モロカイ島の観光情報│手つかずの自然が残るハワイの注目エリア
オアフ島の南東に位置するモロカイ島。フラ発祥の地としても知られるこの島は「フレンドリーアイランド」とも呼ばれています。人の手が加えられていない自然が今もなお残るこの島には、魅力的な観光スポットがたくさんあります。この記事では、モロカイ島のおすすめの観光スポットやホテルなどを紹介します。
ハワイ・モロカイ島の基礎情報
オアフ島の南東約40㎞、マウイ島からは約13㎞のところにあるモロカイ島。住民の半数以上がネイティブハワイアンで、ハワイの伝統を大事に暮らしています。モロカイ島へのアクセスや天気など、基本情報を説明します。
地形と天気
東西に長いスリッパのような形をした島で、ハワイ8島のなかでは 5番目の大きさ です。手つかずの自然が残っており、上空から眺めると青い 海に囲まれたモロカイ島が豊かな森林に覆われている のが分かります。島の東側は大きな起伏のある地形で、標高約1,500mを超える山々が連なっています。山岳地帯のためやや雨が多いのも特徴です。一方、島の西側は起伏が少なく、乾燥したなだらかな大地が広がっています。
オアフ島に近い気候で雨季と乾季があり、 気温は最低18℃前後から最高28℃ほど で推移します。一年を通して暖かく過ごしやすい気候ですが、オアフ島に比べて少し気温が低く、雨量も少ないようです。
行き方
日本からモロカイ島へ行くには、 ダニエル・K・イノウエ国際空港で飛行機を乗り継いで、モロカイ空港へ行くのが一般的 です。ホノルルからモロカイ島までは約35分で到着します。飛行機のほかにフェリーで行く方法もあります。マウイ島西岸のラハイナからはモロカイ島行きのフェリーが出航しており、1時間30分ほどでカウナカカイ港に到着します。ただし運行は1日1往復のみなので注意しましょう。
移動手段
モロカイ島にはバスなどの公共交通機関がなく、 主な移動手段は車 です。タクシーもありますが事前に予約が必要な上、数も少ないため、島を自由に回るにはレンタカーが欠かせません。車は、モロカイ空港近くのレンタカー会社でレンタルするか、日本から事前予約しておくことをおすすめします。
モロカイ島には信号がひとつもなく、主要道路もカメハメハ5世ハイウェイのみなので、旅行者でも運転しやすいようです。
ハワイ・モロカイ島の観光スポット
モロカイ島には魅力的な観光スポットが満載です。ここではその中から厳選した人気の観光スポットを紹介します。
パポハクビーチ
白い砂浜が約4.8㎞も続くパポハクビーチは、 ハワイ諸島で最長のビーチ といわれています。島の西端(オアフ島側)にあるため、遠くにダイヤモンドヘッドが見えることもあるそうです。強風の日には砂が吹き飛ぶので注意しましょう。
・ディキシーマルビーチ
島の西側にあるビーチです。現地ではカプカへフ・ビーチという名で知られています。パポハクビーチをさらに奥に進んだ場所にあり、入江になっているため 波が穏やかなのが特徴 です。
知る人ぞ知るシークレットビーチなので、人が少なく、静かな海辺で ゆったりと穏やかな時間を過ごしたいという人におすすめ 。
ビーチの入り口には にっこりとした笑顔が描かれた岩 があり、訪れる人々を温かく出迎えてくれます。 初めて訪れる人もこの岩を目印にすれば迷いにくい でしょう。なお、ビーチまではトゲのある植物が多いため、けがをしないように気をつけてください。
カラウパパ国立歴史公園
モロカイ島の中央北部は突出した形をしています。ここはカラウパパ半島と呼ばれており、高くそびえたつ崖が特徴です。その高さは1,000mを超え、 世界で最も高い崖壁としてギネスブックに認定 されています。
高々とした崖が行く手を阻むこの半島は、1870年代、ハンセン病患者が隔離されていた場所としても知られています。ハンセン病患者へ献身的に尽くしたダミアン神父と彼の志を継承したマザー・マリアンヌ・コープを称え、 1980年以降国立歴史公園として認定 されました。ダミアン神父自身もハンセン病で亡くなってしまうのですが、彼らの功績は今もなお多くの人々に語り継がれています。
なお、現地までは車で行くことは難しいため、カラウパパ空港から飛行機を利用して向かうことになります。
ハラワ渓谷
モロカイ島の東端に位置するハラワ渓谷は、 手前にハラワ湾を見渡すことができる場所 です。 ハイキングコース としても知られていて、雄大な渓谷のトレイルを歩けば熱帯植物や野鳥などを見ることができます。
渓谷にはいくつもの滝があり、特に 落差76mのモオウラ滝は圧巻のスケール です。ハイキングの途中で私有地を通る必要があるため、ガイド付きのツアーを申し込むのがおすすめです。 https://www.gohawaii.jp/islands/molokai/regions/east-end/halawa-valley
ハワイ・モロカイ島のおすすめレストラン
数少ない島のレストランの中で、観光客や地元の人々に愛される人気のレストランを紹介します。ボリューミーな肉料理からファストフードなどもあり、家族でも友人同士でも食事を楽しめます。レストランのメニューだけでなく、店内のこだわりのインテリアに注目してみるのもおすすめです。
Kualapuu Cookhouse(クアラプウクックハウス)
モロカイ島で ボリューム満点なランチ を食べるのにおすすめのレストラン。お店の名前にもあるようにクアラプウの街中にあるお店です。店内はローカルでアットホームな雰囲気。 ふらっと立ち寄りやすいのも魅力 で、地元の人々も良く利用する憩いの場所にもなっています。
肉料理を中心にこだわって作られた料理は、ボリューム満点で見た目のインパクトも抜群。もちろん味もおいしいと評判です。 白の家具が映えるリラックスできる空間 で食事を楽しみましょう。
Molokai Burger(モロカイバーガー)
モロカイ島で人気のファストフード店で、カウナカカイエリアにある緑色の建物が目印です。 周りの景色によく映え、おしゃれなスポットとしても話題 になっています。
お店で使用するビーフは モロカイ産の牧草を食べて育ったもの を使用。モロカイビーフのパテは香ばしく焼かれていて、食べごたえがあると評判です。モロカイ島へ行った際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
Hiro's Ohana Grill(ヒロズオハナグリル)
ホテル・モロカイの中に併設されているレストランですが、宿泊客でなくても利用することができます。オーシャンフロントのレストランなので、海を見ながら食事を楽しむことができます。 サンセットの時間帯は特におすすめ。 食事の際にハワイアンミュージックの生演奏を聴くことができ、美しい景色や音楽に癒されながら、贅沢なひとときを味わうことができるでしょう。
カネミツベーカリー
カネミツベーカリーは 創立80年を超える老舗のベーカリー です。モロカイ島を訪れたらぜひ行ってみたいという方が多く、オプショナルツアーの中に組まれるほどの人気店。
焼きたてのパンとコーヒーを楽しめるお店ですが、 夜間に販売される巨大なホットブレッドが特に人気 です。パンが焼き上がる時間(22時頃)になると店の裏側には人々が行列を作ります。焼きたてのパンの中に好みのスプレッドを塗って食べるスタイルで、バター+ストロベリーなど好きな組み合わせも作れます。
昼間は隣のデリカテッセンでサンドイッチなども販売しているそうですよ。
ハワイ・モロカイ島のおすすめホテル
モロカイ島のホテルでは自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができます。旅の疲れを癒すことのできるおすすめのホテルを紹介します。
ホテル・モロカイ
モロカイ島の中で 最も古いとされる老舗のホテル です。カウナカカイのカミロロア・ビーチ沿いにあり、古きよきハワイを感じさせる雰囲気の中でゆったりとした時間の流れを満喫できます。
地元の人はこのホテルで挙式を挙げるほど、人々に愛され大切にされているホテル です。カウナカカイの街までは車で5分ほどとアクセスもよく、ショッピングへ行きやすいのも魅力となっています。
キャッスルモロカイショアーズリゾート
カウナカカイエリアにあるオーシャンフロントのコンドミニアム。目の前にはビーチが広がり、絶景を楽しめます。 波の音や海の風を近くに感じながらゆったりと過ごせるのが魅力 で、バーベキューやピクニックを楽しむことも可能です。カウナカカイの街へも近く買い物にも便利な場所にあります。
Ka Hale Mala B&B(カハレマラB&B)
宿泊費用は抑えつつ、広々とした空間でのんびり過ごしたい方におすすめのB&Bです。B&Bとは、ブレックアンドファーストの略で、 朝ごはん付きの簡易宿泊施設 のこと。2階にオーナーが住んでいるため宿泊客は1階の部屋に泊まります。 リーズナブルな価格 で宿泊できるのも人気の理由です。
http://molokai-bnb.com/Rates%20%26%20Deposits.html
心も体もリフレッシュ!モロカイ島の大自然に触れる旅を楽しもう!
オアフ島とマウイ島の間に位置するモロカイ島は、両島からのアクセスもよく、日帰りで訪れることができます。渓谷や森林、青々としたビーチを巡れば、自然の癒し効果を体感できるでしょう。ベルトラでは、海外レンタカーの事前予約も可能ですよ。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。
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