アメリカンビレッジは魅力たっぷり!見どころ、おすすめ情報まとめ
沖縄中部のシーサイドエリアにあるアメリカンビレッジは、その名の通りアメリカの雰囲気が漂う異国情緒あふれるスポットです。ショッピングはもちろん、家族旅行にもおすすめの施設や多国籍料理が楽しめるレストランが集結した観光名所となっています。アクセス方法や見どころ、人気グルメ、ホテル情報などをまとめて紹介します。
INDEX
アメリカンビレッジとは
大きな観覧車が目印の美浜アメリカンビレッジ(アメリカンヴィレッジ)。まずは位置情報や営業時間などの基本情報から見ていきましょう。
沖縄県北谷町のリゾートタウン
アメリカンビレッジは、 沖縄県の中部 に位置する 北谷町 にあります。 もともと米軍の基地 だった場所を利用していることから、アメリカンビレッジと名付けられたといわれています。 地元客にも人気のあるシティーリゾートで、 ファッションショップやアミューズメント施設、レストランなど が東京ドーム約5個分の敷地内に複数のエリアに分かれて立ち並んでいます。 月ごと、季節ごとに魅力的なイベント も開催しているのでチェックしてみてください。
アクセス
主な移動手段はタクシーやバス で、沖縄にはレンタカーの店舗が点在しているため、 レンタカーの利用 も多いです。繁忙期には満車になることもあるので、事前に予約していくことをおすすめします。 タクシーはグループ旅行や荷物が多いときに特におすすめ です。
■空港、国際通り(那覇中心部)からの行き方
空港からはタクシーで約45分 、 国際通りがある県庁付近からは約40分 の所要時間です。交通状況や乗車日時によって変動しますが、料金の相場は空港からおおよそ3,500円~4,000円ほど、市内からは3,000円~3,500円ほどです。
路線バスで行く場合は、 那覇空港から120番(名護西空港線) に乗車します。 那覇市内からは20番(名護西線)、28番(読谷楚辺線)、29番(読谷喜名線) のいずれかを利用しましょう。 「桑江」で下車し、バス停から徒歩3分程度で到着します。運賃は空港から約800円、那覇市内からは約700円です。
空港からの場合は、空港と各リゾート地の主要ホテルを結ぶリムジンバスもおすすめ で、乗車するには 事前に乗車券を購入する必要 があります。当日も空席があれば乗車可能です。 空港国内線到着ロビー内のリムジンバス案内センター、那覇バスターミナル、各立ち寄り先ホテルなどで販売しています。 「ザ・ビーチタワー沖縄」で下車、徒歩約3分で到着 です。詳細は公式サイトも確認してみてください。
■沖縄美ら海水族館・名護市方面からの行き方
タクシーで行く場合は、交通状況などで料金が大きく変動するので 観光タクシーを事前に予約 しておくのもおすすめです。
路線バスの場合は、 沖縄美ら海水族館発 は70番(備瀬線)、66番(本部半島線今帰仁廻り)から乗車し、「名護城入口」で120番(名護西空港線)に乗り換えます。「桑江」で下車したあと、徒歩約3分で到着します。
65番(本部半島線渡久地廻り)に乗車する場合は、 「名護十字路」 で120番(名護西空港線)に乗り換え、「桑江」で下車となります。 運賃は合計で約2,300円です。
無料駐車場の場所
自家用車やレンタカーで訪れるなら、駐車場を事前に知っておきたいですよね。各エリアごとに無料の駐車場が設置されているので心配はいりません。 デポアイランド前駐車場、オークファッションビル前駐車場、ディストーションシーサイド地下駐車場、アメリカンデポビルABC横駐車場、北谷町営駐車場 がその例です。どこに停めるか迷ったら、約1,500台も駐車可能な北谷町営駐車場に向かうのがよいでしょう。
営業時間
施設やお店ごとに営業時間が異なるので、事前に公式サイトでチェックしておくと安心です。24時間営業のお店もありますが、 大半が21時ごろには閉店 となります。
滞在時間の目安
大体2時間から3時間が目安 です。フォトジェニックなスポットを巡ったり、ビーチでゆっくりしたり、目的がさまざまな場合は多めに時間を取りましょう。
周辺のスポット
■沖縄こどもの国
県内唯一の動物園 と、学んで遊べる体験施設が集まった テーマパーク 。科学をテーマにした 「ワンダーミュージアム」 、ボランティアや研修を行う 「チルドレンズセンター」 があり、地元の子供たちでにぎわっています。ワークショップなども開催されているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。アメリカンビレッジから北東に進み、車で約20分の場所にあります。
■体験王国むら咲むら
沖縄を最大限に感じられる 琉球王国時代の町並みを再現したテーマパーク です。NHK大河ドラマ『琉球の風』のセットに使用されたことでも知られています。園内には工房が30以上あり、 ガラス工房やシーサーの色付け、伝統工芸、沖縄料理の調理 などの体験が目白押し。アメリカンビレッジから北上し、車で30分ほどの場所にあります。
アメリカンビレッジの見どころ
シンボルの観覧車が建ち、飲食店やサロン、雑貨店などが集まる複合施設「カーニバルパークミハマ」、グルメ巡りやショッピングが楽しめて、ライブハウスやホテルも含む「デポアイランド」など、魅力的なエリアで構成されるアメリカンビレッジ。 目的別におすすめの施設、エリアなどを見ていきましょう。事前にマップで大体の位置を確認しておくとスムーズに観光できるので、ぜひ活用してください。
インスタ映えの壁画スポット
トレンドの発信地であるアメリカンビレッジは、インスタ映え(写真映え)スポットも点在しています。そのなかでも ピンクの壁に描かれた「天使の羽」 は特に人気のスポットです。 ディストーションシーサイドビルの3階 という少し隠れた場所にあります。 その他にも園内には思わず立ち止まって写真を撮りたくなるスポットがたくさんあるので、さまざまな場所に注目しながら散策を楽しんでください。
子連れ旅行におすすめの施設
お子様連れにおすすめのスポットもいくつかあります。たとえば、県内最大級のUFOキャッチャーコーナーを完備したゲームセンターがある 「シーサイドスクエア」 は、家族みんなで楽しめる施設のひとつです。 ダーツスポットやカラオケも併設 されています。 駐車場に近いエリアには、アメリカンテイストのインテリアなどが置かれた 「ミハマ7プレックス」という映画館 もあります。買い物や食事の合間に家族で訪れてもいいかもしれません。
ショッピング
アメリカンビレッジは、 沖縄をモチーフにしたTシャツが売っているお店 や 島ぞうり(ビーチサンダル)専門店 など オリジナリティあふれるショップ が目白押し。沖縄ならではのお土産はもちろん、なかなか手に入らないようなインポートの水着がそろうお店もあるので、自分のお気に入りをぜひ見つけてください。
音楽
食事をしながらライブも満喫できる夜はいかがでしょうか。サンセットビーチの目の前にある「カラハーイ」では、料理とともに大音量で行われる 本格的なライブパフォーマンス が楽しめます。沖縄では知らない人はいないといわれるほどの 人気バンド「りんけんバンド」の照屋林賢さんがプロデュースするお店 となっています。琉球舞踊などを取り入れたライブの空間で、どっぷり沖縄に浸かりましょう。
芸術
沖縄出身で、日本を代表する版画家の名嘉睦稔さん(愛称:ボクネン)がデザインした施設 「AKARA」 。 「BOKUNEN ART MUSEUM(ボクネン美術館)」 や 常設画廊「AKARA GALLERY」 が入っており、季節ごとに展示されるさまざまな作品を見ることができます。アーティストグッズなどを販売するショップも併設されているので、ぜひ立ち寄ってみてください。
夜のライトアップ
夕方から夜にかけての景色がきれいなのも、アメリカンビレッジの人気の理由です。 西海岸の北谷サンセットビーチの夕日 は必見で、地元の人や在住の外国人も多く訪れます。赤く染まる空を眺めながら海風を浴び、ゆったりと過ごすのもいいのではないでしょうか。
夜になるとライトアップが行われ、日中とは違うキラキラしたアメリカンビレッジを楽しめます。観覧車自体もライトアップされていますが、 観覧車から眺める夜景は一気にロマンティックな空間を作り出してくれるのでおすすめ です。 年末年始のイルミネーションも有名 で、クリスマスが始まる前から年明けまで各エリアごとにデコレーションされた電飾が美しく点灯します。冬に訪れたらぜひ堪能してください。
このほかにも、 アメリカ直輸入の古着屋や飲食店がそろうユニークな「アメリカンデポ」 というエリアもあり、目的に合わせて楽しむことができます。園内マップを活用して充実した観光を楽しんでください。
アメリカンビレッジの人気グルメ&スイーツ
多国籍料理や沖縄の伝統料理が楽しめるお店、見た目もかわいいスイーツ屋さんなど数多くの店舗が立ち並ぶアメリカンビレッジ。そのなかでも絶対食べたいおすすめグルメを紹介していきます。
ステーキ
アメリカ文化の影響を受ける沖縄では、 ステーキもご当地グルメのひとつとして有名 です。なんと、食事のシメがステーキという風習もあるほど。ボリューム満点のアメリカンサイズのステーキで、がっつりとお腹を満たしましょう。 デポアイランドビルAの建物にある「ステーキハウス ビービー【Steak House BB】」 では、醤油ベースのソースにシークワーサーが入ったさっぱり味の 「シークワーサーステーキ」が人気 です。
タコライス
沖縄の名物に、メキシコ料理のタコスの中身をライスに乗せて食べる「タコライス」があります。タコスは、とうもろこしまたは小麦粉から作られた薄焼きのパンにひき肉や野菜、チーズなどを挟んだ料理ですが、 タコライスは沖縄発祥 です。アメリカンデポBに入っている 「タコスカフェ タコロコ【Tacos Cafe TACOLOCO】」 は、 カラフルな店内で美味しいタコライス を提供してくれます。このほか、デポアイランドビルC内の 「タコライスcafe きじむなぁ」 は種類豊富で、 ふわふわの卵がのったオムタコが看板メニュー です。
ソフトクリーム
ソフトクリームを片手に、アメリカンビレッジを散策するのもいいかもしれません。園内にもお店が充実していますが、なかでも忘れてはいけないのが 「ブルーシール【Blue Seal】」 。アメリカ生まれ、沖縄育ちの老舗アイスクリーム店で、 フローズンドリンクやクレープ なども楽しめます。 園内の店舗はデポアイランドビルDとデポアイランドシーサイドビル にあり、 アメリカンビレッジ入口近くの北谷店も人気 です。
フルーツ
南国フルーツもジューシーで絶品!園内のさまざまなお店でフルーツを贅沢に使ったドリンクやかき氷を販売しているので、よりリゾート感を味わうためにもぜひ探してみてください。日本で唯一とされている、 セルフスタイルのフローズンヨーグルトが有名な「パーティーランド【PARTYLAND】」 ではフレッシュフルーツのトッピングも可能です。お店は 園内のカーニバルパークミハマのなか に入っています。
タピオカ
デポアイランドシーサイドビル内の 「ジュース&ティーバー オリガミ【Juice & Tea Bar ORIGAMI】」 は、 植物由来乳酸菌入りの健康に優しいタピオカを使用 しています。ご当地ならではのフルーツタピオカドリンクもおすすめです。
パンケーキ
ハワイの有名店などが上陸したことから、日本中で親しまれているパンケーキ。アメリカンビレッジには、海の景色を見ながら食べられるとっておきのカフェがあります。オークファッションビルに入っている 「シーサイドカフェ 波音【Seaside Cafe' hanon】」 は、 テラス席はもちろん白と青が映える内装も素敵な超人気店 です。甘いものからソーセージなどをのせたしょっぱいものまで、ふわふわのおいしいパンケーキメニューがそろっています。リゾート気分を味わえるオーシャンビューのカフェで、絶品のパンケーキを楽しんでください。
ランチにおすすめのテイクアウトグルメ
すでに紹介したタコライスやタコスもテイクアウトグルメとして人気ですが、 ハンバーガーやホットドッグなどのサンド類もおすすめ です。持ち運びしやすいので、天気のいい日にはサンセットビーチなど開放感のある場所で食べるのもいいかもしれません。
ソーセージにとにかくこだわった100%ビーフのホットドッグを提供する 「ベンソンズ【Benson’s】」(アメリカンデポBの1階) や、1963年にアメリカから上陸したハンバーガーチェーンの 「A&W」(カーニバルパークミハマ内) などのお店があります。
おすすめのカフェ
パンケーキの紹介で取り上げた「シーサイドカフェ 波音」のように、アメリカンビレッジには注目のカフェが目白押し!現地でどこに入るか迷わなくてもいいように、事前に気になるお店をチェックしておきましょう。
Cafe 7973
アメリカンビレッジ内のヴィーガンカフェ「Tami’s」のオーナーが営むカフェで、カーニバルパークミハマに入っています。 自然派食材を使ったジューススタンド で、 シンプルでかわいらしいフォルムのボトルがSNSでも人気 です。添加物フリーで、旬のフルーツを凝縮した濃厚なドリンクは絶品。買い物の合間にぜひ立ち寄ってみてください。
ザ・カリフキッチン沖縄【THE CALIF KITCHEN OKINAWA】
デポアイランドシーサイドビル内にある ロケーション抜群 のカフェ。海の景色を眺めながらカリフォルニア料理を味わうことができ、 テラス席やキッズスペース もあります。モーニングプレートや種類豊富なランチメニュー、パンケーキなどのスイーツも充実していて、 沖縄産の紅芋を使ったかき氷 も楽しめます。人気店なので、時間によっては予約してから行くのが安心です。
タイムレスチョコレート【TIMELESS CHOCOLATE】
沖縄発のチョコレート専門店。ディストーションシーサイドビルに位置し、 店内の工房で焙煎から製造までを行なっています。 スタイリッシュな内装で、こだわりのカカオ豆と国産のサトウキビを使ったスイーツを味わうことができます。フラッペやホットチョコレートなどのドリンクも見逃せません。 コーヒー豆やマカロンなど、手軽なお土産品 もあるのでショッピングで立ち寄るのもおすすめです。
アメリカンビレッジ観光におすすめのホテル
園内にはホテルも点在しています。朝から夜まで楽しめるので、アメリカンビレッジメインの観光ならぜひチェックしておきましょう。
ザ・ビーチタワー 沖縄
目の前にサンセットビーチが広がる、リゾート感たっぷりのホテルです。 隣接する温泉「テルメヴィラちゅらーゆ」は宿泊者のみ半額で利用 でき、一部入場料込みの宿泊プランもあります。落ち着いたデザインの客室で、リラックスした時間を過ごすことができます。 アフリカオオコノハズクやリスザル、ヤギ などの動物が見られるのも注目ポイントのひとつ。 子供連れにもおすすめ です。
ベッセルホテルカンパーナ 沖縄
海を見渡せる展望浴場と屋上プールが自慢のホテル。 家族やグループで滞在する際にも便利な、最大5名宿泊可能なファミリールームがあります。鍵付きのダイビングロッカーや器材の洗い場が設置されているので、 ダイビングを楽しみたい人にもおすすめ です。 自転車レンタルのサービス もあるので、興味があればぜひ活用してください。
コンドミニアムホテル モンパ
全室ミニキッチン付きの、ロングステイにおすすめの宿泊施設 です。館内全域で無料Wi-Fiを利用でき、設備が充実しているのでビジネス利用や グループ旅行にも最適。 イオンの近くに位置し、オーシャンビューの部屋もあります。食事は外で済ますもよし、自炊を楽しむもよし。アメリカンビレッジ内で、気になるカフェやレストランのモーニングを試すのもいいのではないでしょうか。 沖縄に住んでいる気分を味わえて、比較的自由な滞在を満喫できます。
アメリカンビレッジを含む沖縄観光もツアー利用がおすすめ!
限られた日数で行きたい場所やしたいことを網羅するのは大変。効率よく回るスケジュールにするには、移動やチケットなどの手配をスムーズに行いたいですよね。現地オプショナルツアーを事前に予約しておけば、自分の観光スタイルに合わせて楽しめます。アメリカンビレッジに行くついでにダイビングができるツアー、沖縄美ら海水族館などの人気施設に立ち寄るプランなど、組み合わせはさまざまです。ぜひ沖縄観光に役立ててください!
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。
やってみよっか?