産とは文化庁が進める事業の一環で、地域の魅力や歴史を広め地域を活性化する目的で2015年よりスタートした新しい認定制度です。

その中で、絵島はイザナギとイザナミの二神が日本列島を構成する島々を作ったとされる「国生み神話」の中で登場する、伝承地の一つです。約2000万年前の砂岩層が露出した島で、荒々しくもどこか美しいその姿が景勝地として人気の観光スポットになっています。

神話にも出てくる場所とのことで、数多くの和歌に読まれているのも絵島の特徴です。平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した、武士であり、僧侶、歌人でもあった西行の和歌、「千鳥なく 絵島の浦に すむ月を 波に映して 見る今宵かな」に読まれているのもこの場所です。

  • 住所:兵庫県淡路市岩屋884-4
  • アクセス:淡路市中心部から車で30分

淡路島の花と緑を楽しむ人気観光スポット

あわじ花さじき

あわじ花さじき は、1998年に「震災の島」から「花の島」へ生まれ変わろうとする兵庫県・淡路市の取り組みの一つとして、誕生した県立公園の1つです。

標高298〜235mの小高い丘の斜面を利用し海に向かって広がる畑に、四季折々様々な花を先年間を通して楽しむことの出来る公園です。丘の頂上からは瀬戸内海の景色も一望できます。

瀬戸内海の温暖な気候帯に位置するため、春は菜の花、夏はひまわり、秋はサルビア、冬はストックといった花々を鑑賞いただけます。ストックとは、南ヨーロッパ原産のアブラナ科の多年草で、紫・ピンク・黄色・白といった様々な色があるのも特徴の一つです。公式ホームページでは、開花予想など年間を通しての生育状況が詳しく紹介されていますのでお目当てのお花がないか是非確認をしてみてください。

甲子園球場の4倍ほどの面積を持つ敷地内には、ご紹介した花々が咲く5つの畑の他に明石海峡や大阪湾までを見渡すことの出来る木製の展望デッキ、淡路島の特産品などを販売する特産品の販売所も併設がされています。

  • 住所:兵庫県淡路市楠本2805-7
  • アクセス:淡路市中心部から車で30分

国営明石海峡公園

国営明石海峡公園 は兵庫県の淡路市と神戸市にまたがり、敷地面積330ヘクタールの広大な広さを持つ国立公園です。330ヘクタールは東京ドームに換算すると、約70個分の広さに該当します。

国営明石海峡公園の見どころはなんと言っても、温暖な気候を活かして栽培されている多種多様なお花達です。全12ある観光スポットのうち、ほとんどがお花に関するエリアとして人気を集めています。

まず初めにご覧いただきたいのは、東浦口ゲートすぐにある「たこさんのお出迎え花壇」です。明石市の名物である「タコ」の形をした創作花壇でインスタ映えもする写真スポットです。

園内には、斜面に沿って流れるように植えられたチューリップやひまわりを楽しむことの出来る「大地の虹」、スワンボートに乗りながら対岸の草花を鑑賞出来る「花の中海」と言ったスポットが人気です。

広い敷地で周囲を気にすることなく走り回ることも出来るため、大人だけでなく子連れで訪れても楽しめるスポットです。

  • 住所:兵庫県淡路市夢舞台8-10
  • アクセス:淡路市中心部から車で30分

淡路夢舞台

淡路夢舞台 は自然豊かな淡路市にホテル、レストラン、野外劇場などを備えた複合型リゾート施設です。建築家の安藤忠雄氏が動植物と人間の共存をテーマに設計を行い、洗練された建物が素晴らしい景観を作り出しています。安藤忠雄氏は、東京の表参道ヒルズや愛媛県の坂の上の雲ミュージアムを手掛けた、日本を代表する建築家の1人です。

淡路夢舞台は国営明石海峡公園に隣接する施設のため、両スポットを合わせて楽しむ方が多いです。淡路夢舞台にある、おすすめ施設として最初にあげられるのは「百段苑」です。山の斜面に沿って、100個の花壇が階段状に連なり素晴らしい景色を作り上げています。春から秋にかけて花々を育て、冬の期間は翌年度に備え土を休ませる期間に入るため、お花を目当てに訪れるのであれば春から秋の観光がおすすめです。

  • 住所:兵庫県淡路市夢舞台 2番地
  • アクセス:淡路市中心部から車で30分

淡路島の動物とふれあえる癒しスポット

淡路島モンキーセンター

和歌山湾に面し、南あわじ市から車で40分程度でアクセス可能な自然豊かな森の中にあるのが、 淡路島モンキーセンター です。

淡路島で2番目に高い山である柏原山に生息する野生の猿達を餌付けすることにより、猿の生体などを観察することの出来る施設となっています。そのため、常に猿達が施設の中にいる動物園とは異なり施設の中で出会うことが出来るのは野生の猿です。動物園では見ることの出来ない、彼らの様子をお楽しみいただければと思います。

野生の猿であるため、8月後半から11月上旬にかけては山々の植物を猿達が採取するため施設に訪れないシーズンとなります。元気なお猿さんの様子を見たい方は、山の中の食料がなくなる冬の季節にこちらの施設へ訪れていただければと思います。公式HPでは、サル情報としてその月の出現率なども公開していますので、訪問前にはご確認をいただければと思います。

  • 住所:兵庫県洲本市畑田組289
  • アクセス:南あわじ市中心部から車で40分

淡路島牧場

淡路島で様々な体験ができ、大人から子供まで楽しむことの出来る観光牧場といえば 淡路島牧場 です。3ヘクタールの広い敷地の中では、動物達とふれあいながら自然を満喫出来る体験が人気を集めています。

子供達に人気なのは、普段自宅や学校で飲むことの多い牛乳を自らの手で搾乳を行う「乳搾り体験」です。初めての方でも係員の方が丁寧に指導していただけますので、小さなお子様でも安心して楽しむことが出来ます。

お料理好きの奥様には、新鮮な淡路島牛乳を使った「バター手作り体験」も人気です。専用のボトルに入れた牛乳を一生懸命振ることで、成分が分離し美味しいバターを作ることが出来ます。バター作りは少し体力のいる作業ですが、自分の手で作ったバターの味は格別です。

いろいろな体験をしてお腹が空いた際には、自然に囲まれたバーベキューの館で美味しい淡路牛をお楽しみください。300名まで入れる大型エリアのため、友人や会社の仲間など大勢で訪れても利用可能です。

  • 住所:兵庫県南あわじ市八木養宜上1
  • アクセス:南あわじ市中心部から車で4分

淡路じゃのひれアウトドアリゾート

淡路じゃのひれアウトドアリゾート は淡路島の最南端にあり、様々なレジャーやアクティビティーをお楽しみいただける施設です。

リゾート内では、「フィッシングパーク」、「ドルフィンファーム」、「シーカヤック」、「SUP」、「日帰りBBQ」、「乗馬体験」、「農業体験」と合計7つの体験が可能です。

特徴的でこちらの施設の目玉とも言えるのが「ドルフィンファーム」です。施設内で飼育されているイルカに、握手をしたりキスをしたりする体験をすることが出来ます。また、イルカと一緒に海に入りながら泳ぐことの出来る体験も用意されています。イルカに指示を出して、パフォーマンスをしてもらう飼育員のような体験も可能です。イルカには癒しやリラックス効果があると言われているため、子供だけでなく大人の方にもおすすめの体験です。シャワーなどの施設も用意されているため、日帰り観光の際でも安心してご参加いただけます。

  • 住所:兵庫県南あわじ市阿万塩屋町2660
  • アクセス:南あわじ市中心部から車で20分

大人も子供も楽しめる淡路島の人気テーマパーク

淡路ワールドパークONOKORO

淡路ワールドパークONOKORO は、体験型、ライド型、室内アトラクションと様々な遊びを楽しむことの出来る遊園地です。

体験型アトラクションでは、大自然を肌で感じることの出来る合計362メートルのジップライン、シンプルだけどスリル満点の芝すべりなど大人から子供まで楽しむことの出来る施設を揃えています。

ライド型では、定番のコーヒーカップや全長700メートルのコースを自由に走り回れるゴーカートなど小さなお子様連れでも楽しめるアトラクションが充実しています。

室内アトラクションでは、氷点下20度の世界を体験出来る施設や最新技術を体験出来るVRなどをお楽しみいただけます。

アトラクション以外の見どころとしては、世界中にある人気の観光名所を再現した 「ミニチュアワールド」 もおすすめです。ニュージーランドにあるクライストチャーチ大聖堂やイタリアのピサの斜塔など、合計18もの名所で構成されています。どれも本物と見間違うほど精巧に作られており、ちょっとした世界旅行気分を味わうことも可能です。

  • 住所:兵庫県淡路市塩田新島8-5
  • アクセス:淡路市中心部から車で10分

ニジゲンノモリ

神戸市内からも車で30分程度で行くことが可能で、世代を超えて楽しむことの出来る人気の観光地が ニジゲンノモリ です。

ニジゲンノモリはアニメ×テクノロジー×自然を融合させた新感覚のテーマパークです。ドラクエやゴジラ、NARUTOなど日本を代表する人気アニメを題材に、物語の主人公になった気持ちでジップラインやシューティングゲームなどリアルと映像を組み合わせた他の施設ではなかなか味わうことの出来ない面白い体験が可能です。最近では期間限定のイベントとして、鬼滅の刃を題材に夜の森を歩きながら那田蜘蛛山の戦いを体験出来るナイトウォークが開催され話題を集めています。

また同施設内にある「クレヨンしんちゃん アドベンチャーパーク」では、お子さま向けのジップラインや巨大アスレチックが用意されており、親子で体を動かしながら1日中遊ぶことも出来ます。クレヨンしんちゃんが題材とされているため、施設の作りもアニメの世界観と一致しており見ているだけでも楽しめるエリアです。

  • 住所:兵庫県淡路市楠本2425番2号
  • アクセス:淡路市中心部から車で40分

淡路ファームパーク イングランドの丘

淡路ファームパーク イングランド は、動物園や手作り体験教室、淡路グルメなどを楽しむことの出来る自然に囲まれた複合型のテーマパークです。

動物園エリアでは、多くの人から愛される「コアラ」や、様々な種類のウサギなど小動物を中心に出会うことができます。こちらで飼育されているコアラは2022年に25歳となり世界長寿の記録も保持している貴重な動物です。

施設内には多種多様なレストランも営業しており、お腹が空いた時は外に出なくとも美味しい淡路グルメを堪能できます。数あるレストランの中でもおすすめは、テラス席を兼ね備えた「MooMooバーベキュー」です。絶景の湖畔を見ながら、淡路牛のお肉と工房で作られたソーセージをお楽しみいただけます。

  • 住所:兵庫県南あわじ市八木養宜上1401
  • アクセス:南あわじ市中心部から車で6分

雨の日はもちろん夏でも冬でも楽しめる観光スポット

HELLO KITTY SHOW BOX

HELLO KITTY SHOW BOX は清水侑子さんが描いたハローキティーのキャラクター達のショーを見ながら、本格的なヴィーガン料理を楽しむことの出来るシアターレストランです。

シアターの中で行われる、ハローキティーのショーは巨大なLEDをバッグに本格的なジャズ演奏などと融合し大人でも見ごたえのある演出となっています。ハローキティーだけではなく、共演をしているダンサーなどの踊りも見どころのポイントです。

ショーと一緒に楽しむことの出来るお料理は、肉や魚、卵や乳製品など動物性の食材を一切使用しないヴィーガン料理です。世界の有名シェフが集まるワールドグルメサミットで世界ベストシェフにも選ばれている、山下春幸氏がプロデュースしています。そのため、肉や魚を使わずとも満足の出来る本格的な味をお楽しみいただけます。また、淡路産の玉ねぎで作ったコンソメスープなど淡路の特産品も堪能することが可能です。

  • 住所:兵庫県淡路市野島平林177-5
  • アクセス:淡路市中心部から車で35分

パルシェ香りの館

淡路市一宮地区はお盆や仏壇などには欠かすことの出来ない「線香」の生産量が日本一だということはご存知でしょうか。そんな香りに関する、様々な知識などを学ぶことが出来るのが雨の日でも楽しめる パルシェ香りの館 です。

館内は3つのエリアで構成されています。エントランスでは、世界中から集めた香水や香りに関する様々なものが展示されており香水について学ぶことが出来ます。またエッセンシャルオイルを抽出する、水蒸気蒸留の過程も見学可能です。

次にある加工室では、24種類あるエッシェンシャルオイルの中から自分の好きなものを配合しオリジナルの香水を作ることが可能です。

3つ目は、レストランベルネールです。淡路島の美味しい野菜を中心としたメニューが50種類ほど並ぶバイキング形式のレストランとなっています。

同施設内には、その他にも宿泊施設や物産館も併設をしていますので、合わせてご利用をいただければ充実した1日を過ごすことが可能です。

  • 住所:兵庫県淡路市尾崎3025-1
  • アクセス:淡路市中心部から車で15分

淡路人形座

淡路人形座 は南あわじ市で500年以上、淡路人形浄瑠璃を公演している劇団です。こちらの演劇は、後世にも受け継がれるべき重要な存在であるされる、国指定重要無形民俗文化財にも指定がされています。

演目内容は定期的に変更が行われており、過去には「日高川嫉妬鱗 渡し場の段」や「戎舞」が公演されています。

また面白い取り組みとしては、古くから舞台芸術として愛されているクラシックバレエと人形芝居を融合し、和洋融合の文化を発信していく「オトナもコドモも楽しめる「はじめてのクラシック和と洋」」なども開催されています。

古くからの文化を受け継ぐだけではなく、新しいことに挑戦をし、新しいファンを獲得していく取り組みも淡路人形座の面白みの一つです。

建物内には待合スペースに、三神さま(戎神・道薫坊・百太夫)が祀られておりこちらは密かなパワースポットとしても人気です。訪れた際には合わせ見学をいただければと思います。

  • 住所:兵庫県南あわじ市甲1528-1
  • アクセス:南あわじ市中心部から車で15分

日帰り観光にもおすすめの淡路島の温泉・入浴施設

洲本温泉

洲本温泉 は淡路島の東側、大阪湾に面する温泉エリアです。淡路市中心部からは車で約30分、洲本市中心部からであれば車で僅か6分と淡路島内からであれば気軽にアクセス可能な温泉地です。

源泉から組み上げた温泉は単純弱ラドン泉の滑らかな泉質で美白効果が期待出来ると言われています。

このエリアでは家族向けからおしゃれなデートにもぴったりな、ハイクラスなお宿まで様々な選択が出来るのも魅力の一つです。

2016年版のミシュランガイド兵庫の中で、豪華で高級なホテルの証として「5レッドパビリオン」に選定された、「夢泉景別荘 天原」もこちらのエリアで営業をしています。このホテルは、全18室の客室で構成され客室の大きな窓からは淡路島の海と空を間近で感じることの出来る開放感のある作りが人気を集めています。

客室の他にも宿泊者のみが利用出来る「ガーデンラウンジ」では珈琲や紅茶など時間帯に合わせた様々な飲み物が提供され、極上のリラックスタイムをお過ごしいただけます。

  • アクセス:淡路市中心部から車で20分

うずしお温泉

うずしお温泉 は淡路島の南端、南あわじ市の海岸沿いに並ぶ温泉エリアです。日本神話に登場するイザナギとイザナミの国生み伝説の舞台となった場所とも言われています。

うずしお温泉の泉質は、ナトリウム炭酸水素塩泉。炭酸水素塩泉は肌の角質や老廃物を除去する効果があると言われ、美白の湯とも呼ばれています。和歌山、島根、群馬にある日本三代美人の湯よりも、炭酸水素の含有量を多く含んでいるのが特徴です。

このエリアには温泉旅館はもちろんのこと、フィットネスと温泉を同時に楽しむことの出来る「ゆとりっく」と呼ばれる施設があります。こちらの施設では、プール、フィットネスジム、温泉の3つを揃えており体を動かしたあとに温泉に入りながら汗を流すことも可能です。もちろん、温泉だけの利用も可能です。

宿泊で楽しみたい方には、「サンセットビューホテル けひの海~うずしお温泉~」がおすすめ。ホテルの目の前に広がる浜辺は、「日本の夕陽百選」・「日本の渚百選」・「日本の水浴場88選」の3つに選ばれており、絶景を見ながら温泉や美味しいお食事をお楽しみいただけます。

  • アクセス:南あわじ市中心部から車で20分

美湯松帆の郷

美湯松帆の郷 は明石海峡大橋を目の前に望むことの出来る、温泉入浴施設です。淡路島の入り口にある温泉施設のため、本土からも簡単にアクセスが可能です。また、フェリーの玄関口である岩屋ポートビルからは無料の送迎バスも出ているため、車無しでもアクセスが可能です。

温泉は内湯と外湯に分かれており、露天風呂からは明石海峡大橋を見渡すことが出来るため、開放感は抜群です。泉質は体の老廃物を排出する効果があると言われている「天然ラドン温泉」となっています。

また館内にあるレストラン、「望海楼」では生しらす丼、淡路牛の牛丼など淡路島の名物もお楽しみいただけます。季節限定メニューもあるので必見です!もちろん、温泉に入らなくとも食事だけの利用も可能です。

  • 住所:兵庫県淡路市岩屋3570-77
  • アクセス:淡路市中心部から車で40分

淡路島の歴史にふれる観光スポット

おのころ島神社

縁結び、安産の神が祀られると言われ、毎年多くの観光客が訪れるのが おのころ島神社 です。古事記や日本書紀の記述によると「伊弉諾命」・「伊弉冉命」の2神によって日本の国土が作られたと言われ、その物語の発祥の場所がこちらの神社となっています。

神社を訪れると真っ先に目に入ってくるのが、高さ21.7mの朱塗りの大鳥居です。こちらは、昭和53年に建立され今ではおのころ島神社のシンボル的存在の一つです。鳥居をくぐった後にご覧いただきたいのが招福の松葉と呼ばれている「三鈷の松」です。通常の松葉は2本に分かれるのが一般的ですが、こちらの神社の松の木は3本に分かれているため縁起物とされています。

また、神社に訪れた記念として近年集める人が多く人気を集めているのが御朱印。おのころ島神社でももちろん用意がされていますが、こちらの御朱印はなんと季節によってデザインが変わります。3月にはひな祭り、4月には桜、5月には鯉のぼりと季節を表すデザインで参拝客から高い評価を集めています。毎年デザインが変わるため、観光に訪れた記念として集めるのも面白いですね。

  • 住所:兵庫県南あわじ市榎列下幡多415
  • アクセス:南あわじ市中心部から車で5分

北淡震災記念公園

1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災は6,000名以上の死者を出した日本の歴史の中でも大規模災害の一つです。そんな悲惨な震災の様子を後世に伝え、同じ被害を繰り返さないために忘れることなく心に刻んでいくことを目的として作られたのが、 北淡震災記念公園 です。

公園内にある野島断層保存館では、兵庫県南部地震で出現した野島断層をありのままの様子で保存を行い、自然の驚異を目で見て確認することの出来る施設です。館内には断層の他にも、倒壊した国道43号を再現した模型や震災当時の様子がわかる写真パネルが展示されています。

その他のエリアには、メモリアルハウスと呼ばれるでは震災でも壊れなかった家を利用し、当時の状況などを語り継ぐ「震災の語りべ」活動を行っています。

震災体験館では、兵庫県南部地震と東北地方太平洋沖地震で起こった揺れの体験が可能です。言葉や映像では伝わらないリアルな揺れを体験出来るため、観光だけではなくお子様の課外学習としてもおすすめです。

  • 住所:兵庫県淡路市小倉177
  • アクセス:淡路市中心部から車で30分

本福寺 水御堂

本福寺 は平安時代に建てられたと言われる歴史あるお寺で、水御堂は1991年に建築家の安藤忠雄の設計により新たな本堂として建設がされました。

お寺でありながらもコンクリートが使われ、本堂が地下にあるという珍しい設計が観光地としても多くの人から人気を集めています。

本堂へ続く階段の両側はコンクリートで作られた池となっており、夏には睡蓮の花を咲かせるなど美しい景色が広がります。淡路島で花と緑あふれる公園島をめざし進められている、「あわじ花へんろ第6番札所」にも選ばれています。

訪れた際には、歴史あるお寺と現代アートの融合を是非お楽しみいただければと思います。

  • 住所:兵庫県淡路市浦1310
  • アクセス:淡路市中心部から車で30分

ドライブで行きたい淡路島の観光スポット

淡路サービスエリア

淡路サービスエリア は神戸市の舞子町と淡路市岩屋を結ぶ明石海峡大橋を渡った、淡路島側にあるサービスエリアです。上り線、下り線両方から利用が可能で、明石海峡大橋を利用される方の休憩所として利用されています。

サービスエリアからは、明石海峡大橋を見渡すことの出来るスポットが有り「橋のみえる丘」として人気を集めています。晴れた日には、絶好の写真スポットです!明石海峡大橋を持ち上げているように見える、可愛らしいキャラクターも合わせて写真に収めていただければと思います。

写真スポットの他に、サービスエリアでは美味しい淡路グルメも堪能できます。おすすめは「淡路玉ねぎ鶏白湯ラーメン」。淡路の名物である玉ねぎ丸々1個が鶏白湯ラーメンの中に入ったメニューで、玉ねぎと鳥だしの風味がよく合う一品です。

サービスエリア内には、淡路の特産品を扱うおみやげコーナーもありますので淡路土産の購入を検討されている方は是非お立ち寄りください。

  • 住所:兵庫県淡路市岩屋3118-1
  • アクセス:淡路市中心部から車で30分

道の駅うずしお

鳴門岬のすぐ近くにあり「渦潮」にもっとも近い道の駅とも呼ばれているのが、 道の駅うずしお です。道の駅には観光にきたら訪れていただきたい、おすすめスポットがたくさんあります。

まず初めにご紹介をするのは、館内ショップの奥にある展望台です。ここからは、長さ約1.6キロ、最大高さ144.3メートル、島と島を結ぶ巨大な鳴門海峡を間近で見ることができます。その迫力に驚かれること間違いなしです。

次にご紹介するのは、淡路島が生産量全国3位を占めている玉ねぎをモチーフに作られた人気の写真スポット「おっ玉チェア」です。3人がけの椅子になっているため、座りながら記念撮影が可能です。

その他にも、全国ご当地バーガーグランプリで1位を獲得した「あわじ島オニオンビーフバーガー」を食べることの出来るレストランもあります。こちらのメニューは改良に改良を重ねたこだわりのメニューのため、昼食スポットにももってこいの道の駅です。

  • 住所:兵庫県南あわじ市福良丙947-22
  • アクセス:南あわじ市中心部から車で25分

クラフトサーカス

2022年4月29日にリニューアルを終えて新しくオープンした話題の場所が、 クラフトサーカス です。天然観光資源である夕陽を観光地の活性化に役立てようと始まった「日本の夕陽百選」にも選ばれている淡路島の夕陽や景色を楽しみながら、お食事やショッピングが楽しめる場所として人気を集めています。

館内の「淡路島 海王市場」と呼ばれるレストランでは、お寿司や海鮮丼、浜焼きなど淡路島近郊でとれた新鮮な魚介類を楽しむことができます。

2つ目のレストランの「淡路島クラフトキッチン」では、特産品である淡路牛を使ったクラフトバーガーや直径40センチの名物巨大ピザなどここでしか食べることの出来ないメニューが並んでいます。

物販エリアである「淡路島 クラフトマルシェ」では、地元農家から仕入れた新鮮な野菜が購入可能なほか、淡路島産はちみつなどを使用した10種類のジェラートを楽しむことが出来ます。

  • 住所:兵庫県淡路市野島平林2-2
  • アクセス:淡路市中心部から車で40分

ご当地メニューもたくさん!淡路島の名物グルメスポット

淡路ごちそう館 御食国

神戸淡路鳴門自動車道の洲本インターチェンジを降りて、車で15分ほど走った場所にあるのが 淡路ごちそう館 御食国 です。大正時代に建てられた赤レンガ倉庫を改装して作られた施設です。

室内は2階建てとなっており、倉庫を利用して作られているため天井が高く開放感抜群。歴史を感じさせるノスタルジックな雰囲気も人気を集めています。

1階は個人のお客様用のレストランホール、2階は団体のお客様用に座敷、パーティールーム、掘りごたつと3タイプの飲食スペースとなっています。1階のレストランは最大96名が着席可能でゆとりあるスペースでお食事を楽しむことが出来ます。

気になるお食事は、ランチ・ディナーの2営業制となっており淡路牛を使ったステーキ丼や淡路産の生しらすとサワラを使った丼など、淡路島の名物を堪能できます。

また飲み物では、淡路産のレモンを使ったクラフトビールである「あわじびーる」や地酒もお楽しみいただけます。運転をされる方には、淡路産のサイダー「アイラブネ」もおすすめです。

  • 住所:兵庫県洲本市塩屋1丁目1-8
  • アクセス:淡路市中心部から車で30分

たこせんべいの里

全国2位のタコの水揚げ高を誇る兵庫県。特産品でもあるタコを利用し美味しいおせんべいを生産しているのが、淡路市にある たこせんべいの里 です。

館内は3つのエリアに分かれており、商品を購入するだけではなく観光スポットとしても多くの方が訪れています。

たこせんべいを始めとする数々の商品を生産しているラインを見学出来る「工場見学コーナー」、観葉植物が飾られ無料のコーヒーを楽しむことの出来る「休憩コーナー」、商品が購入出来る「販売コーナー」が3つのエリアになります。

販売コーナーでは、常時40種類以上の商品がラインナップされています。ほとんどの商品には試食が用意されているため、初めて訪れた人でも味を確認してから購入が可能です。またスタッフの方も相談にのってくれますので、自分の好みや売れ筋を聞いてみるのもおすすめです。

高級感漂う箱に入れられた贈答用の商品も販売されていますので、淡路市周辺にお住まいの方は観光だけではなく手土産を購入する場所としても活用いただけます。

  • 住所:兵庫県淡路市中田4155-1
  • アクセス:淡路市中心部から車で8分

絶景レストラン うずの丘

鳴門橋の絶景を見渡すことの出来る場所に位置する、観光客に人気のお店が 絶景レストラン うずの丘 です。淡路島の特産品を利用した美味しいお料理が自慢のレストランで、数々のガイドブックにも掲載をされています。

人気のメニューは淡路産の「うに」を利用したスープに淡路牛や魚介をつけていただく「うにしゃぶ」です。濃厚なスープと淡路の名産が合わさり極上の味を作り出しています。しゃぶしゃぶを楽しんだ後は、残ったスープにご飯を入れて作る「雑炊」がおすすめ。食材から出たダシと濃厚なうにのスープが合わさり、こちらも絶品です。

人気のお鍋は1人前ずつセットで提供されるため、家族連れや友人同士で訪れた場合に食べたいものが異なっても安心です。他にも、しらす丼やサワラ丼、海鮮ひつまぶしなど淡路の名産品を使った絶品料理をお楽しみいただけます。

営業時間はランチタイムのみとなっていますので、訪れる際にはご注意をいただければと思います。

  • 住所:兵庫県南あわじ市福良丙936-3 うずの丘大鳴門橋記念館内
  • アクセス:南あわじ市中心部から車で20分

【滞在日数別】淡路島観光のモデルコース

淡路島観光の日帰りモデルコース

淡路島は本土からも車を利用すれば、30分程度でアクセス可能なため日帰り観光でも十分に楽しむことが可能です。

まず初めは、本土と淡路島をつなぐ全長3,911メートルの 明石海峡大橋 を渡るところからスタートします。車で渡るのはもちろんのこと、実は歩くことが出来るのも明石海峡大橋の観光の目玉の一つです。舞子海上プロムナードと呼ばれる遊歩道は、海面からの高さ約47m、陸地から約150m、約317mの回遊式遊歩道になっています。明石海峡の荒波や絶景を間近で楽しむことが可能です。

明石海峡大橋を渡り終えるといよいよ、淡路島本土に到着です。最初は大人も子供も楽しめる、 「ニジゲンノモリ」 を目指します。こちらの施設では、NARUTOやドラクエなど人気アニメの世界に、リアルとバーチャルの融合で自分自身が主人公になったような体験が出来る施設です。実施されるイベントは毎年変わるため、最新のアトラクションについては公式HPでご確認をいただければと思います。また、常設の「クレヨンしんちゃん アドベンチャーパーク」ではジップラインや巨大アスレチックで体を動かしながら大自然を満喫可能です。

淡路観光の最後には淡路の絶品グルメを堪能しましょう!ニジゲンノモリから車で40分ほど進んだ、淡路市内中心部にある、 「淡路ごちそう館 御食国」 がおすすめです。赤レンガを改装して作られた開放感のあるレストランで、淡路牛のステーキや生しらす丼などを食べることができます。様々なメニューが用意されているので、それぞれ好きなものを注文出来るのも人気の秘訣です。レストランの他に特産品を販売するエリアもあるため、淡路島のお土産選びも一緒に済ませることが可能です。

淡路島観光の1泊2日モデルコース

1泊2日の予定であれば、夕食を済ませた後は宿に向かいます。淡路島は温泉が湧き出るエリアがいくつか有り、それぞれで温泉街が形成されています。その中から1泊目は洲本温泉の1つである、 「夢泉景別荘 天原」 へ向かいます。御食国からも車で5分程度でアクセス可能です。こちらの旅館は全18室限りのハイクラスなお宿です。客室には露天風呂が備え付けられれいるため大阪湾の景色を独り占めしながら温泉に浸かることが出来ます。また、専用ラウンジやタイ古式マッサージなど非日常を満喫出来る施設やサービスが充実していますので、翌日のチェックアウト時間ギリギリまでお楽しみいただければと思います。

ホテルでの滞在を満喫した翌日は、少し遅めの昼頃に宿を出発。旅館から車で20分ほど離れた、淡路島牧場へ向かいます。こちらでは、自然に囲まれながら牛の乳搾りやバター作り体験をお楽しみいただけます。これらの体験は室内で行われるため、雨の日の観光スポットとしてもおすすめです。

牧場を満喫した後は、淡路島の南端にある 「道の駅うずしお」 へ向かいます。牧場からは車で30分程度です。こちらの場所は、日本で一番渦潮に近い道の駅と言われており、晴れた日には渦潮や大鳴門橋を見渡すことができます。また、玉ねぎをモチーフにした「おっ玉チェア」は忘れてはならない写真スポットです。

淡路島観光の2泊3日モデルコース

2泊3日の旅行であれば2日目は本土に戻りやすい淡路島北側のエリアに宿を取るのがおすすめ。「道の駅うずしお」から車で約1時間の国営明石海峡公園内にある、 グランドニッコー淡路 へ宿泊をします。客室からは海を眺めることが出来るため、リゾート気分も味わうことの出来るホテルです。

旅行最終日の3日目はホテルのある、国営明石海峡公園で1日を満喫します。公園は花と緑に包まれており、散歩やピクニックをするには最高のロケーションです。また、展望台からは公園の緑と大阪湾の青色を同時に見ることの出来る絶景も広がっています。

公園内の散策を満喫した後は少し優雅に、ホテル内でバーベキューをお楽しみください。ファンダイニング 「コッコラーレ」 では、テラス席で淡路牛をはじめとするお肉や淡路近郊の海で採れたシーフードを堪能できます。手ぶらでBBQが出来るのは旅行者にとっては嬉しいですね。

本記事で紹介したおすすめツアー

やってみよっか?

ログインなしで「いいね!」
あなたに合った情報が探しやすくなります



余暇のアイデア人気ランキング

特集連載

あなたにおすすめ

「いいね」すればするほど、あなたの好みに合った余暇プランがピックアップされます
ログインなしで「いいね!」
あなたに合った情報が探しやすくなります