今見るべき、夏色のアルバータ

世界遺産カナディアン・ロッキー山脈自然公園群に数えられるバンフ国立公園。標高2,900mを超えるランドル山、カスケード山などの雄大な山々、エメラルドグリーンの美しい氷河湖が織りなす絶景の宝庫です。夏は緑豊かな景色が広がり、色とりどりの自然の中でハイキングや水遊びも楽しめます。ホテルやレストランが建ち並ぶレイク・ルイーズとバンフの2つの町を有し、年間300万人以上が訪れるカナダを代表する国立公園です。

世界第2位の規模の星空保護区として名高いジャスパー国立公園。バンフ国立公園と同じく世界遺産に登録され、カナディアン・ロッキーで最大の面積を誇ります。コロンビア大氷原や渓谷、湖など四季折々の自然風景を見ることができ、エルクやグリズリーなど生息する動物も多種多様。断崖絶壁から突き出したガラス張りの遊歩道「グレイシャー・スカイウォーク」、世界中の星空ファンを魅了する「ダークスカイ・フェスティバル」などアトラクションやイベントも目白押しです。

アルバータ州には、同じく素晴らしい景色を楽しめる国立公園が3つあります。1つ目は、州都エドモントンから1時間弱のエルク・アイランド国立公園。バイソンやエルクなど貴重な野生動物の保護区で、昼はピクニック、夜は星空やオーロラ観賞の地として親しまれています。
2つ目は、州南部に位置し、アメリカのグレイシャー国立公園と隣接する州最小のウォータートン・レイク国立公園。国際平和自然公園として世界遺産にも登録され、国境を南北にまたぐ山岳湖を見渡せる絶景スポットです。
3つ目は、世界最大の星空保護区として名高い、州北部に位置するウッド・バッファロー国立公園。世界遺産に指定されているカナダ最大の国立公園で、広大な湿原があるほか、世界最大規模の野生バイソンの生息地として知られています。