沖縄で青の洞窟を楽しもう!あなたはダイビング派?シュノーケル派?
洞窟内に差し込む太陽光の反射によって海面が青色に輝くことから「青の洞窟」と呼ばれる人気観光地です。その神秘的な光景は、ダイビングやシュノーケリング経験者だけでなく、初心者にもおすすめのスポットです。青色に輝く水面や、綺麗な魚たちが泳ぐ世界は感動的。
たくさんのツアーやマリンショップがあって、どこのショップが良いかわからない、ダイビングとシュノーケリングどちらが良いか迷ってしまうという方に、ツアーやショップ選びのポイント、ダイビングとシュノーケルのそれぞれの魅力をご案内します。 事前に不安や疑問を解消して、お子様連れの家族や初心者グループの方も、安心して海中を満喫しましょう。
沖縄の青の洞窟とは
真栄田岬への各種アクセス
沖縄の青の洞窟は、 沖縄本島の真栄田岬 にあります。
真栄田岬は、那覇空港から車で約1時間15分前後、公共交通機関を利用する場合には那覇空港のバスターミナル120番より乗車、久良波バス停で下車後、徒歩約20分で行くことができます。
ダイビングorシュノーケル、それぞれの魅力と持ち物
ダイビングの魅力
シュノーケリングでは海面近くの魚を観察するのに対し、ダイビングの魅力は、シュノーケリングよりもより 深く潜ることが出来る点 です。水中の様子やより多くの種類の熱帯魚を観察したり、餌付け体験をすることができます。ショップによってはダイビング中の水中写真撮影オプションやプレゼントサービスを行っているところもあるので、 クマノミやサンゴ礁など様々な生き物 と 一緒に写真 を撮ることもできます。
ダイビングには 体験ダイビングとファンダイビングの2種類 があります。 ファンダイビング は水深最大40メートル(オープンウォーターダイバーは18メートル)潜ることが出来るためライセンスが必要ですが、体験ダイビングならライセンスは不要です。 体験ダイビング は最大深度12メートルですが、青の洞窟は最大水深6~12メートル(満潮干潮により多少前後します)のため、体験ダイビングでも十分に楽しむことが出来ますよ。
ダイビングの持ち物・装備
ダイビングに必要なものは主に、 ウェットスーツ、ウェットスーツの下に着用する水着、ビーチサンダル、ダイビング器材一式、タオル、着替え、シャンプー など。ダイビング器材といっても、一式全て揃えて沖縄旅行に持っていくのは現実的ではないため、多くの方が レンタル を利用しています。
ダイビングショップでレンタル用品の予約をする、または装備一式のレンタル込のツアーに参加することがおすすめです。ショップやツアーによってレンタル内容は異なりますが、水着やタオル、着替えを用意するだけで参加出来るツアーが多いので、気軽に参加することが出来ます。体験ダイビングをきっかけに本格的にダイビングを始めたい方やライセンス取得者は器材を揃えるのも良いですね。
シュノーケルの魅力
シュノーケルの一番の魅力は何と言っても その手軽さ です。潜らないため減圧症の心配が無く、 飛行機に搭乗する当日でも参加することが可能 です。旅行の最終日に青の洞窟に行きたいという方でも参加が出来ます。また、ツアーに参加する場合には、 参加可能な年齢の幅が広く 小学生未満のお子様が参加出来るツアーもあるため、お子様やご年配連れの ファミリー旅行 にもおすすめです。
ツアー代金も器材レンタルが少ない分 安価 であることも嬉しいポイントですね。また、 耳抜きの必要が無い ので、気軽に青の洞窟を楽しみたい方にも参加しやすいマリンスポーツです。
シュノーケルの持ち物・装備
シュノーケルは主に ウエットスーツ、マリンブーツ、マスクシュノーケル、ライフジャケット を着用し行います。ダイビングに比べると器材数も少なく軽量です。お子様や年配の方でも器材着用の負担が少なく海面の観察や餌付けを楽しめます。
ライフジャケット着用ツアーに参加する場合にはレンタル出来るショップが多いので、参加者はウェットスーツの下に着用する水着、サンダル、着替え、タオル、シャンプー類を用意するだけです。ツアーによってレンタル出来るものが異なるため、事前に確認をして用意をすると安心です。
おすすめシーズン
青の洞窟は波の高さには左右されますが、 天候にはほとんど左右されません。 そのため、冬でもダイビングやシュノーケリングを楽しむことが出来ます。北風により高波になると洞窟に入れなくなってしまいますが、水温は冬場でも平均20℃前後、冬場は水中のプランクトンが少ないため透明度が高いのが特徴です。
また、航空券やホテルの宿泊代金は下がりますが、他のシーズンに比べて観光客も少ないため、混雑を避けて楽しむことが出来ます。しかしながら、水温が高いと言っても、アクティビティ前後は冷えるため、防寒対策はしっかりと準備をしましょう。
一番の人気シーズンは、5月~9月です。 台風の影響が無ければ青の洞窟に行ける確率が高く、気温も高いのでダイビングやシュノーケリングに適しています。ハイシーズンのゴールデンウィークと夏休みは混雑が予想されるため、洞窟内や駐車場で待つことを避けるためにも、ピークシーズンを避けたり、 早朝ツアーや平日を利用することも、選択肢ひとつ ですね。
年齢制限について
家族旅行やグループ旅行で気になることのひとつとして、 ダイビングやシュノーケリングの年齢制限 があります。体力や泳ぎに自信があっても、加入している保険の関係で年齢制限を設けているツアー会社やマリンショップが大多数です。
ショップによって異なりますが、 ダイビングは平均で10歳~60歳まで の方が参加いただけます。また、安全のために病歴を申請する必要があるので、持病がある方は病歴チェック表を確認し、かかりつけの医師に相談をしてください。予約後に受付出来ないと言われることが無いよう、事前に申込み条件を確認しましょう。
ダイビングは年齢制限で参加出来なくても、 シュノーケリングなら参加可能 ということもあります。シュノーケルですと、ツアー会社によっては3歳から参加可能なツアーもあります。そのため、 三世代旅行 などにも大変おすすめです。
ツアーやショップ選びのポイント
個人とツアー、それぞれのメリット
ツアーを申し込まなくても 個人 で真栄田岬に行くことは可能です。個人で行くメリットとしては、 費用を抑えられる こと、 集合時間やスケジュールに制限が無い こと、当日に思い立っても行けることです。有料駐車場(普通車は最初の1時間 100円、以降60分毎に 100円)、温水シャワー室(1回200円)、ドライヤー(1回100円)、コインロッカー(1回100円)を完備しており、シャワー室は男女各10室、更衣室はシャワー室内に男女各3室ずつのため、混雑時は時間に余裕を持って出掛けましょう。真栄田岬から自力で青の洞窟に向かう場合には、100段ほどの階段を往復する必要があることと、海況や波が不安定な場合にはインストラクターの同行が無いと遊泳が制限される可能性もあるのでご注意ください。
ダイビングショップ主催の ツアー に参加するメリットは、 安全が確保 されること、青の洞窟を熟知した プロの説明 が聞けることです。ダイビング経験が豊富なプロのインストラクターが同行するので安心して参加することが出来るでしょう。 メールや電話での事前相談 も丁寧に対応をしてくれます。
事前に説明を受けて不安を解消してからの入水、少人数グループでの行動になるので、耳抜きや泳ぐのが苦手という方でもガイドが付き添い、声がけをしながら催行をします。魚の種類や、地元ならではの話、SNS映えする写真の撮り方を質問出来るのもツアー参加の魅力ですね。店舗の更衣室や温水シャワー、駐車場を利用できることが多いので、混雑を避けることも出来ます。 恩納村や読谷村のホテルから送迎付きのツアーもあり 、レンタカーを利用しない方にも便利です。
家族で気兼ねなく参加したい方や不安がある方には ガイド貸切のツアー がおすすめです。参加者の体力や個人のペースに合わせてガイドがサポートするので、より安心して参加が出来ます。
事故の防止やより快適に青の洞窟を楽しむためにも、ツアー参加がおすすめです。ショップによって写真や動画の無料の特典や送迎可否も異なるので口コミやツアー参加者の体験談も参考に自分に合ったショップ選びをしましょう。
ボートエントリーとビーチエントリー、それぞれの違い
青の洞窟のダイビング・シュノーケリングは ビーチから向かうツアー と、 ボートを利用するツアー があります。
ビーチエントリー のツアーのメリットはボートエントリーに比べ 料金が安価 なこと、 浅瀬で慣れてから 青の洞窟に向かえること、 船酔いの心配がない ことです。子供でも足の付く浅瀬の場所で水に慣れたり、呼吸の練習が出来る点が魅力です。
ボートエントリー のメリットは、 器材を背負って長距離を移動する必要が無い ことです。ダイビングやシュノーケリングは体力を消費するので、重い器材の持ち運びはなかなかの重労働です。また、 ボートから景色を楽しみながら青の洞窟に向かえる ことも、気分が高まる点のひとつですね。
それぞれのメリット・デメリットを比較して、自分の希望に合った形態を選択することが大切です。
どの世代も楽しめる、ブルーの神秘的な世界へ
沖縄の青の洞窟紹介、いかがでしたでしょうか。
ダイビング、シュノーケリングそれぞれの魅力があるためどちらにするか悩みますが、幻想的な光景や初めての体験は大人も子供も素敵な思い出になるでしょう。 下調べと事前の準備をしっかり行い、海の世界を堪能してください。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。
やってみよっか?