【設立は10月16日】家族みんなでディズニー100周年をお祝いしよう!Part1
ウォルト・ディズニー・カンパニーの設立は1923年10月16日。今年は100周年にあたります。世界中で記念イベントが行われていますが、日本は特に、東京ディズニーランド開園40周年でもあり、まさにアニバーサリーイヤー。ディズニーファンでなくとも、「なんか今年はすごいぞ!」と気になっている方も多いのでは?
今回は、ディズニー100周年のおすすめの楽しみ方を3つのキーワードでご紹介いたします。
映画館で楽しむ
ディズニー100 フィルム・フェスティバル
10月7日~29日 の土日限定で、全国100の映画館で開催される特別上映。
ラインナップは以下の通り ※日本での公開年( )内はアメリカ公開年
- 10月7日(土曜)『アナと雪の女王』2013年
- 10月8日(日曜)『ベイマックス』2014年
- 10月14日(土曜)『シンデレラ』1952年(1950年)
- 10月15日(日曜)『モアナと伝説の海』2017年
- 10月21日(土曜)『リトル・マーメイド』1991年(1989年)
- 10月22日(日曜)『ズートピア』2016年
- 10月28日(土曜)『塔の上のラプンツェル』2011年(2010年)
- 10月29日(日曜)『ファンタジア』1955年(1940年)
この機会を逃すと、果たして次にスクリーンで見られる機会はあるのか?と考えてしまうほど、超貴重な上映会です。とりわけ、『シンデレラ』が上映作品に入っているのがすごい!しかも、2015年の実写版ではなく、往年のアニメーション版の上映。おそらく1992年公開版の吹き替え(シンデレラ役:鈴木よりこ)になると思いますが、今から上映日が待ちきれません。
チケットの発売は9月下旬から順次、 ということなので、詳しくは公式ウェブサイトをご確認ください。
ホーンテッドマンション
9月1日に劇場公開された話題作。言わずと知れた ディズニーの人気アトラクションの実写映画化 です。アトラクションの映画化という流れは『カリブの海賊』→『パイレーツ・オブ・カリビアン』と同じですが、 本作のメガホンをとったジャスティン・シミエンはディズニーランドの元キャストという異色の映画監督 。
そんなディズニー愛にあふれた監督が、ディズニーの大先輩、イマジニアのエール・グレイシーとローリー・クランプが作り上げた幽霊屋敷に敬意を表しながら、新しい物語を誕生させています。
ウィッシュ
劇場公開予定日は2023年12月15日。ウォルト・ディズニー・カンパニーの100周年記念作品で、タイトルのwishは「願い」。 まだ解禁情報が少ないですが、どんな「願い」も叶うと言われている 魔法の王国を舞台にした物語で、ヒロインは17歳のアーシャ。アーシャの声はスピルバーグ版『ウエスト・サイド・ストーリー』でアニタ役を演じたアリアナ・デボーズが担当ということなので、劇中歌への期待も高まります。
そして、今回のアニメーションなのですが、このCG全盛のなか、水彩画調の2D×最新の3Dのミックス技法で作られたとのこと。個人的に、セルアニメに再びチャレンジした『プリンセスと魔法のキス』の描き方が好きだったので、この点も楽しみです。
東京ディズニーリゾートで楽しむ
TDRでは、東京ディズニーランド開園40周年のイベントを行っています。「あれ?ディズニー100周年のイベントじゃないの?」と思った方、鋭いですね。
ランドとシーを経営しているのは、株式会社オリエンタルランドなので、ディズニー社ではないのです。京成電鉄と三井不動産が東洋一のレジャーランドの建設を目指して立ち上げた会社。アメリカの「ディズニーランド」誘致に至った話はものすごく面白いのですが、ここでは割愛します。気になる方は、OLCの沿革と歴史をお読みください。
さてさて、 40周年の東京ディズニーリゾートでは、「ドリームゴーラウンド」というイベントが2024年3月31日まで開催中 です。ショーやパレードが40周年仕様になっているので、特別な時間が過ごせます。
- 昼のパレード「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」(TDL)
- 屋内ショー「クラブマウスビート」の40周年バージョン(TDL)
- 水上グリーティング「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」(TDS)
- 花火「スカイ・フル・オブ・カラーズ」
今だからこそ行きたい場所はというと…
ワールドバザール(TDL)
1983年4月15日に、ワールドバザールで行われた式典で開園を宣言したのは、当時の社長・髙橋政知氏。ディズニーシーの開園に尽力した現会長の加賀美俊夫氏とともに、建物の2階に窓の装飾として名前が刻まれています。もちろん、ウォルト・ディズニーの名前もありますよ。
ホーンテッドマンション(TDL)
これはもう、映画を見てからパークに行くか、パークに行ってから映画を見るか、迷いますよね? 毎年、 ハロウィーンの時期には『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』とのコラボバージョン になります。今回は2024年1月8日までの開催。
ハロウィーン関連の情報は公式ウェブサイトをご確認ください。パーク内で仮装する場合にはルールがあるって初めて知りました。
ジャングル・クルーズ(TDL)
2021年公開の実写映画もあるジャングル・クルーズ。なぜディズニーランドにアフリカをイメージしたアトラクションがあるかというと、ウォルト・ディズニーが自然や動物に強い関心があったから。意外と知られていませんが、ドキュメンタリー系の映画もたくさん作っています。アカデミー賞の受賞作だけでも…
- 1948年 短編 『アザラシの島』
- 1950年 短編 『ビーバーの谷』
- 1951年 短編 『大自然の片隅』
- 1952年 短編 『水鳥の生態』
- 1953年 長編『砂漠は生きている』
- 1953年 短編『民族と自然/アラスカのエスキモー』『熊の楽園』
- 1954年 長編『滅びゆく大草原』
- 1953年 短編 『民族と自然/北極圏の人々』
- 1958年 短編 『グランドキャニオン』
ジャングル・クルーズは、TDL開園当時からのアトラクションですが、時々リニューアルされているので、久しぶりに行くと新しい発見がありますよ。
公式youtubeの後半にも出てきますが、夜は昼間見るのと雰囲気がまったく違うので、「子どもの頃行ったけど大人も楽しめるの?」と思った方は、是非ナイトサファリを体験してみてください。
タワー・オブ・テラー(TDS)
本家アメリカのディズニーワールドにあるのは、「トワイライトゾーン タワー・オブ・テラー」。日本では『ミステリー・ゾーン』の番組名で知られる、SFテレビドラマの『トワイライトゾーン』をモチーフに作られています。一方、日本の『タワー・オブ・テラー』は完全オリジナルの設定。骨董収集が趣味の大富豪ハリソン・ハイタワー三世がオーナーの「ホテルハイタワー」が舞台になっています。
ちなみに、ハイタワー三世のモデルは、イマジニアのジョー・ローデです。CM出演もしていました。
おうちで楽しむ
ディズニープラス
ご存じディズニーの配信サービスです。おすすめは 『ディズニーパークの裏側~進化し続けるアトラクション~』というドキュメンタリー 。製作に携わったイマジニアやアニメーター自身が、アトラクションの秘密を語る、全10回のスペシャル番組です。
- ジャングルクルーズ
- ホーンテッドマンション
- スター・ツアーズ
- トワイライトゾーン タワー・オブ・テラー
- スペース・マウンテン
- 城
- ディズニーランド・ホテル
- イッツ・ア・スモールワールド
- 列車・トラム・モノレール
- ホール・オブ・プレジデンツ
金曜ロードショー
これは、まだアンケート段階なのですが、この秋「金曜ロードショー」で、ディズニーの長編アニメーション特集が組まれます。1937年の『白雪姫』から2022年の『ストレンジ・ワールド』まで全61作の中から、どの作品が選ばれるのか、とっても気になります。
ディズニー100年の歴史
100年のあいだには浮き沈みもあったし(その前にウォルトは2社倒産させていますが…)、全部がヒットした訳ではないけれども、ウォルト・ディズニー・カンパニーの歩みは偉大だと思います。ご紹介した内容以外にも、今年はさまざまなイベントやキャンペーンが展開されているので、是非、足を運んでみてください。
やってみよっか?