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100円ショップでも手に入る!園芸初心者でも簡単な、多肉植物に合った鉢の選び方

多肉植物を買ってきたけど、鉢はどんなものがいいが悩みますよね。そんな方に朗報!最近は、100円ショップでも可愛いくておしゃれな鉢が売っています。

鉢には素材によって、乾き方や育ち方に差があるのを知っていますか?

多肉植物に向いているものにはどの様なものがあるのか気になりますよね。この記事では、100円ショップでも手に入る鉢や乾き方など詳しく説明します。

鉢なんてどれも同じ?失敗しない鉢の選び方とは

多肉植物にとって鉢は家のようなのもなので、おしゃれな鉢に植えかえると印象がガラッと変わりますよ。 鉢によって多肉植物の生育にも影響があったりします。 100円ショップでも鉢は取り扱っているので、多肉植物と一緒に鉢も購入できますよ。鉢を選ぶときは材質にもこだわりたいですね。

多肉植物に向いている鉢選びのポイントは、

  • 鉢底穴が開いているもの
  • 通気性のいいもの
  • 植えたい多肉植物より一回り大きいものを選ぶ

多肉植物は乾燥をこのむので、 水やりをしていつまでも土や鉢の中が湿っている環境が苦手 です。季節によっては根腐れの原因になりやすいので、鉢選びは重要ですよ。

園芸初心者向け鉢7選とそれぞれのメリット&デメリット

素焼き鉢(テラコッタ)

植木鉢の中でポピュラーなよく見かけるの鉢 ですね。土を原料として高温で焼き固めたものです。表面には小さな穴が開いているので、 通気性がよく排水性も良くなっています。熱を逃がしやすい ので、夏の暑さにも対応できます。多肉植物に一番向いている鉢ですね。頻繫に水やりしたい人や水やりの頻度がわからない人に向いていますよ。

ただ、通気性がよすぎるので、小さな素焼き鉢と水はけのいい土は多肉植物が水を吸う前に乾いてしまいます。 小さい鉢を使う場合は、水持ちがいい土を入れるなど工夫する といいでしょう。

使いやすいですが、重くて割れやすいデメリット もあります。

木箱

100円ショップでもよく見かける木箱は、見た目もナチュラルは雰囲気で多肉植物とも相性がいいです。 通気性と排水性が高くて使いやすい ですね。土も乾きやすいです。

底穴が開いていないものが多いので、キリやドライバーなどで穴を開けるといいです。軽くて割れにくいですが、 使っているうちに劣化します。 あと、水に濡れることを想定して作られていないものが多いので底に黒カビが発生することがあります。木箱を使う前に防カビ材やニスを塗っておくといいですよ。

陶器

鉢の表面に釉薬が塗ってあるものや使わなくなったマグカップなどは、多肉植物に使えますが熱を 逃がしにくく保湿性が高くなっています。 水はけのいい土を使う、底穴をドライバーなどで空けるなどの工夫をするといいですね。保水性がいいので、水やりは中の土が完全に乾いてからでも大丈夫です。

セメント鉢

セメント鉢はセメントを型に入れて乾燥させたもの になります。素焼き鉢と違って、焼かないのでコスパがいいです。無骨な灰色とおしゃれなデザインが多いですね。アガベやサボテンなどのかっこいい多肉植物に良く似合います。 性質は素焼き鉢と同じで、通気性がよく排水性もいい ですよ。自分でセメント鉢を自作できるキットも売っているので、オリジナルの鉢を作ることができます。

劣化はあまりしないですが、 重くて、衝撃を与えると割れやすいため、ご注意ください。

プラスチック鉢

軽くて使いやすいプラスチック鉢は、よく使われる鉢です。 通気性と排水性が悪く鉢の中が乾きにくくなっています。熱がこもりやすいので夏の暑さには注意が必要 です。プラスチック鉢を使うときは 水はけがいい土を使って、鉢底にスリットや鉢底穴があるものを使う といいですよ。

しかし、日光に当たると劣化しやすいデメリットがあります。

空き缶

100円ショップでも売っているブリキ缶やツナ缶をリメイクした缶なども鉢に使えます。小さな多肉植物を寄せ植えにすると可愛いですよ。

通気性と排水性が悪いのと、金属なので熱伝導がいい ので暑さや寒さにがダイレクトに根っこに伝わるので置き場所に気を付けないといけないです。特に真冬は水やりを控えても気温が低いので凍結のリスクが上がってしまいます。 真冬は室内に取り込むといいですよ。水はけのいい土と鉢底穴は必須 になります。

ガラス鉢

透明な瓶や鉢は見た目もおしゃれで、根っこの成長も確認できるので育てるのが楽しいですよ。ただ、 通気性が悪いのと鉢の内部が高温になりやすく、ガラス内部に苔が生えてしまい緑色になりやすい です。初心者には管理が難しいです。

ガラスなので割れるリスクがありますが、工具などで鉢底穴を開けて水はけのいい土を使うと管理しやすくなりますよ。

鉢の色によって多肉植物の成長速度が違う?

鉢の素材によって排水性や通気性に違いがあるのは説明しましたが、実は素材だけじゃなく鉢の色によっても多肉植物の生育に違いがあります。光の吸収率が関係しているようですよ。鉢の色ごとにどのような効果があるのか、説明しますね。

白い鉢の効果

白い鉢は、 太陽の光を反射して鉢の温度を一定に保つ効果 があります。ただでさえ真夏は気温が高く鉢内の温度も上がりやすく、熱い時間に水やりをしてしまうと根腐れの原因になりやすいです。

買ってきたばかりの苗や高温多湿に弱い種類などは、白い鉢で育てたほうが枯らすリスクは少なくて済みますよ。白い鉢は並べて置くと爽やかな印象になりますね。

黒い鉢の効果

逆に 黒い鉢は太陽の光を吸収するので、鉢の温度が上がりやすくなっています。 一見管理がしにくそうですが、鉢内の温度が上がることで、 未発根や根の生育が少ない株を助けてくれますよ。 多肉植物の農家さんは、黒い鉢で育てている方が多いですね。鉢の内部が暖かくなると、多肉植物は成長を始めるので、 根張りがよくなり株が健康に育っていきますよ。

もちろん、気を付けないといけないのは夏の暑さです。気温が高いので当然ですが、鉢の中も熱くなってしまいます。直射日光に当たらない場所に置いたり、遮光したりすると温度が上がりにくいのでうまく活用するといいですね。

多肉植物に合った鉢を選んで枯らすリスクを回避しよう!

たくさんの鉢がありますが、多肉植物に合う鉢は、通気性がいいものと鉢底穴が開いている鉢を選ぶと失敗しなくて済みますよ。鉢の材質は素焼き鉢やプラスチック鉢がおすすめです。使う土によって鉢を変えてみるのも、園芸の楽しみですね。

100円ショップでも鉢は売っているので、お気に入りの鉢で多肉植物を育ててくださいね。

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