石垣島の人気アクティビティ|マンタやウミガメと泳ぐことも可能!
沖縄本島よりも南西にある石垣島の海は水温が高いため、1年中ダイビングなどを楽しめるマリンアクティビティのメッカとして有名です。マンタやウミガメに高確率で出会えるポイントもあります。また、亜熱帯の自然も多く残り、カヤックやカヌー、SUPによるジャングル探検なども楽しめます。この記事では、石垣島の人気アクティビティについて紹介します。
※2022年11月1日に公開済みの記事を更新しました
石垣島の基本情報
八重山諸島の主島 であり、 周辺の離島への玄関口 でもある石垣島。「八重山ブルー」と呼ばれる美しい海に囲まれた石垣島は、どのような魅力を持つ島なのでしょうか。
基本情報
石垣島は 沖縄本島から飛行機で約50分の距離 にあります。沖縄では3番目に大きく、西表島(いりおもてじま)、竹富島(たけとみじま)、小浜島(こはまじま)、黒島(くろしま)、新城島(あらぐすくじま)、波照間島(はてるまじま)、与那国島(よなくにじま)からなる八重山諸島の主島で、各島への玄関口となっています。 都市的な機能と、雄大な自然が同居した美しい島 です。
島へのアクセス
本州方面から石垣島へのアクセスは飛行機が主 で、羽田空港、成田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港からはそれぞれ直行便があります。それ以外の空港からは直行便がないため、那覇空港を経由します。所要時間は、羽田空港、成田国際空港からは約3時間40分、中部国際空港、関西国際空港からは約2時間20分、福岡空港からは約2時間10分、那覇空港からは約1時間です。
天候
石垣島は 亜熱帯海岸性気候 に属し、年間の 平均気温は約24.3℃ 、湿度は約75%です。気温は、最も寒い1、2月で10~15℃、7月初め頃に梅雨が明けると30℃以上の暑さが続きます。
離島ターミナル
石垣島と周辺の離島をつなぐ船の発着場が、石垣港離島ターミナル。 石垣島からは、八重山諸島の離島である9つの島に渡ることができます。 実際に離島ターミナルから船で渡れるのは、西表島、竹富島、小浜島、黒島、波照間島、鳩間島(はとまじま)の6つ。由布島(ゆぶじま)へは、西表島から水牛車で渡ります。新城島へは定期船がないため、日帰りツアーに参加するか、島内唯一の民宿に予約し、宿に送迎船の手配をしてもらわなくてはなりません。与那国島へは飛行機、もしくはフェリーで渡ることができます。ただしフェリーは離島ターミナルからではなく、「フェリーターミナル」からの出港9となります。
石垣島の人気アクティビティ
石垣島はアクティビティの宝庫です。人気アクティビティは、シュノーケリングやダイビングなど。カラフルな熱帯魚やサンゴ礁、マンタやウミガメに会える好スポットもあります。ほかにも、マングローブ林でのカヤックやカヌー、SUP体験などもできます。石垣島で楽しめるアクティビティの魅力をお伝えします。
シュノーケリング
ダイビングのように特別な技術や機材が入らず、 子供から大人まで誰でも楽しめるのがシュノーケリング。 基本的にビーチから海に入り、潜水せずに海面に浮かんでシュノーケルを使って呼吸できるため、泳ぎが苦手な方やマリンスポーツ初心者でも気楽にトライできます。
石垣島には多くのシュノーケリングポイントがありますが、特に人気なのが 「青の洞窟」 と 「幻の島(浜島)」 です。
「青の洞窟」は鍾乳洞の入口にできた潮だまりのような場所で、 太陽光の差し込む角度によって青く美しく輝く光景 を見ることができます。引き潮時は大人の足がつくくらい浅い場所であるため、水深が深い場所での マリンアクティビティに不安を感じる人にもオススメ です。
「幻の島(浜島)」は、小浜島と竹富島の間にある無人島で、三日月の形をしています。 潮が引いている間しか姿を現さない ことから、幻の島と呼ばれています。幻の島へはボートでしか渡ることができないため、 上陸して遊ぶにはツアーへの参加が必要 となります。シュノーケリングも含めて約3時間の行程が一般的なため、半日は別の観光をセットにすることもできます。
ダイビング
沖縄本島よりも水温が高いため、1年中ダイビングが楽しめる石垣島。 ウミガメやマンタと泳げるポイントもあり、ダイバー憧れの島です。
マンタと泳げるポイントとしておすすめなのが 「川平石崎(かびらいしざき)マンタスクランブル」 。石垣島の北西部にあり、 マンタとの遭遇率の高さは世界有数 です。
また、 ウミガメに会えるポイント もいくつかあり、なかでも 「御神崎(うがんざき)タートルガーデン」 は遭遇率が高く、おすすめです。
マングローブカヤック・カヌー
石垣島の有名なマングローブは、 南部の「宮良川(みやらがわ)のヒルギ林」 や、 北部の「吹通川(ふきどうがわ)のヒルギ林」 。準絶滅危惧種のミナミオニヌマエビ、コツノヌマエビ、ヤエヤマヤマガニなどが生息しています。マングローブカヤックやカヌーは、そんなマングローブの川をゆっくり下るアクティビティ。マングローブとそこに生息する生物を観察できます。
また夕方に出発し、カヤックやカヌーに乗りながら水平線に沈みゆく夕陽をゆったり眺める 「サンセットカヤック」 も人気。日暮れ後の暗闇の中、マングローブ林をカヤックで探検し、星空も観測できるナイトツアーとセットになっているプランもあります。
景勝地として知られる川平湾でのシーカヤックも人気ですよ。
SUP
SUPとは、「Stand Up Paddle(スタンドアップ・パドル)」の略称。専用ボードの上に立ってパドルを使い、海面を進んでいくマリンスポーツです。石垣島では、 透明度抜群の海でのSUP はもちろん、 マングローブ林をSUPで探検 したり、 SUP上でサンセットや星空を眺めたり と、さまざまなシーンで楽しめますよ。
アクティビティ参加時に持っておいたほうが良い物
野外のアクティビティの場合、持っていくべきものはアクティビティによっても異なりますが、基本的には次のようなものがあります。
・水着
・帽子
・タオル・濡れてもOKな靴(ビーチサンダルなど)
・ラッシュガード(UV効果のあるものなど)
・歩きやすい靴(スニーカーなど)
・サングラス
・日焼け止め
・上着(冬季など気温が低い場合)
・着替え
この他、飲み物、酔い止め薬、防水カメラなど、必要に応じて持参しましょう。
シュノーケルやダイビングなど、特別な機材が必要なアクティビティでも、ほとんどの場合はショップでレンタルできます。 もちろん、自分で持っているのであればそれを使うこともできますよ。
アクティビティの注意点
石垣島でのアクティビティを心置きなく楽しむために、あらかじめ知っておいたほうがよい注意点を紹介します。
まずは予約時期について。閑散期であれば前日や当日に予約できるアクティビティもありますが、 繁忙期は早めの予約が必須 です。特に、人気スポットへのシュノーケリングやダイビングは予約が殺到するため、 遅くとも3週間前には予約 しておきましょう。
次に服装。特に気をつけたいのは、マングローブ林に入るカヌー・カヤック・SUPなどを体験する場合です。これらのアクティビティは、水中での活動は少ないものの、 濡れる想定で服装の準備が必要 です。また、木の枝や虫、紫外線などから肌を守るためにも、 長袖・長ズボンなど極力肌を出さない服装 をおすすめします。
オプショナルツアーを利用して、アクティビティを楽しもう!
海に囲まれ、雄大な自然が残る石垣島。リゾート気分でのんびりするのもいいですが、さまざまなアクティビティにチャレンジすることで、より有意義で思い出深い旅になります。アクティビティが楽しめるオプショナルツアーは、事前の予約が必要なことがほとんど。ベルトラでは、石垣島で楽しめる楽しいオプショナルツアーを紹介しています。旅行前に情報収集して、遊びのプランを立てておけば安心ですよ。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。
やってみよっか?